記事にアフィリエイト広告を含みます

中華スマートフォンにおけるショップ独自のカスタムROMについて知っておきたいこと(かのあゆ)

Shoprom_top
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。かのあゆさんの記事に割り込むのは久しぶりです…。2017年からウインタブでも中華スマホの紹介やレビューをしていくつもりで、現在はLenovo Zuk Z2をかのあゆさんにテストしてもらっています。また、当時はウインタブで中華スマホを取り上げない方針だったので記事にしていませんが、個人的にXiaomi Redmi 3を購入したことがあります。XiaomiとZuk、いずれも日本では正式販売されておらず、ともに独自UI(MIUIとZuk UI)を採用しています。

スポンサーリンク

特に独自UIを採用している製品の場合、ちょっと気になるところがあります。「購入時点でカスタムROMが導入されていることがある」ということです。これから中華スマホを取り扱っていく上で、読者の皆さんに知っておいてもらうほうがいい、と考えましたので、かのあゆさんにお願いして記事を書いてもらいました。

ウインタブでは今後かのあゆさんのほか、私と「スマホには詳しくないと言ってる」natsukiさんにもご協力をお願いして、より快適にスマホを使えるようなコンテンツも提供していきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。以上、前フリを終わります。

日本語が設定言語として用意されていない?

こんにちは。かのあゆです。GearBestやBanggoodなど、中国の大手通販サイトでは、日本人顧客が増えてきたことに伴い、また本来中国向けの製品をグローバルに販売するという「多言語化ニーズ」もあって、XiaomiやLenovo ZUKブランドなど一部の製品にメーカーオリジナルのROMではなく、ショップが独自に改変した「ショップカスタムROM」を搭載した状態で販売されるケースが増えてきました。

輸入スマホの日本語化1
XiaomiやZUKブランドのスマホでは、Android OSに独自のカスタマイズ(MIUI、ZUK UIなど)を施していますが、これらのスマホは日本で正式に販売されていないため、システムに日本語ロケールが存在せず、またMoreLocale2などのツールを利用しても完全には日本語化できないことが多いです。

しかし、ショップカスタムROMではオープンソースで公開されているAndroid OSのリソースを独自に追加しており、メーカー独自部分に関しては翻訳できていない場合が多いものの、基本的なAndroid OSの部分に関しては日本語化されるため、「日本語ロケールがないと使いたくない!」という方にとってはとっつきやすいカスタマイズと言えるのではないでしょうか。

スポンサーリンク

輸入スマホの日本語化2
また、現在テスト中のZUKブランド機に搭載されているZUK UIでは、一部設定項目に機械翻訳を使用しているため、若干不自然な表現はあるものの、一応日本語化されているため、オリジナルのROMより初心者の方にとってはとっつきやすいのではないかと思われます。

またGoogle関連のサービスが標準搭載されていないものには基本的なGoogle関連のアプリを導入し、日本ではまず使うこともないであろう中国国内向けのプリインストールアプリを削除するなど、基本的に日本人ユーザーが使いやすいようにカスタマイズされています。特に不都合なことがなければこのまま利用しても問題はないでしょう。

公式アップデートが適用できないなどのデメリットも

本来言語として存在しない日本語ロケールが追加され、基本的にはメリットが多いショップカスタムROMですが、デメリットもあります。

あくまで公式ROMをベースにショップが独自にカスタムした「非公式の」ROMという扱いになってしまうため、メーカー公式のアップデートが一切受けられなくなってしまうのが最大のデメリットとなります。Android 6.0.1→7.0のようなメジャーアップデートはもちろんのこと、定期的に更新されるセキュリティパッチも適用できないため、ショップカスタムROMを利用し続ける場合はOSがバージョンアップできないこと、セキュリティパッチも基本的には受け取ることができないことに留意して利用する必要があります。

どうしても公式のアップデートを受け取りたい場合はメーカーが配布しているツールなどを利用して一度公式のROMに戻す必要があります。公式のROMに戻してしまえば通常通りメーカーが提供するシステムアップデートを適用することが可能になります。

日本語化を選ぶか、公式アップデートを選ぶか

基本的に日本語ロケールが搭載されていないスマホをカスタムした状態で搭載しているため、特にOSアップデートにはこだわらない、最初から日本語化されているほうがいい、というのであれば余計なアプリケーションも削除されていますし、ショップカスタムROMのままでも特に問題なく利用できると思います。

逆に日本語化されていなくてもいいので、公式アップデートを受け取りたい、セキュリティ的に万全な状態で使いたいという方はROM書き換えのスキルは必要となりますが、元のメーカー純正ROMに書き換えて利用することもできます。

正直どちらもメリット・デメリットがあるため、どちらがいいとははっきりとは言えないのですが、その機種本来のUIを楽しみたいのであれば元のROMに書き戻して使ったほうが今後のアップデートも含め安全でしょう。また、初心者の方など、一部不完全でもよいので日本語化されていたほうがいい、ということならショップカスタムROMのまま使い続けるのも手だと思います。

Xiaomiの場合、ショップカスタムROMがインストールされた状態だとCyanogenmod(Linage OS)などのメーカー非公式のカスタムROMに書き換える際に必要な「ブートローダーアンロック」作業が正常に行えないため、ROM焼きなどで遊びたい場合は公式ROMに一度書き換えたほうがいいでしょう。逆に初心者の方は元のROMにGoogle Play Storeをインストールする手間やMorelocale2を利用しても完全日本語化できないものも多いことを踏まえると、ショップカスタムROMのままあえて使い続けたほうが快適かもしれません。

関連リンク

XPERIA X Compactと過ごすかのあゆブログ

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    初恋サンカイメわろた

  2. かのあゆ より:

    >>匿名さん
    リンたん可愛いですよね!

  3. 匿名 より:

    自分を妹と呼ぶ妹だったらもっと評価してた

  4. うこん より:

    気がついてませんでした。たしかに初恋サンカイメのりんさんですね。
    自分はゆりの先輩派です。

    Xiaomiのスマートフォンはスペックもよいし値段も安くていいですね。日本国内で
    情報が入手しやすいですし。mi5sPlusを持っていますが使いやすいです。

    • wintab より:

      うこんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。すいませんが、人のサイトで遊ばないでもらえませんかw それはさておき、うこんさんもXiaomiユーザーなんすね?ROMって入れ替えました?

  5. 匿名 より:

    ひめちゃん一択

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。かのあゆワールドは勘弁してもらいてえっす…

  6. 匿名 より:

    や宗N1

    ってなんで推しキャラを晒す会みたくなってるんですかねえ

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ウインタブの新たな方向性を見いだせた気がしますw