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Jumper EZPad 6 Pro - 大型サイズながら仕事に趣味に大活躍!でもアクシデントが…(実機レビュー:Mishiさん)

Jumper EZpad 6 Pro
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は中国の11.6インチサイズの大型タブレット「Jumper EZPad 6 Pro」の実機レビューです。この製品はサイズが大きめなだけでなく、Apollo Lake世代のCeleronと6GBのRAMを搭載しており、なかなかの性能を持っています。レビュアーのMishiさんはお仕事に、そしてプライベートなエンタメにと、大変楽しく使われています。ただ、残念ながらアクシデントもあったようで…。いいことばかりではなく、このような不運な事態に見舞われてしまったというのもまた読者のみなさんの参考になると思います。では、Mishiさんのレビューをどうぞ!

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1.はじめに

はじめまして。Mishiと申します。この度Jumper EZPad 6 Proをレビューさせていただく機会をいただき、ウインタブ様、geekbuying様、まことにありがとうございます。またレビューにあたりPDA工房様より高硬度ブルーライトカット保護フィルムを貼った状態で送っていただきました。PDA工房様にも感謝申し上げます。

2.自己紹介

私は普段は出張の多い仕事をしており、デスクワークをしているか新幹線に乗っているかという生活をしています。その為、新幹線での書類作成や暇つぶしとして使えるデバイスを探していたところ、丁度レビュアー募集のお話があり、応募させていただきました。

今まで書類作成等必要なときはGalaxy noteと付属のスタイラスペンでメモを取り、新幹線の中でIS01でWord文章に起こし、職場に戻りWordで清書をしていました。いろんな特徴のあるデバイスを駆使するのは楽しいのですが、いかんせん3度手間になるのは面倒で、一度で完了できるノートパソコンか大画面タブレットが欲しいと思っておりました。よって、私の主なレビュー内容は仕事&趣味にどれだけ使えるかという、どちらかというとライトユースなものになります。

3.実機の印象

Jumper EZPad 6 Pro 読者レビュー 外箱
Jumper EZPad 6 Pro 読者レビュー 内箱
初めて外箱を見た印象は「バッグか靴でも入っていそう」と言うものでした。中を取り出すとカットされた発泡材の中にピタッとセットされた本体とアダプタが入っていました。最近の中華製品はわりと梱包もしっかりしている印象を受けます。少なくとも多少落としたくらいでは壊れなさそうですね(昔買った原道W7は厚紙の型枠の中にはまってるだけでした)。ただ、内容物は本体とACアダプタのみというこれ以上ないシンプル具合です。まあ中華タブを買うような人は一通りの物を持たれてるでしょうから良いのではないでしょうか?USBケーブルなんて小物電化製品を買うたびに増えちゃいますよね(笑)

基本的なスペックはウインタブ様のレビューで記載されていますので省略させていただき、数字上のスペックではなく「実際に使ってみた主観的なスペック」で報告いたします。

まず重量ですが、11.6インチのサイズ感の割に軽く感じます。少し作業するくらいなら手持ちの状態で問題ありません。ただ、少し傾けますとズシッとした重量感がありますし、動画を見たり文章作成するとなるとなおさら厳しくなってきますね。大型タブレットでもありますので、基本的にはスタンドに立てての使用をおすすめします。

画面にはPDA工房様の高硬度ブルーライトカットフィルムを貼ってていただいているのですが、よく見ないと本当に貼ってあるのかどうかわからないほどジャストサイズです。隅々まで見たのですが、気泡どころかインカメラの余白部分のズレもない完璧な技術に脱帽しました。

Jumper EZPad 6 Pro 読者レビュー
Jumper EZPad 6 Pro 読者レビュー
ディスプレイはFHDで、発色も良いですね(Amazonプライムビデオで勇者ヨシヒコをみました。ドットの特質上、自室にある26インチFHDディスプレイよりきれいに見えた気もします)。ジャギなどが気になることもありません。またIPSということで視野角がとても広いです。ほぼ真横から見てもはっきりと画面を読み取ることが出来ます。

そして一番気になったのはアスペクト比ですね。iPadの4:3を代表するように、最近のタブレットは正方形に近いアスペクト比が多いですが、16:9である本機をタブレットとして考えるとかなり横長な印象を持ちます。この恩恵は縦置きにすることで意外なところに発揮されました。この記事を「WPS Writer」(KINGSOFTのオフィスソフト)で書いているのですが、文章を書く時に、100%で行の表示領域が横置きで約24行、縦置きで約42行と、縦置きにすることで倍近い表示をすることが出来ました。

11インチはA4用紙1枚分にかなり近い大きさですので、実際に印刷したときと同じ感覚でできると思います。また、ブラウジングも最近はスマホ用の「縦表示を縦にスクロール」に適したサイトも多いため、縦置きにして画面の余白が少なくなる恩恵をうける機会は多いと思います。

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ベゼルは約2センチとかなり太めですが、スタンドに立てていると全く太さを感じませんし、手持ちしているときには緩衝部分となり間違ってディスプレイ部分を押してしまうこともないです(個人的にはスマホの過度なベゼルレス反対です)。

タッチの反応はとても良好です。タッチパネルというより処理速度の問題かもしれませんが、安い中華タブや携帯ゲーム機に見られるような変な癖があるということもなく、反応しにくいとか、思ったところよりずれてタップされることもありません。一言で言うとなんの不満も出てきません(笑)

