NEC LAVIE Direct HZ(Hybrid ZERO) - 超軽量!ごく普通に使えて実はハイパフォーマンス!これがNECの実力(実機レビュー)

公開日: : 最終更新日:2016/09/13 NEC ,

NEC LAVIE Direct HZ
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。初めてNEC製品の実機レビューをさせてもらえることになりました。なんかうれしいです。レビュー製品は「LAVIE Direct HZ」です。13.3インチのキーボード非分離型2 in 1で、なんと926 gという異様な軽さが魅力の製品です。

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1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット(Proも選択可)
CPU: Intel Core i5-6200U / Core i7-6500U
RAM: 4GB/8GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB SSD
ディスプレイ: 13.3インチWQHD(2,560 × 1,440)/FHD(1,920 × 1,080)
ネットワーク: 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
入出力: USB 3.0 × 2、HDMI、オーディオ、SDスロット
カメラ: インのみ92万画素
バッテリー: 約9時間(WQHD) / 11.6時間(FHD)
サイズ: 319 × 217 × 16.9 mm / 926 g

LAVIE direct HZという名称の製品にはクラムシェルノートPCとキーボード非分離型の2 in 1と、2つの筐体があるのですが、今回お借りした実機は2 in 1タイプなので、実機にあわせてスペック表の確認をします。CPU、RAM、ストレージ、ディスプレイは自由度の高いカスタマイズが可能で、最上位構成を選択すれば文句なしのハイエンドモバイルマシン、ということになります。

NEC LAVIE Direct HZ システム構成
NEC LAVIE Direct HZ ストレージ構成
お借りした実機はCPUがCore i7-6500U、RAM8GB、ストレージ512GB SSDの上位構成でした。

また、この製品、ハイスペックマシンではあるのですが、さらに「1 kgを切る超軽量」という特徴もあります。これだけの性能でこの軽さ、というのは他に例が見当たらず、「NECスゲー」と素直に思います。

2.筐体

NEC LAVIE Direct HZ 同梱物
さすがは日本の伝統大手メーカーだけのことはあります。ペーパー類が半端なく多いです。セットアップガイドやマニュアルといった書類が山盛りで、とても1枚の画像に収めることはできませんでした。一方でケーブル類は非常にシンプルというか、ACアダプターと電源ケーブルのみでした。

NEC LAVIE Direct HZ 天板
筐体はプラスティック製です。これね、重量を軽くするというはっきりした目的があるので単なる批判になってはいけないと思うのですが、質感は決してよくありません。製品の位置づけからしてもう少し高級感とかがあってもいいし、NECはそのへんのところをよくわかっていると思うのですが、正直言って少し安っぽく感じます。プラスティックっぽい、っていうんでしょうかね。ただ、見た目は決して安っぽくはないです。あくまでも触った感じの印象です。

9月5日追記:
この製品はプラスティック製ではなく、マグネシウムリチウム合金製です。素材についての記述が誤っていることにご注意ください。なおレビューの際に感じたことをそのまま記載しており、あえて記述訂正はいたしません。

NEC LAVIE Direct HZ 左側面
筐体左側面です。画像左から盗難防止用ロック(ケンシントンロック)、電源コネクター、ステータスインジケーター、電源ボタン、そして音量上下ボタンです。ちなみに電源コネクターの形状はLenovoと同じものです。

NEC LAVIE Direct HZ 右側面
続いて右側面です。画像左からオーディオジャック、SDスロット、USB 3.0ポート × 2、HDMIポートとなります。ポート類は13.3インチの製品としては少し少な目かな、と思います。筐体サイズの制約があると思うので有線LANとかD-subは無理としても、USBポートはもう一つくらい頑張ってほしかったかあ、と思います。

NEC LAVIE Direct HZ 背面
背面には通気口のみで、ボタン類、ポート類はありません。また、画像はありませんが前面(開口部側)にも何もありません。

NEC LAVIE Direct HZ 底面
底面です。ねじ止めされており、開口は可能です(当たり前か…)。また、画像の手前側にステレオスピーカーが見えますね。

NEC LAVIE Direct HZ キーボード
キーボードです。配置は素直で、少なくとも私はほとんど戸惑うことなく、すぐに慣れました。カタログスペックでのキーピッチは18 mm、キーストロークは1.2 mmなのですが、数値以上にゆとりがあります。キーストロークも数値上はかなり浅いのですが、打鍵してみて不満は感じませんでした。

NEC LAVIE Direct HZ 開口
最近このアングルで撮影するのが好きになってしまいましたw この製品は2 in 1なので、このくらいのことは当然できるわけですが、一応。

