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女性はWindowsタブレットに関心がない? - アクセス解析より

Windowsタブレットは女性に好かれない?
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はウインタブのアクセス解析情報を使って、「どんな人がWindowsタブレットに関心があるのか?」ということを書いてみたいと思います。ウインタブは「Windows タブレット」というジャンルに最も多くの記事を書いていて、読者の方々はWindowsタブレットユーザーであるか、あるいはWindowsタブレットの購入を検討している、という傾向が強いと思われます。また、アクセス数も1日100とか200という単位ではないので、「日本全体の動向を」みたいな大それた話ではないにせよ、統計サンプルとして全くあてにならん、というほどひどくもないと思っています。

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この記事で紹介するデータは下記の要領で取得しました。

アクセス解析ツール: Google Analytics
期間: 2015年8月1日~8月31日
※Google Analyticsでは個人を特定できる情報は取得できませんのでご安心下さい。

なお、ここでは「実数」は開示いたしません。開示しちゃうと色んな意味でトラブルになりそうな気がするので…。

1.性別

アクセス解析結果 性別
実はこれを見て記事にしたくなったんですけど、ウインタブを読んでくれている人の89%が男性(male)です。女性(female)はわずかに11%しかいません。運営者が男性であるため、記事の論調や紹介するアプリが男性目線である、ということもあるかもしれませんが、それにしても…。女性ってWindowsタブレットに関心がないんでしょうか?それともタブレットというデバイス自体が男性向けなのでしょうか?確かに電車の中でタブレットを使っている人は男性が多く、女性はもっぱらスマホ、という印象がないではありません。

性差に関する推論をあまり書いてしまうと荒れそうなので、このへんにしておきますが、日本の人口の半分は女性なので、ウインタブがサイトとして成長していくためには女性にも受け入れられるようなコンテンツをよくよく考えていかなくちゃならない、と思います。

2.年齡

アクセス解析 年齡
次に年齡について見てみます。上の表だとわかりにくいのですが、比率は

(歳)
35-44: 37%
25-34: 27%
45-54: 18%
18-24: 10%
55-64: 6%
65以上: 2%

となっています。直感的に思うのは働き盛りの年齢層の方が多数を占めていて、若年層の方が少ない、ということですね。WindowsというOSがビジネスの標準といっていい状況であることと、ゲームなどエンタメ系のニーズの場合iOSやAndroidのほうが豊富にアプリが揃っているため、エンタメマシンとしてタブレットを選ぶ場合にWindowsは選ばれにくい、という傾向があるのではないでしょうか?

「性別」と「年齡」の分布を見て思うのは、ウインタブは「働き盛りの男性ビジネスマン」がアクセスに大きく貢献してくれていて、女性や若年層の方々にいかにしてアクセスしてもらえるようにするのか、ということが今後の大きな課題であるように思われます。

また、これはWindowsタブレットというデバイスの課題も説明しているのだ、と書くと叱られるかもしれませんが、ウインタブというサイトの性質を考えれば、荒唐無稽な話でもないと思います。

3.デバイス別

ここでは「PC」「モバイル端末(スマホやガラケー)」「タブレット」がアクセスに占める比率について説明します。

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PC: 52%
モバイル: 38%
タブレット: 11%
※四捨五入の関係で合計は100%になりません

私が知る限り、一般的なWebサイトのアクセス数はPCとスマホが半々、若年層向けのサイトの場合はスマホからのアクセスの方が多くなっています。ウインタブではPCが52%、スマホ+タブレットが49%になるので、ほぼ半々、という風に見えますが、Google AnalyticsはWindows 8.1やWindows 10を搭載したタブレットをPCのほうに入れているっぽいです。そのため、実際にはPCよりもモバイルデバイスからのアクセスの方が多いと思われます。

4.人気コンテンツ

ページビューの多かった記事は下記のとおりです。

1位:Windowsタブレットに絶対インストールしなさい!というアプリ15選(2015年2月版・その1)
2位:夏のボーナスではこれを買え!コース別おすすめWindowsタブレット6選
3位:買うならこれ!Windowsタブレット機種比較(2015年3月・8インチ・Officeあり・3万円未満クラス)
4位:普段使いならCPUのスペックは気にするな - Atom Z3735Fの2 in 1を使ってみて
5位:Windowsの小ネタ - 8インチWindowsタブレットにWindows 10をインストールしてみた
6位:これがおすすめ!Windowsタブレット機種比較(2015年3月・8~9インチ・Officeなしクラス)
7位:Windowsタブレットに絶対インストールしなさい!というアプリ15選(2015年2月版・その3)
8位:Windowsタブレットに絶対インストールしなさい!というアプリ15選(2015年2月版・その2)
9位:Windows 10の小ネタ - RAM1GBでも、内蔵ストレージ16GBでも大丈夫?読者情報から
10位:結局さあ、Windowsタブレットって8インチがいいの?それとも10インチ?

時事ネタよりも定番ネタのほうが細く長くアクセス数を獲得している印象があります。順位を見ていると、アプリ特集が上位にいて、ウインタブの読者の方はすでにタブレットユーザーになっている、ということもうかがえますね。

ウインタブの右サイドバーに「最近7日間の人気記事」というのがあります。これは文字通り直近でアクセスの多い記事をガチで上位から順番に表示しているのですが、この記事を書いている2015年9月8日の人気記事を見ていると、中国タブレットが上位にいるのがよくわかりますね。中国タブレットは低価格なのが魅力ですが、技適マークがなく、日本での合法利用に難があることから、これまで積極的に記事にすることがなかったんですが、8月から製品紹介記事などを書くようにしたところ、大きな反響がありました。なので、今後もウインタブでは中国タブレットを取り上げる機会が増えると思います。

また、最近記事にできていないのがWindowsPhone関連です。ネタ集めに苦労している、というのが正直なところなのですが、たまに題材を見つけることができて記事にすると、たいていの場合大きなアクセス数になります。その意味では早くWindows 10 Mobileがリリースされ、日本で購入できるWindowsPhoneが増えてほしいなあ、と思います。

いかがですか?ウインタブのアクセス解析をみる限り、Windowsタブレットって男性ビジネスマンに人気があるという傾向が見て取れます。Windows 10はまだリリースされたばかり、そしてWindows 10 Mobileのリリースまであと少し、という状況ですが、これら2つのOSによってデスクトップ環境とモバイル環境の統合が進めば、Windowsデバイスの利用動態にも変化が起きると思います。特にWindows 10 Mobileのリリースに合わせて続々と登場するであろうWindowsPhoneのシェアが上がっていけば若年層や女性の比率も高まっていくでしょう。逆に言うと、若年層や女性に受け入れられなければ、モバイルWindowsのシェアも上がっていかないでしょうね。

ウインタブがさらに成長するためには、いかにして若年層や女性の心を捉える記事を書けるか、ということにかかってますね。そしてそれはモバイルWindowsデバイス全体の課題であるとも言えそうです。

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