予算3万円ならどう使う?モバイルWindowsマシンを探す(2016年夏版)

公開日: : オピニオン

予算3万円でモバイルWindowsマシン

たまには自分にプレゼント

こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日「予算1万円で買えるモバイルWindowsマシンを探す(2016年夏版)」という記事を書いたのですが、今回はその続編「予算3万円」ということで考えてみたいと思います。このくらいの予算までならわりとウインタブの得意領域だったりしますねw いろいろ考えてみたんですが、結局「比較的低価格なWindows タブレットもしくは2 in 1」か「クラウドブックなどのクラムシェルノート」ということになりました。スマホだとマウスのMADOSMAがこの価格帯に入ってくるんですが、他には適当なのが見つからないんですよね。現状Windows スマホは「1万円か5万円」みたいな感じになってます。

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では順に紹介していきます。

1.Windows タブレット

3万円までのタブレット、ということになると、エコヒイキするつもりはないんですけど「マウスかドスパラ」になってしまいがちです。というのも、CPUにCherryTrail世代のAtomが搭載されている製品を優先したからです。

CherryTrail狙いならマウスかドスパラ

個人的にはBayTrail世代のAtomとCherryTrail世代のAtomの間に大きな体感差はない、と思っているのですが、これから新しい製品を買おうとするなら、そりゃCherryTrailのほうがうれしいですよね?製品選びって実利的すぎても面白くないですもん。

3万円という予算でCherryTrailのWindows タブレットを考える場合、候補となるメーカーは、もう書いちゃってますけど2社しかありません。
マウスコンピューター WN802
ひとつはマウスコンピューター。

8インチ: WN802(22,000円)
8.9インチ: WN892(22,780円)
10.1インチ: MT-WN1002(31,800円)
※価格は税込み。2016年5月22日現在の最安値(ウインタブ調べ)

ドスパラの8インチタブ
そしてドスパラです。

8インチ: Diginnos DG-D08IW2(19,224円、21,924円)
8.9インチ: Diginnos DG-D09IW2(25,704円、28,944円)
10.1インチ: Diginnos DG-D10IW3(31,104円、35,424円)
※価格は税込みで左側がキーボードなし、右側がキーボード込みのもの。2016年5月22日現在のドスパラ直販価格。

両者とも8インチ、8.9インチ、10.1インチの3サイズをラインナップしており、10.1インチのみ3万円を少しオーバーしてしまいますが、まあ許容範囲かな、と。

CPU、RAM、ストレージといった基本構成は各社、各サイズとも共通で、CPUがAtom Z8300、RAMが2GB、ストレージが32GBとなっています。それ以外で差別化できることとして、

・マウスはCPUをCherryTrail化した際に筐体を一新したが、ドスパラは既存モデルと共通の筐体を使用しており、8インチと8.9インチではマウスのほうが顕著に小型・軽量。
・ディスプレイ解像度は8インチモデルではともに1,280 × 800だが、8.9インチと10インチではマウスが1,280 × 800であるのに対し、ドスパラは1,920 × 1,200と高精細。
・Wi-Fi(無線LAN)はマウスは2.4 GHz帯のみ対応、ドスパラは5GHzのac/aにも対応
・マウスは8インチではキーボードが付属せず、専用キーボードの設定もなし。ドスパラは別売りながら専用キーボードの設定あり。
・マウスは8.9インチと10インチで物理接続の専用キーボードが付属。ドスパラは8.9インチではBluetooth接続のキーボード、10.1インチでは物理接続のキーボードを別売りで設定。

だいたいこんな感じです。価格だけ見ると、8インチだとドスパラのほうが割安で8.9インチと10.1インチだとマウスのほうが割安ということになりますが、筐体サイズやディスプレイ解像度、Wi-Fiの対応周波数など、それぞれ個性がありますし、メーカーの好みとかデザインの好みもあるでしょう。CherryTrailで、ということなら候補はある程度絞り込めていますから、あとはゆっくり考えて決めましょう。

ヒンジつき2 in 1も少しは選べる

次に、CPUはBayTrail世代ながら、ヒンジのついたキーボードが付属する製品も若干ですが選べます。このタイプはキーボードを接続するとほぼ完全なノートPCとして使うことができますので、かなり使い勝手がよくなります。ここで紹介できる2機種はどちらもASUS TransBookなのですが、仕様はかなり異なります。

