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8インチWindows タブレットはメインマシンとなりうるか?

艦これエラー
Windows XPのサポートが終了し、PCの買い替えを検討している人もたくさんいると思います。XPから、ということなら、おそらく5年以上使用したPCを買い替えるという感じでしょうね。CPUはハイエンドだとCore2 Duo、普及機ならCeleron Dあたりでしょうか。

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こういうPCの買い替えとして、Windows8 タブレットというのは選択肢になりうると思います。ただし、使い方によって、ですけど。メインPCの代替としてWindows タブレットを使う場合、こういう使い方が想定できます。

「自宅ではしっかりした外付けキーボードとマウスを備えておいてノートPCとして使い、通勤のお供にタブレットとして使う」

もし「いかなるときにもキーボード入力が前提であまり持ち歩きは想定しない」のであれば、最初からデスクトップPCやノートPCにするのが無難でしょう。4万円台から5万円台でXPマシンの後継機を入手できると思います。

Asus Vivotab Note 8 を1カ月あまり使ってみた経験をもとに、「8インチWindows タブレットはメインマシンとなりうるか?」ということを考えてみたいと思います。

1.ゲームはどのくらいできるか?

ドラゴンクエスト最新作
ブラウザゲームなら大丈夫です。ただ、シューティングとかアクション系など、PCの反応に遅延が許されないようなものはうまくできません。「艦隊これくしょん~艦これ~」の場合、トップ画像のように起動直後のFlashの読み込みの際、毎回エラーメッセージが出てしまいます。ゲーム自体は普通にできますが、Flashを読み込んでいると思われるところでは待ち時間が長めになります。我慢できる範囲ですが、短気な人はすこしイライラするかもしれません。また、上の画像「ドラゴンクエスト モンスターパレード (モンパレ)」をAsus Vivotab Note 8 で少しだけ遊んでみたところ、ほぼ100点満点といってよい挙動でした。

しかし、ファイナルファンタジーなどのようにインストールが必要なオンラインゲームはほぼ無理だと思ってください(うまく遊べるものもありますが)。CPUの力不足でまともに動かないことが多いです。ただ、コアなゲーマーがタブレットをメインマシンにするとは到底思えないので、基本的にブラウザゲームをライトに楽しむ分には問題ない、と言っておきます。

2.画像加工などグラフィック系は大丈夫?

GIMP
程度問題ですが、画像加工をする場合、Photoshopでこみいった作業は難しいです。私はフリーソフトのGimpを使っていますが、背景抜きとか軽度の加工をする分には不都合を感じない程度に快適に動かせます。フォトレタッチソフトで写真を修整するくらいなら問題はありません。画像加工を生業とするような人でなければ十分使えます。

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3.ガチ仕事はできるか?

Excel2013のテンプレ
ExcelやPowerPointといったOffice系のソフトウェアを使うのには全然問題ないと思って大丈夫です。例外として、VBAは強力なプログラミング言語なので、プログラミングの内容によっては処理が遅くなってしまう可能性がありますが、一般的なユーザーが「マクロ」を走らせる程度なら問題はありません。

4.WebブラウジングやYouTubeは?

Webブラウジングする、YouTubeで動画を見る、ネットショッピングをする、Windowsストアのアプリをたまに使う、というのがメインな使い道だという人にはもちろん強くおすすめできます。というかこういう使い方しかしない人はWindows タブレットである必要すらなく、iPadやAndroidタブレットでも問題ないと思います。そうはいってもたまにはやむなく仕事を持ち込むことがある、という場合ならWindows タブレットがいいでしょう。

5.機種選びの時に注意すべきこと

(1)内蔵ストレージ
8インチWindows8 タブレットの内蔵ストレージは大別して32GBと64GBの2種類です。価格差はおよそ5,000円程度です。予算が許すのなら64GBにすべきです。私のように32GBをやりくりして遊ぶのも悪くはないですが、「メインマシンとして使う」前提であればストレージは大きいほうが無難です。

(2)Officeのバリエーション
8インチWindows8 タブレットには原則としてすべてMicrosoft Office2013 がバンドルされています。しかし、機種によってPersonal(PowerPointがつかない)かHome&Business(PowerPointつき)となります。タブレットを仕事に使うとしたらPowerPointのあるなしは大きな違いになるかもしれませんので、注意が必要です。

(3)アクセサリにも予算を
Windows8 タブレットをメインマシンとして使う場合、外付けキーボードとマウスは必須だと思います。また、外部とのインターフェースはmicroUSB端子がひとつだけ、というのが一般的なのでUSBのハブもあったほうがいいです。これらを購入するお金というのもバカにはなりません。数千円~1万円位を考えておいたほうがいいでしょう。

(4)ディスプレイのサイズ
この記事では8インチに絞っていますが、10インチ以上のWindows8 タブレットもいろいろあります。10インチ以上のタブレットはCPUのスペックが高く、画面の解像度もいいので、XPマシンの後継機としてはさらに適格かもしれませんが、いかんせん高価(7万円以上)で、重く、ものによっては1㎏近くになってしまいます。ここまでの価格と重さを覚悟し、なおかつメインマシンとして使うのなら、個人的にはノートPC(Ultra Note)のほうがいいんじゃないか、と思います。また、8インチの場合、メインマシンとして使うにはやはりモニタがかなり小さくなるので、人によっては目が疲れるなどの問題が起こりえます。

(5)その他
ICONIA W3-810を除く8インチWindows8 タブレットのCPUとメモリの構成、モニタの解像度はほぼ同じでワンメイク・レースだと思っていいです。厳密にはDellのVenue8 ProはややCPUのスペックが落ちますが体感的な差はほとんどありません。またLenovoのThinkPad8はワンランク上のスペックですが、その分価格が高く5万円台後半となります。

タブレットのサイズやスピーカーの形状、ペン入力、アクセサリの充実度などは機種ごとに特徴があり、このサイトでも各機種のレビュー記事を書いています。ぜひ参考にしてみてください!

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