Youtubeで音楽を再生させ、chromeでタブを10個近く開きながらゲームを起動しオフィスソフトでこの記事を書いていますが、どれも引っかかったり止まったりしません。このあたりはRAM6GBが実感できるポイントかなと思います。あまり重たい作業はしていませんが、officeやゲームがクラッシュすることもないのでサブ機としては十分すぎる働きをしてくれていると思います。

音は両サイドから出てきます。悪いことはないですが、音量的にも音質的にも並だと思います。自分が使うときは移動中か自室だったので基本的にはイヤホンか外部スピーカーをつなげていました。「音はちゃんと出る」くらいの認識でいいと思います。

4.実生活での使用感

Jumper EZPad 6 Pro 読者レビュー
電車内で膝に載せて使用してみましたが、隣の席には干渉しないかな、というサイズ感でした。揺れる中でのタッチパネルでのタイピングは少し苦労しましたが、メモ書きやネットサーフィンはできました。動画や読書なら問題ありません(その場合はノングレアの保護フィルムをおすすめします)。問題点は、周りの人から丸見えになることと、流石に電車内で立っての使用は避けたほうが良いと思います(笑)

Jumper EZPad 6 Pro 読者レビュー
新幹線の机にジャストフィットでした。フルサイズのキーボード+マウスは厳しいですが、小さめのものなら一緒に乗ると思います(左の小さいタブレットは7インチタブレットです。凄く小さく感じる!)。

広島-東京の片道4時間 往復で8時間使用しました。ハードに使用する場合はコンセントに刺さないと厳しいと思いますが、省電力モードで原稿を書く程度でしたら4時間でも2割ほど残して持ちました。新幹線でこのサイズの画面で動画を見るのはすごい幸せです(笑)

持ち運びするときには、ACアダプタからしか充電ができないので、外出時には別個アダプタも持っていかなくてはならないのですが、このアダプタがなかなかの曲者でした。大きさ自体はそれほどでもないのですが、コンセントへの差し込み口がアダプタ内に折り曲げたりして収納できないのです!つまり2つの金属の突起物が常にむき身になっているので、そのままカバンの中にいれると色んな所に刺さってしまいますので、私はアダプタ専用の小物入れを購入しました。これは少しマイナスポイントですね。

5.まとめ

今回は、色んな場所でライトユースしてみました。移動はA4サイズのウレタン素材のケースにいれて持ち運びました。仕事中に使用することが多かったのですが、11.6インチのタブレットがA4サイズのケースに収まるということは自分の中でかなりの驚きでした。これなら殆どのカバンに入るということですので、取り回しの良さはかなりのものです。また、スペックから見てあまり心配はしていなかったのですが、文章作成中や画像編集中にフリーズすることがなかったので非常に助かりました。

持ち運びしやすく、基本的な動作は一通りなんでもできる11.6インチの本機を2万円で買えるのはただただ驚きです。皆様にも是非オススメいたします!!今後は動画作成やペンタブを使ったイラスト作成に使ってみます!

お読みいいただきありがとうございました。

6.後日談

実はレビュー後半、新幹線で使用後に在来線に乗り換え家に帰った所、液晶が割れていました。手荒に扱ったとかどこかにぶつけたということはないのですが、もう殆ど映らないくらい割れています。レビュー用に頂いた機器をこのようにしてしまったことを大変申し訳なく思います。

ただ「割ってしまいました」だけで終わるとなんの参考にもならないので、なぜ割れたかの考察・レビューを致します。

まず、液晶はきれいに割れているのですが(PDA工房様のフィルムのおかげかもしれませんが)ガラス部分にはヒビどころか傷一つありませんでした。ついでなので鍵を画面上に落としてみたり引っ掻いてみたり押し付けてみましたが、ほとんど何事も無かったかのように強固でした。その他いろいろ試したのですが、1つ言えることは前面のガラス部分はかなり強めに作ってあり、正面からの衝撃にはかなり強そうということです。

ではどこから割れたのかと申しますと、おそらく「ひねり」です。前面は強固なのですが、背面はおそらく普通のプラスチックでできており、少し力を入れると割と簡単にたわみました。そして、液晶に新たなヒビが入りました。内側(ディスプレイ側)へのひねり耐性はあるのですが、背面側へのひねりにはかなり弱いです。おそらくカバンの中に入れて、膝の上に乗せたり机の上においたりする間に中の荷物の重さや傾きで割れたのだと思います。

ウレタンケースは確かに衝撃には強いですが、ひねり耐性までは考えていませんでした。ハードカバーをつけたりハードケースに入れればよかったと後悔しています。ご購入された皆さんはぜひハードな防御材を、これから購入される方は一緒にキーボードやハードカバーの注文されることをおすすめします。

我が家ではHDMIでディスプレイにつなぎ、mini PCとして使用しています。持ち運びできなくなったのは残念ですが、この状態でもかなり使えているので、限界まで使い倒させていただきたいと思います。

7.関連リンク

Jumper EZpad 6 Pro - 11.6インチ、Apollo LakeのCPUにRAM6GBを搭載する大型タブレット、楽しく試用しました(実機レビュー)
Jumper EZpad 6 Pro:geekbuying
※レビュアーが使用している製品はgeekbuying提供品です

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