NEC LAVIE Direct HZ テントモード
テントモードにしてみました。このとき、キーボードは無効化されますが、Lenovo製品のようになんらかのロック機能があるわけではなく、ある意味無防備な状態となります。もちろん無効化されているので予期しない事態というのは発生しません。

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NEC LAVIE Direct HZ タブレットモード
タブレットモードです。ぴったりと1枚板にはなりませんが、それでもかなりマシ、というか、隙間は比較的小さいと思います。また、13インチで900 g以上あるので、そこまで軽快に振り回せるわけでもありませんが、それでもサイズから見て超軽量なので、タブレットとしての実用性もそこそこはあります。

NEC LAVIE Direct HZ タブレットモード2
高精細なタッチディスプレイの品質は非常に高いです。視野角も広いですし、タッチの反応も文句なしです。まあ、NEC製なんでいちいち書くようなことでもないですけど…。

3.使用感

この製品を使ってウインタブの記事を書いたりといった作業を少ししてみました。試用機なのでこれを持参してミーティング、とかはしていないので、ノートPC形態で使う場面ばかりでした。はっきり体感できるくらいに軽いので、できれば外に持ち出してみたかったんですけどね。

何て言えばいいんでしょう、「普通」なんですよ。例えばHPのSpectre 13とかDELLのXPS 13を試用した時のように「スゲー」っていうのはないんですけど、「すぐに1年間使い込んだみたいにして付き合える」って言うんでしょうか?慣れるためのリードタイムが必要なかったんです。「さあて、さっさと記事書くか!」みたいな感じで普通に使えちゃうって感じです。

筐体はごく軽量なんですが、デスクに置いてしまえばそんなの関係ないです。デザインに奇をてらったところがまったくないし、サイズ感も自然です。キーボードは非常に素直に配列されていて打鍵ミスもほとんどなく、特に固いとかやわらかいとかも感じませんでした。打鍵音は静かですが、多少は音がするし、その音も違和感がないんです。高精細なディスプレイはテキストとアイコンの表示倍率が適切に設定されていたので、これまた違和感がなく、「ああ、きれいだなあ」なんて思いながら普通に使えます。

なんか全然ほめてないような書き方なんですけど、これってある意味私にとって初めての経験で、こういうのが本当に「スゲー」ってことなのかもしれません。だからこそNECなのかも。

NEC LAVIE Direct HZ プリインストールアプリ
ただ、「ここもやっぱイメージ通りのNEC」というのがありまして、プリインストールのソフトウェアが非常に多いです。初めて起動したらわけのわからないスケジュール管理アプリみたいなのがポップアップしてきて、少し閉口してしまいました。NEC製のニュースアプリ「MyTimeLine(これはこれでいいアプリなんですけど)」はしょっちゅう通知してくるし…。こういうのが嫌な人はプリインストールソフトのアンインストールに時間を取られるかもしれません…。

4.性能テスト

試用機はCore i7搭載ということで、「ドラゴンクエスト X ベンチマーク」「ドラゴンズドグマオンライン(DDON)ベンチマーク」そして「3D Mark」をやってみました。

NEC LAVIE Direct HZ ドラクエベンチ標準
参考:
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 7,230
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U): 6,775
HP Spectre 13(Core i7-6500U): 6,505
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U): 6,352
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 5,859
ドスパラ Critea DX11(Core i3-6100U): 4,956
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 4,741
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 4,658
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 4,004

NEC LAVIE Direct HZ ドラクエベンチ高品質
参考:
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 3,592
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U): 3,394
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 3,304
HP Spectre 13(Core i7-6500U): 3,283
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):3,190
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 2,059
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 1,992
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 1,150

ドラクエベンチに関してはCore i7としては妥当ながら、相対的には若干いいスコアになりました。最近思うのは「良くも悪くも異常な数値だと評価に困る」ということなのですが、その観点でいえば極めて妥当、そして極めて安心なスコアだと思います。競合製品よりもちょっとだけいい、みたいなね。

NEC LAVIE Direct HZ DDONベンチ標準
参考:
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U): 3,260
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 3,085
HP Spectre 13(Core i7-6500U): 2,869
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):2,751
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 2,484
ドスパラ Critea DX10(Core i3-6100U): 1,960
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 1,844
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 1,220

続いてDDONです。DDONはドラクエよりも格段にマシンパワーを要求するので、Core i7機といえども標準品質のテストにしか使えません。LAVIEのスコアはCore i7機としてはぼちぼち、といったところで、まあ想定内と言っていいと思います。

NEC LAVIE Direct HZ 3D Mark
参考:
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 871、3,710
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U): 857、3,608
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U): 784、3,608
HP Spectre 13(Core i7-6500U): 705、3,256
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 749、3,414
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 611、2,469
ドスパラ Critea DX10(Core i3-6100U): 577、2,780
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 511、2,113
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 300、1,240
※左からFire Strike、Sky Diverのスコア

