ハイスペックな8インチWindowsタブレットって、もう出ないの?

Lenovo ThinkPad 8
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。もう1ヶ月位前から「2 in 1買います」と書き続けていますが、まだ買ってません。私はコストパフォーマンスを重視して機種選びをしているのですが、スペックだけで決めるとしたらThinkPad 10がいいです。筐体がしっかりしていて絶対的に価格の安いAspire Switch 10も魅力的です。

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いきなり話を「御城プロジェクト」、城プロに振ります。艦これと同様に中毒性の高いゲーム性、というか城娘コレクト&育成ゲームなので、レベル上げとかで手間ひまがかかります。そこで、手持ちの8インチタブレットVivoTab Note 8も活躍してくれています。しかし、以前から書いているように、城プロの場合、本来の機能である「合戦(敵と戦闘するタワーディフェンスゲーム)」の時にPCのパワー(CPUとかRAM)を必要とするようで、VivoTaboだと動作が遅くなってしまいます。「合戦」以外の「探索」とか「築城」「修繕」といったところは問題なく遊べるのですが、やはりこのゲームの大事な部分である城娘のレベル上げは「合戦」によらざるをえないので、できれば快適に「合戦」できるくらいのスペックも欲しいところです。

そんなことを考えていて、「ちょっと待てよ」という気持ちになりました。まずは2014年夏以降に登場した8インチWindowsタブレットを簡単に振り返ってみましょう。2013―2014年モデルと適宜対比しながら書きます。

1.性能はむしろダウン?

TOSHIBA dynabook Tab S68 & S38

CPU:Intel Atom Z3735F
RAM:2GB
ストレージ:32GB(S38),64GB(S68)
同じ東芝の2013モデルVT484はCPUがAtom Z3740となっており、CPU性能だけでみればスペックダウン。ただし、薄型化、軽量化がなされおり、携帯性は大幅に向上。またS68は高性能デジタイザ搭載。

TOSHIBA dynabook Tab S68 / S80 / S90 - 高精度デジタイザつきWindowsタブレット
薄く、軽くなった日の丸Windowsタブレット dynabook Tab S50 & S38 - でも7インチはまだよ

Lenovo ThinkPad 8

正確にはモデルチェンジではなく、CPUやOSのグレードアップ。CPUはAtom最上級のZ3795を搭載、RAM4GB、OSも64ビット化されており、初代モデルの登場以来、8インチWindowsタブレットの中では最高の性能を誇る。

Lenovo ThinkPad 8 が64ビットOSになってCPUもグレードアップ - 完全なる最強8インチタブレットに進化

ASUS VivoTab 8

2014年春モデルのVivoTab Note 8と比較すると、CPUはAtom Z3740からZ3745となりレベルアップ、RAMは変わらず2GB、ストレージは64GB版がなくなり32GBのみとなった。薄型化、軽量化が進んだものの、最大のセールスポイントであったデジタイザはなくなってしまった。

ASUS VivoTab 8 - 軽く、薄く、安く!進化したVivoTab!でもデジタイザなしが残念

Lenovo YOGA Tablet 2 with Windows

もともとAndroidタブレットだったが、Windows版が追加された。CPUはAtom Z3745を搭載し、2013―2014年モデルとの比較ではスペックアップ。RAMは2GB、ストレージは32GBだが、独特なデザインが魅力。

Lenovo YOGA Tablet 2 with Windows - 個性派タブレットがモデルチェンジしてWindows版も追加!

富士通 ARROWS Tab QH33/S

CPUはAtom Z3735F、RAMは2GB、ストレージは64GBで、CPUが2013―2014年モデルに対しスペックダウンしている。高価な辞書系のバンドルソフトのためか、やや割高。

富士通 ARROWS Tab QH33/S 8インチの日の丸Windowsタブレット、個人ユーザー向けに販売開始!

DELL Venue 8 Pro & Vanue 8 Pro 3000

Venue 8 Proはニューモデルではなく、CPUとOSが2013モデルから変更、Atom Z3740DからZ3745Dにレベルアップ。Pro 3000はローエンドを担う新機種でCPUがIntel Atom Z3735G、RAM1GB、ストレージ32GBと割り切った構成で、その分低価格。

Dell Venue 8 Pro 3000 - Dellのお買い得Windowsタブレット、Amazonで予約スタート!
DELL Venue 8 Pro - 知らない間にCPUがパワーアップしていました、価格もダウン

ONKYO TW08A-55Z8

オクタゴン・デザインの新機種。CPUはIntel Atom Z3735F、RAM2GB、ストレージ32GBで他メーカーの2014年モデルと大差ない構成。Microsoft Officeをバンドルせず、低価格に抑えている。

ONKYO TW08A-55Z8 - オクタゴン・デザインの8インチWindowsタブレット

ドスパラ Diginnos DG-D08IW

税込みで2万円を切る話題の8インチタブレット。CPUはIntel Atom Z3735F、RAMは2GBと上位機種並みだが、ストレージが16GBと小さい。価格からみてスペックに文句をいうような機種ではない。

ドスパラ Diginnos DG-D08IW - ついに出た!19,980円のフルWindowsタブレット

マウスコンピューター WN801-BK

こちらも低価格版。CPUにIntel Atom Z3735E、ストレージは32GBとなっているが、RAMは1GB。税込みで25,704円でOffice Home&Businessを搭載。

マウスコンピューター WN801-BK - これが日本版99ドルタブレットの標準スペックとなるか?