ASUS TransBook T100TAF
ひとつは10.1インチサイズのTransBook T100TAFです。この製品は大人気となったTransBook T100シリーズのトラディショナルなデザインを踏襲しています。もちろんキーボード接続時にはほぼ完全なノートPCとして使うことができます。CPUはBayTrailのAtom Z3735F、RAMは2GBですが、ストレージはタブレット本体にeMMC 32GBとキーボード側に500GBのHDDを搭載しているのが特徴です。これ、NTT-Xストアでは29,800円です。
NTT-Xストア製品ページ:ASUS Transbook R104TAF-W10

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ASUS TransBook T100 ChiがWindows 10に
もうひとつはTransBook T90 Chiです。こちらはディスプレイサイズが8.9インチと小ぶりで、キーボードはT100TAFが物理接続であるのに対しBluetooth接続となります。CPUはBayTrail世代のAtomとなりますが、型番がZ3775と上位クラスのものを使っていますので、体感差はともかくとしてスペックとしてはCherryTrailのZ8300に引けをとらない、ということは可能かも。

この製品は筐体の薄さと軽さがかなり素晴らしく、厚さわずか7.5 mm、重量は400 gです(ともにタブレット本体のみ)。現在の実売価格は30,900円が最低ですが、そろそろ取扱店が少なくなっているので、品切れには注意しましょう。ちなみにNTT-Xストアでは在庫切れでした。

2.Windows クラムシェルノート

予算3万円だと、クラムシェルのノートPC(要するに普通の形状のノートパソコンです)も選ぶことができます。ただし、「クラウドブック」というジャンルの製品が機種選びの中心になります。また、この記事ではクラウドブック以外の製品も一部紹介します。

クラウドブック

HP Stream 11-r000
上の画像はHP Stream 11です。クラウドブックの典型と言っていいモデルで、11.6インチサイズのディスプレイにCPUにIntel Celeron N2840、RAM2GB、ストレージ32GBと、低価格帯のタブレットとほぼ同等のスペックになります。クラウドブックはStream 11に代表されるように、一般にカラフルなプラスティック製筐体を採用しており、好みはわかれるとは思いますが、「元気のいい」筐体デザインになっています。クラウドブック(メーカーにより表現は異なります)はHPだけでなく、各社から販売されており、代表的なものは

acer Aspire One(取扱店少ないです)
ASUS VivoBook E200HA
DELL Inspiron 11 3000

などがあります。どの製品もCPUはCeleron N2840やN3050、RAMは2GB、ストレージは32GB、ディスプレイサイズは11.6インチで解像度は1,366 × 768と、ほぼ横並びなので、メーカーの好みとかデザインの好みで選べばいいと思います。あとは価格が微妙に異なることにも注意しましょう。まあ、3万円を大きくオーバーしませんけどね。

もう少し本格的に

基本スペックがクラウドブックよりもやや高い製品も少ないですが存在します。使い方にもよりますが、クラウドブックよりも本格的なパソコンを、という人にはいい選択になるかもしれません。

ドスパラ Altair VH-AD
ドスパラの「Altair VH-AD」という製品です。先に価格をお知らせすると、税込み29,999円と、「売る気」が伝わってくる価格設定です。簡単にスペックを紹介しましょう。

CPU: Intel Celeron N3150
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 14インチ(1,366 × 768)
サイズ: 340.6 × 237 × 25.9 mm / 1.6 kg

この製品をクラウドブックと分けて紹介している理由は、CPUがCeleron N3150と、ワンランク上のものを使っていることと、ディスプレイサイズが14インチと大きいことです。また、後付けでHDDやSSDの増設も可能になっています。逆に弱点は重量が1.6 kgと重いことで、この記事の趣旨は「モバイルWindowsマシン」なので、人によってはダメ出しする重さといえるかもしれません。

この製品はウインタブで実機レビューをしたことがありますが、ディスプレイの品質がやや低い(TN液晶だと思います)と感じたものの、処理性能は意外に高く、ビジネス利用にも十分対応できると感じました。

LuvBook C 筺体デザイン
次にマウスの「LuvBook C」です。こちらは税込みで35,424円からとなるため、この記事の趣旨としては予算オーバーになってしまうかもしれません。