最後に3D Markです。この製品のシステム構成上、最も適切なテストは「Sky Diver」だと思うのですが、やっぱり「常識の範囲」で好成績となりました。各種ベンチマークテストをやってみましたが、「Core i7機として妥当な範囲内で若干いいスコア」と結論づけることができると思います。

5.まとめ

NEC LAVIE Direct HZはNEC直販サイト「NEC Direct」で販売中で、試用機の構成だと価格は税込みで255,744円となりますが、この型番の製品はクラムシェルノートも2 in 1もあり、自分の必要な構成に絞り込めば15万円程度から購入が可能です。BTOメーカー並みに選択肢があり、とてもこの記事でカバーできないくらいの組み合わせが存在するんです。

決して低価格な製品ではないので、そう簡単に購入には踏み切れないと思います。しかし、実機を試用した印象は、いい意味でそういうハードルが一切感じられず、すごく身近なパソコンという感じでした。上にも書きましたが「初回起動してすぐに、1年間使い込んだパソコンのような感覚で使える(そして1年間使い込んだかのように常駐アプリがニョキニョキと…)」という意味です。それでいてベンチマークテストをしてみたら競合機を上回るスコアをあっさりと叩き出す、そんな、ある意味恐ろしい製品ですねw

試用していて唯一不満に感じたのは、筐体の質感が価格に見合わず、少し低い、ということくらいです。この点についても極限まで軽量化をしたことのトレードオフと考えれば十分納得できると思います。今回初めて「大NEC」ブランドの製品を実機レビューさせてもらいましたが、NECだけのことはありますわ!

6.関連リンク

LAVIE Direct HZ [Hybrid ZERO]:NEC Direct
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Comment

  1. 匿名 より:

    ふと気になったんですが
    ・キーボード非分離型2 in 1
    ・ノートパソコン
    何か違いがあるのでしょうか
    それともただ単にノートパソコンの呼び方が変わっただけでしょうか

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。キーボード非分離型2 in 1というのはヒンジが360度回転して、この記事にあるようにタブレット形態とかテントのような形態にして使うことができます。また、ノートパソコンの多くはタッチ操作に対応しませんが(対応するのもあります)、キーボード非分離型2 in 1はすべてタッチ操作に対応します。一般にディスプレイの解像度も高いです。

  2. 匿名 より:

    タブレットモードじゃないでしょうか

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。そういえば話は変わりますけど、このレビューでほとんどタブレットモードを使ってなかったなあ。

  3. 匿名 より:

    なるほど!
    ありがとうございました。
    確かにノートパソコンだとタッチできないかも知れませんね

  4. うぃる より:

    友人が該当会社に勤めています(笑)
    家庭向きPCの殆どは実際はレノボが生産しているらしいです。

    • wintab より:

      うぃるさん、こんにちは、コメントありがとうございます。実際そうでもNECのロゴがあればそれはNEC製で、NECが企画したもの、と信じたいです。

  5. 65816mania より:

    プラスティックじゃなくてマグネシムリチウム合金じゃねーの?
    http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/686995.html
    asus X205TAより軽いんだから、工夫してるでしょ・・・

    • wintab より:

      65816maniaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ご指摘に基づき、記事に追記しております。大変助かりました。

  6. yapase より:

    確かにプラスチックっぽいですよね。
    我が家のLAVIE HybrydZero(分離型)もマグネシウムリチウム合金ですが、
    プラスチックとあまり変わらない手触りです。
    他社のマグネシウム合金、アルミ合金のPCと違い金属的な触感は感じません。

    • wintab より:

      yapaseさん、こんにちは、コメントありがとうございます。記事のほうは素材を追記しました。また、触感などはうそを書いているわけではないので、訂正はしておりません。貴重なご意見ありがとうございます。

  7. しゅう より:

    高過ぎますね。昨今の海外メーカーが安過ぎるとも言えますが。あえてNECのこのPC選ぶ理由が軽さだけな印象。、

    • wintab より:

      しゅうさん、こんにちは、コメントありがとうございます。一応クーポンとかで安くもなってます…

  8. もりもり より:

    うーん…NECはなぁ…半分日本半分中国みたいなもんだと思ってるので…
    日本メーカーは信頼性の面で高価格を受け入れてる面あるけどレノボと事業統合してるし…レノボはSuperFishの件で信頼が…うーん

    信頼性皆無でも激安の中国タブと違って手が出しにくい製品ですねぇ

    • wintab より:

      もりもりさん、こんにちは、コメントありがとうございます。NECのロゴが入っている以上大丈夫だと思います。

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