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BungBungame Photon 2 - AMD搭載の10インチタブレット、ついに買えるようになったよ!

BungBungame Photon 2
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。つい昨日、コメント欄に「BungBungame Photon 2」について匿名のコメントをいただきました。詳しくは後述しますが、「Photon 2を購入した」という内容のものです。このコメントをうけ、私も直接BungBungameに問い合わせをしたところ、「購入できる」ということがわかりましたので、とり急ぎ記事にします。まずはPhoton 2ってどんな機種なのか、なぜ一部の人たちが待ち望んでいるのかを説明します。

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1.スペック

BungBungame Photon 2 スペック表

クリックで拡大します

補足します。Photon 2の最大の特徴はCPUがIntel製ではなくAMD製で「APU」というCPUとGPUを統合させた「A6 Micro-6500T-APU(Radeon R4 Graphics)」を搭載しています。Radeonという名称はGPUでは有名なので、聞いたことがある人も多いと思います。それだけでなく、OSは64ビットですし、RAMも4GB搭載ということで、スペックにこだわる人には大注目のWindowsタブレット、ということなんですね。個人的にIntel Atom(より正確には内蔵されているIntel HD Graphics)はグラフィックが弱いと感じていて、AMDでRadeonで、ということになると、その性能に期待をかけずにはおれません。

それ以外にもWindowsタブレットとして異色なのが「SDカードスロットとmicroSDカードスロットを装備している」「ネットワークが801.11acに対応している」というあたりです。

なお、現在のところ詳しい情報はないのですが、公式サイトには「AMD A6-6500T」よりも上位の「A10-6700T」搭載のモデルについて言及がありますので、近日中にモデル追加されるのかもしれません。

2.匿名さんのコメント

ではここで、匿名さんのコメントを転載します。

photon2、bungbungameのサポートに直談判して購入しました。
(A6-6500T/4G/64G タッチペンのみ付属/Officeなし、¥39900+振込手数料)
SDカードスロットとかコネクタ類が露出してたり、微妙なところで安っぽさが漂うのと、ブラウザゲームやベンチマーク、動画再生など、重い仕事をさせるとそれなりに熱くなる点、そして、Win10だと突然フリーズして画面が暗転し、電源ボタンで復帰させるしかなくなる等、ところどころ安っぽさやアラが気になります。
ペンも太く持ち手部分に電池があるせいで微妙に持ちにくいですが感度は普通…かな?
ベンチはCrystalMarkのほとんどの項目でAtomにクビ差で負けるものの、OpenGLではダブルスコアで圧勝。
DQ10は1920*1280 (最高品質 ウインドウ)で964(動作不可)
1280*720(〃)だと1698(重い)
640*480で2486(やや重い)・・・こんな感じでした。
いいモノだと褒めるのはキツいですが、悪くないタブだとは思います。

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製品評価に関しては、購入した方の個人的な感想なので、参考にさせていただきつつも、ここで特に言及すべきではないと思います。ドラクエベンチに関してはウインタブでも実機レビューの際に使っているので、いただいたデータは非常に役に立ちます。ウインタブがいつもテストしている環境は「1,280 × 720、標準品質、ウインドウ」なのですが、

HP Stream 14-z000(AMD A4 Micro-6400T APU): 2,106
HP Pavilion x2 10-j000(Z3745D): 1,199
Aspire Switch(Z3735F): 1,101
10P1100T-AT-FSM(Z3775D): 1,097
ThinkPad 8(Z3795): 1,086
マウスコンピューター WN801V2-Pro-BK : 1,030
Stream 11(Celeron N2840):1,018
VivoTab Note 8(Z3740): 993

こんなスコアです。このうち、一番上のHP Stream 14はAMDのAPUを搭載しており、スコアが頭一つ抜けているのがわかります。Atomタブレットの場合、ほとんどは1,000付近のスコアです。いただいたコメントでは「1,280 × 720、最高品質、ウインドウ」で1,698ということですから、標準品質に落とせばさらにスコアが上がると考えられるので、ドラクエベンチに関してはAtomタブレットの2倍近いスコアが期待できそうですね。

2015年9月14日追記:
匿名さんからドラクエベンチの追加データをいただきました。「1,280 × 720、標準品質、ウインドウ(ウインタブと同じ条件)」で「2,024」とのことです。Atomタブレットの2倍のスコアですね。

3.購入方法

Photon 2とキーボード

オプションのキーボードつきレザーケースを装着

匿名さんのコメントに「bungbungameのサポートに直談判して購入」とありましたので、BungBungmameのサポートに問い合わせてみたところ、丁寧なお返事をいただきました。要点を書きます。

「現在、日本のサイトでオンラインショップを構築中。早く購入を希望している人にはメールにて対応している。納期は1週間程度で価格は39,900円、タブレット本体とスタイラスペンがセットされる。キーボードつきレザーケースはまだ販売を開始していないが、開始され次第案内する」

ということで個別メール対応で製品を購入できます。問い合わせ先のメールアドレス「support_jp[at]bungbungame.com」(スパムメール防止のため、直リンクは控えます。アドレスの[at]を@に変えてメールしてください)となります。

Photon 2は発表直後から一部のファンに注目されていましたが、度重なる販売延期で「もう日本で発売されないんじゃね?」と思われていたところ、一発逆転!みたいな感じです。「ひとあじ違ったタブレット」を探している人、ゲームをメインにタブレットを使ってみたい人などにはぜひ挑戦してもらいたい製品ですね。

コメントをいただいた匿名さん、貴重な情報をありがとうございました!

4.関連リンク

Photon 2:BungBungame 公式サイト
BungBungame Photon 2 - CPUにAMDを使った10インチWindowsタブレット:ウインタブ過去記事

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コメント

  1. 匿名 より:

    タレこんだ本人ですw
    DQ10ベンチ、ウィンタブさんのレギュレーションで取り直した結果を置いときます

    1280*720・標準品質・ウインドウ 2024(やや重い)

    ウケ狙いでFluidMotionを試しましたが、こちらはフルHDだと24-25fps
    HDでも30fps程度、ですが映像遅れと音声の途切れがひどくとてもじゃないが実用に堪えませんでした(笑

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ドラクエベンチの補足データに関しては記事に補足しておきます。読者の方の役に立つと思います。また、FluidMotion似関しては恥ずかしながら存在を知らず、Googleで調べた次第です。実際に自分で体験していないので、気の利いたことがかけず、すみません。Photon 2に関しては、おかげさまで非常に早いタイミングで記事にすることができたと喜んでおります。今後ともよろしくお願いいたします。

  2. 匿名 より:

    ペン入力はワコムですか?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。おそらくワコムではないと思います。