CPU: Intel Celeron N3160
RAM: 4GB
ストレージ: 32GB SSD
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
サイズ: 292.4 × 210.5 × 22.7 mm / 1.3 kg

このスペックは最下位構成のものですが、CPU、RAMともかなり充実しています。個人的には破格のお買い得製品だと思います。ケチをつけるとしたらストレージが32GBしかないことですが、このストレージはタブレットなどで使われているeMMCではなくSSDなのでさらに高速です。また、マウスはBTOメーカーなので、(お金が余計にかかるので完全に予算オーバーになりますが)RAMやストレージの構成を変更できます。

いかがでしょうか?ひとことで「予算3万円」といっても、「必ず3万円以内に」という自制心のある人もいれば、「だいたい3万円くらい、3万5千円くらいならいいかな」などと予算を目安程度に考えている人もいると思います。今回は後者の考え方で製品を紹介してきましたが、この場合、少しずつ予算の縛りを緩めていくと結局5万円くらいのものを買ってしまうケースが多い(特に私)ので、ある程度厳し目に「予算執行」したほうがいいかな、と思いますよw

3.関連リンク

予算1万円で買えるモバイルWindowsマシンを探す(2016年夏版)

Comment

  1. くまねこ より:

    ここでのメインとしてはタブレットだと思いますがそれ以外にも3万となると変わったWindowsマシンも選択肢として入ってきそうです.
    少し紹介させていただくと・・・
    https://www.indiegogo.com/projects/gpd-win-intel-z8550-win-10-os-game-console#/
    GPD Winと言うワイド5.5インチスクリーンのゲーム用Windows10マシンで非常に小型です.小型ながらゲーム用なのでスペックは高め.
    もう一台は
    http://notebookitalia.it/pipo-kb2-mini-pc-tastiera-cherry-trail-batteria-widi-video-23418
    PIPO KB2と言う製品で折りたたみフルキーボードにCherryTrailを仕込んでしまったマシン.
    スクリーンがないのでスティックPCの進化版と言う感じですかね.
    スティックPCは小型ですが結局マウスとキーボードは必要なので実際はあまり小型でもない部分があります.このマシンはそれらが一体化されているので実質的には持ち運ぶなら最小となると思います.

    両者ともまだ発売前ですが価格レンジは3万くらいです.PIPOはもっと安いかもしれないですね.
    中国以外でも面白いマシンは結構あります.むしろ面白みという部分では中華マシンはあまり魅力はないかもですね.ハイスペック低価格で実用重視ですが信頼性が低いので実用性は今ひとつ.

    • wintab より:

      くまねこさん、こんにちは、コメントありがとうございます。返信が遅れすみません。indiegogoのほうはともかく、PiPOのほうは価格などが明らかになるのが楽しみですね。キーボードPCってウインタブ読者の間で人気ありそうですから。

  2. 匿名 より:

    少し予算オーバーかもだけどX205TA/E200HAもなかなか
    馬力を代償にして薄さ軽さとバッテリー10時間持ちを得ているヒット作よ

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。返信が遅れてすみません。ViVoBookのほうに寄せちゃったんです。すみません。

  3. H.B より:

    変わったマシンといえば、我らがPhoton2をラインナップに加えてやってください…。
    使用感的には、MT-WN1002とあまり変わらないのかな(外見的に)と思います。

    • wintab より:

      H.Bさん、こんにちは、コメントありがとうございます。たしかに!うっかりしてました。でもあれ、PCとかに詳しくない人向けなのかな?と素朴な疑問。

  4. mikahutunokami より:

    あと国内サポートが得られるCherryTrail搭載のwintabで言えばビックカメラの専売モデルなんかもありますよね

    • wintab より:

      mikahutunokamiさん、こんにちは、コメントありがとうございます。完売なのか何なのか、もう買えないっぽいです。

  5. 匿名 より:

    さっき妥協してyogaタブレット2をポチりました。あのバッテリー容量は魅力的。
    何となく最新のcpuと追いかけてましたが、cherrytrailに拘らなければ、まだまだいい製品がありそうですね。発熱やバッテリーを考えるとbaytrailの方がいいって人もいるかも?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。わかっててBayTrail買う、というのが実は勝ち組みなのかな、と思います。あとは記事に書いたように、人情的な部分ですね。

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