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こんな感じですね、夏以降の8インチタブレット。2013―2014モデルの8インチタブレットの標準的なスペックは、

OS: Windows8.1 32ビット
CPU: Intel Atom Z3740
RAM: 2GB
ストレージ: 32GBもしくは64GB

です。CPUについてみてみると、夏以降のモデルはAtom Z3745を搭載しているのが最高で、多いのはZ3735Fですね。Passmarkのベンチテストでは

Z3745: 1,127 サンプル数14
Z3740: 1,070 サンプル数169
Z3735F: 908 サンプル数7

となっており、Z3745を搭載したモデル(ASUS VivoTab 8とLenovo Yoga Tablet)は若干の性能アップが見込めますが、他は2013―2014年モデルよりも性能ダウン、ということになります。また、ストレージ容量についても2013-2014年モデルはどちらかというと64GBが標準で、32GBが廉価版、という感じでしたが、夏以降のモデルではむしろ32GBが標準で64GBを搭載したモデルを探すのが大変なくらいです。

Windowsタブレットは8インチと10インチに大別され、今年登場したモデルは10インチの方にハイスペックなモデルが集中していて、8インチの方はどちらかと言うと薄型軽量で手軽にモダンUIを使えるような設計がなされていると言えます。これがほとんどのメーカーがやっている棲み分け方法ですね。

2.そこでThinkPad 8

「いまさら」です。8インチ唯一のハイスペックモデル、といっていいと思いますが、ThinkPad 8のスペックを再度確認してみます。最上位モデルで。

OS: Windows8.1 with Bing 64ビット
CPU: Intel Atom Z3795
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB
価格: 64,240円(税込)

価格は少し高いですが、10インチ2 in 1のハイスペックモデルに遜色ありません。Atom Z3795についてPassmarkのスコアは

Atom Z2795: 1,658 サンプル数14
Core i3-4020Y: 2,254 サンプル数19

となっています。比較しているCore i3-4020YはSurface Pro 3のローエンド機に搭載されているものです。さすがにCore i3のほうが高性能ですが、搭載するためにCPUファンが必要になるなど、モバイル機種用として総合的に考えればZ3795の性能は高く評価してもいいと思います。

で、OSが64ビットでしょ、RAMは4GBでしょ、ディスプレイの解像度も1,920×1200でしょ、このスペックなら多分「城プロ」もフルに動かせるんじゃないでしょうか?外付けのモニターとかキーボードをセットしたらそこら辺のノートPCよりも確実に上ですね。価格についてもLenovoでは週末にEクーポンを配布(直販サイトにいけば誰でも分かるように表示されています。また毎週必ず、というわけではありません。)していて、12%引き位になることが多いので、購入のタイミングを見計らえば5万円台半ばくらいで買えます。

ThinkPad 8は外見こそ変わりませんが、夏にCPUの換装をして64ビットOSとRAM4GBのモデルが追加されました。しかし、最初にThinkPad 8が登場して以来、この機種に拮抗できるようなライバル機種は不在という状態が続いているどころか、むしろ相対的にスペックダウンしているので差は広がる一方と言えます。

3.気持ち傾く今日このごろ

2 in 1が欲しいとほざいていた私ですが、ここにきて「ThinkPad 8にしちゃおうかな」という考えに傾いています。日本市場の趨勢から言ってこの先ハイスペックな8インチモデルは登場しないんじゃないかと思いますし、登場しないだけならまだしもThinkPad 8が販売を終了しちゃったら、8インチタブレットにPC並みのスペックを期待することは不可能になります。ひょっとしてThinkPad 8は「レア物」扱いされるようになったりしてね。

Dell Venue 8 Pro 3000

※画像出所:Amazon

今年の8インチタブレット、ローエンドモデルが登場し、2万円以下で買えるようになりました。

YOGA TABLET 2 チルト
そしてYoga Tabletのように個性的なデザインと大容量バッテリーを搭載した変わり種モデルも登場しました。

dynabook Tab S68

dynabook Tab S68

東芝からは高性能なデジタイザを搭載したdynabook Tab S68もリリースされ、選択肢は広がったと思います。

ただ、現在8インチタブレットを使っている人達の買い替え需要を満たせるモデル、という観点では不満があります。そんなにシビアな人じゃなくても「買い替えた機種のほうが遅い」とかはイヤですもんね。

Intelの新しいAtomが出たら状況は変わるのでしょうか?この先どうなる?8インチWindowsタブレット!

4.関連リンク

Windows8 タブレット スペック比較 (2014年10月:8インチ版)
Lenovo ThinkPad 8:Lenovo直販サイト

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