記事にアフィリエイト広告を含みます

Nokia 3310 ー 2000年発売のフィーチャーフォンが2017年モデルとして復刻!欲しい人続出とみた!

Nokia 3310
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。スペインで開催されている「MWC 2017」では多くの新製品が発表されており、ウインタブでも順次記事にしていくつもりなんですが、パソコンとかスマホの新製品を後回しにしてでも、早く記事を書きたい!と思ったのがこの製品「Nokia 3310」です。フィーチャーフォン(以下、ガラケーと言います。多くの人にとって同じ意味と理解できますから)です。ガラケーとは何か、ということをいい始めると面倒なことになりますのでごちゃごちゃ書きませんが、誰の目にもガラケーに見えます。ごく年齢の若い人だとガラケーを知らない、という人もいると思いますが、私の家族の状況に照らせば、10代の後半くらいの人でも「最初に使ったのはガラケー」という人が多いと思います。もちろん、今でもガラケーを使っている人は少なくありませんが、多くの場合それは仕事用で、私物はスマホ、という人が大部分だと思います。

スポンサーリンク

読者のほぼ全員がガラケーを使ったことがある、とすると、この記事のトップ画像を見て「懐かしいなあ、ニヤリ」となる人が多いでしょうね。私もその一人です。

1.スペック

OS: Nokia Series 30+
ストレージ: 16MB
ディスプレイ: 2.4インチQVGA(320 × 240)
ネットワーク: GSM 900/1800 MHz、Bluetooth 3.0
入出力: microUSB、オーディオジャック、microSDスロット
カメラ: 2MP
バッテリー: 待機時間最大31日、連続通話最大22.1時間
サイズ: 115.6 x 51 x 12.8 mm

この製品はAndroidとかWindowsとかではなく、要するにスマホ用のOSは搭載されていません。CPUやRAMについても情報が開示されておらず、ストレージに至っては16MB(16GBの間違いではありません)しかありません。ただし32GBまでのmicroSDカードには対応してますけどね。

ディスプレイはわずか2.4インチですが「ガラケーなんで仕方ない」ですね。またカメラは2MPと、メモ程度にしか使えないレベルでアウト側にしかついてません。

そして、一番残念なのが「2G専用」であること、つまり日本では使えないことです。中国の通販サイトを見ていても面白そうなフィーチャーフォンがたくさん販売されているのですが、「全部2G」です。一度実機レビューをしようとしてBanggoodの人に「3Gの薄型フィーチャーフォンありませんか?」と聞いてみたことがありますが、「ありません」と即答されてしまいました。

うーん、せめて3Gが使えるモデルを追加してくれたらなあ、と思います。後述しますが価格が非常に安いこともあり、日本でも一定数は売れると思うんですけどねえ。

2.筺体

Nokia 3310 正面
ご覧のようにガラケーらしいデザインながら、ディスプレイの面積というか、筺体サイズに占める比率が大きくなっています。もちろんディスプレイはカラーです。また、トップ画像に使ったとおり、非常に元気のいいカラーを揃えており、「Warm Red (レッド)、Dark Blue (ブルー)、Yellow (イエロー)、Grey (グレー)」の4色があります。

スポンサーリンク

Nokia 3310 旧モデル
実はNokia 3310という型番は2000年に発売されたフィーチャーフォン(上の画像です。この頃の製品をガラケーと言っていいのかわかりません)と同じものです。つまりこの新製品は「復刻モデル」ということもできます。ただ、確かに同じ流れのデザインで雰囲気もよく似ていますが、比べてみると時代の流れを感じさせてくれますね。

Nokia 3310 背面
背面はこんな感じ。

Nokia 3310 テキスト入力
テキストメッセージのやり取りは可能です。でもLINEとかSNSは使えません。また、日本発売の予定はなさそうなので(希望を込めて「未定」と書くべきか…)、日本語の文字入力もできないでしょう。「Google日本語入力」とかはありませんし。

Nokia 3310 ゲーム
「Snake」というゲームがプリインストールされています。なんか懐かしいドット感満載のグラフィックっすね。また、そもそもブラウザも入ってないし、アプリストアなんかも存在しないし、ストレージも16MBなので、どこかからアプリをダウンロードするとかは無理です。なので、遊べるゲームはこれだけです。

この他、暇つぶしをしたいのならFMラジオとMP3プレイヤーがついてますし、イヤフォンも同梱されるので、そちらで楽しむことになります。

3.価格など

Nokia 3310は2017年の第二四半期(4月~6月)にグローバルに発売され、価格は49ユーロ(約5,800円)となっています。ただ、上に書いたとおり2G通信専用機なので、日本で使うことはできません。

これ欲しくないですか?現状の仕様だと通信と日本語化の問題があり、「無理」ということになってしまいますが、仮に3Gに対応し、日本語入力が出来たとしたら私は絶対欲しいです。ウインタブ読者にも同じ気持ちの人はいると思います。

メイン機はスマホになるんでしょうけど、今は大手のキャリアでも通話専用プランなら月額1,000円ちょっとから契約できるので、2回線目を契約するのはそれほどハードルが高くありません。最近のスマホはDSDS(2枚のSIMを挿入し、同時待ち受けできる機能)がついてますが、私ならDSDSじゃなくてこの製品を2回線目に使いたいです。

日本でもこういう製品がたくさん出てくるといいですね!(以前に某MVNOでありましたけど…。ま、いいか。)

4.関連リンク

Nokia 3310 “The icon is back”:Nokia製品ページ(英語)

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    通話だけの端末がメインでスマホ(PDA)はサブの人なので通話に特化している端末は嬉しい
    2Gのみとは残念です

  2. 匿名 より:

    未だにがっつり通話のみ契約でガラケー使ってます。 これ欲しいなー。

  3. 匿名 より:

    カメラ無しで3Gが使えるこういうシンプルフォンって出さないんですかねー
    セキュリティの観点からカメラ付きだったり外部メディアが挿せるスマホは
    持ち込み制限かかるところが増えてますし一定の需要はある気がする・・・
    法人向けのガラケーもカメラ無しモデル減ってるし!

  4. 匿名 より:

    便宜上ガラケーと呼んでるでしょうが
    ノキアの携帯電話はガラパゴス携帯電話の対極的(?)というかなんというか主流携帯で

    サッカーをベースボールと言っちゃうみたいな・・・

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃる通りで、スマホと異なる携帯電話という意味でガラケーと呼んでいます。でも、ガラパゴス・ケータイというのは日本独自のフル機能のフィーチャーフォンというのが本来の語源なので、ご指摘はごもっともと思います。

  5. 匿名 より:

    やっぱり国内では使えないですか…微かに期待をしてましたが、残念です