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MSI GS32 6QE SHADOW - 13.3インチで重さ1.2 kg!GeForce GTX950M搭載のゲーミングノート

MSI GS32 6QE SHADOW
つい先日、「モバイル利用が可能なゲーミングPCって難しそうだよね」という趣旨のことを書きました。ゲーミングノートPCは一般的にディスプレイサイズが15.6インチ以上のものが多く、重量も2 kgを越えます。DELLのALIENWAREなんかは13.3インチサイズのものがありますが、それでも重量は2 kgあるので、ビジネスノートPCのように楽々携帯できる、という感じではありません。

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そしたら、出てきちゃったんですよね、1.2 kgのゲーミングノートPC。しかもスペックのほうも決して妥協しているとは思えないくらいハイスペックなんです!MSIの「GS32 6QE SHADOW」という製品で、ゲーミングノートPCを探している人はもちろん、ビジネスタイプのモバイルノートPCに飽き足らない人にも注目してもらいたいニューモデルです。

1.スペック

MSI GS32 6QE SHADOW スペック表

クリックで拡大します

CPUはCore i7ですが6500Uとなっており、ゲーミングノート用のものではありません。当然処理性能は劣りますが、モバイル性、つまり省電力性を重視している、という理解でいいと思います。RAMは16GBで容量としても十分ですがDDR4-2133と高速なタイプを採用していますね。ストレージは256GBでM.2 NVMe(PCI-e、製品の枝番が001JP)となっていますが、M.2(SATA3、製品の枝番が003JP)も選べます。

GPUはNVIDIA GeForce GTX950Mで、こちらもゲーミングノート用としては中位~下位のものが搭載されています。CPUとGPUのスペックから予想するとこの製品のゲーミングノートPCとしてのパフォーマンスはミッドレンジくらい、と思われます。

しかし、それだけでなく、この製品は周辺機能にも力が入ってます。ESS SABRE HiFi DAC(アナログ信号をデジタルに変換する仕組み)でヘッドフォン出力時の音質が大きく向上しており、没入感の高い音響効果が得られるNAHIMIC 2 オーディオ・エンハンサーが搭載されています。ここのところの機能がどれほどすごいのか、日ごろ音質にはどちらかというと無頓着な私には説明ができませんが、ゲーム時の臨場感が非常に高くなっているようです。

そして、なによりもすごいのが「サイズ」ですね、やっぱり。これだけのスペックで重量1.2 kgというのは本当に立派、というか、他には見当たりません。このサイズ感だけでほしくなってしまう人も多いでしょう。あと気になるのはバッテリー稼働時間がどれくらいか、ってことですね。

2.筐体

MSI GS32 6QE SHADOW 天板
筐体のカラーはおとなしいですが、天板の造形とか真っ赤なロゴマークなんかを見るとゲーミングノートPCであることが分かりますね。

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MSI GS32 6QE SHADOW 閉じたところ
カタログスペック上、厚さ19.8 mmということなので、天板を閉じてしまえば薄型であることがよくわかります。バッグの中に簡単に入りそうです。

MSI GS32 6QE SHADOW キーボード
公開されているキーボードの画像はこれだけで、はっきり言ってよくわかりません。ただ、ホワイトのバックライトが装備されている、ということはわかります。MSIはゲーミングPCが得意な会社なので、機能的には心配いらないでしょうね。

MSI GS32 6QE SHADOW ドッキングステーション
あれ?公式サイトにこんな画像が…

MSI GS32 6QE SHADOW GAMINGDOCK MINI
日本の公式サイトでは省かれていましたが、グローバルサイトには説明がありました。「GAMINGDOCK MINI」という周辺機器で、これにはデスクトップ用のGPU(GTX960/970/980)が装着でき、3つの外部モニターに出力可能になる、ということです。

製品本体のGPUが950Mである理由というのもこれでなんとなく理解できますね。「出先ではちょっと我慢しつつオンラインゲーム、自宅に帰ってからは手加減なしでオンラインゲーム」ということなんでしょうw

ただ、残念ながら日本の公式サイトで説明がないので、日本でこのGAMING DOCKが発売されるのかは未定です。

3.価格と発売時期

MSI GS32 6QE SHADOWは6月10日発売予定となっており、バリエーションは「001JP」と「003JP」の2つです。両者の相違点はストレージの接続方式のみで、001JPがPCI-e、003JPがSATA3となっています。オープン価格ですが想定実売価格は180,000円となっており、この記事を書いている6月6日現在、Amazonで予約注文を受け付け中で、179,801円となっています。

日本発売があるかわかりませんが、GAMINGDOCK MINIまで視野に入れてしまうと(デスクトップ用のGPUが最低限必要ですし)かなり高価な製品になってしまいますね。しかし、本体に搭載されているGTX950Mレベルで十分、と考えるならDOCKは必要ありませんし、1.2 kgという重量は非常に魅力的です。またゲーマーでない人にとってもこれだけのスペックのモバイルノートPCというのは興味あるんじゃないでしょうか?

4.関連リンク

GS32 6QE SHADOW(001JP):MSI公式サイト
GS32 6QE SHADOW(003JP):MSI公式サイト
GS32 6QE SHADOW:MSIグローバルサイト(GAMING DOCKはここに載ってます)
MSI ゲーミングPC ノートパソコン GS32 6QE Shadow GS32-6QE-001JP:Amazon

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コメント

  1. あんてな@ より:

    きたか・・・。
    このGAMING DOCK MINIの形状はGS30の謎コネクタとも互換性がありそうですね。
    GS30の方がCPU性能高くて軽いから、出先でゲームする人以外は向こうの方がいいかもしれません。
    どちらにせよGTX1080を1枚積めば、もうゲーミングデスクトップいらないんじゃないかな、とデスクトップ派ながら思います。
    残念なことにキーボードはSteel Series製ではなさそうですね。
    まあ、完全なgaming使用ではなく、ライトユース目的ってことなんでしょう。

    なお、私見ですが、GTX950Mは本格的にゲームする人にとっては帯に短い状態ですので、ビジネスユース+ブラウザゲームくらいの方でお探しであればお勧めです。
    というか、それ以外の方はデスクトップ買うか、ゲーミングドック使うかですね。

    ただ、MSIのPC持って学会に行くと浮くんですよねえ・・・。
    中二病全開で存在感が段違いなので・・・。
    ビジネスユースを考えている方ですと、「MAC?何軟弱な低スペックPC持ってきてんの?」みたいな強メンタルな方にしかお勧めできません。

    コメントがどこぞのコピペみたいですね(笑)

    • wintab より:

      あんてな@さん、こんにちは、コメントありがとうございます。さすがMSIマスター!専門知識をお持ちですね。あと、私のスキルだと940Mと960Mの快適性の違いすら体感できず、ベンチマークソフトくらいでしか記事にかけないですが、上級ゲーマーはちゃんと把握できているんですね。あと、ウインタブ読者は強メンタルな人が多いような気がしますし、MACと聞くと燃える人もいると思うので大丈夫かな、とw