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マウス m-Stick MS-CH01F - 日本のスティックPCの元祖からもCherryTrail機が登場!

マウス m-Stick MS-CH01F
先日ドスパラがCPUにCherryTrail世代のAtom Z8300を搭載したスティックPCを発売しましたが、今度は「日本のスティックPCの元祖」であるマウスから新しいスティックPCが登場しました。
m-Stickシリーズ MS-CH01F:マウス直販サイト
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1.スペック

OS:  Windows 10 Home 32ビット
CPU: Intel Atom x5-Z8300 
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
入出力: USB 3.0、USB 2.0、microUSB(給電用)、HDMI、microSD
サイズ: 113 x 39 x 13 mm / 重量 62 g

補足します。この製品は先行して販売されている「ドスパラ Diginnos Stick DG-STK2S」にそっくりなスペックです。OS、CPU、RAM、ストレージ、ネットワーク、入出力ポート、すべて同じです。サイズのほうはDiginnos Stickよりも若干小さくなっていますが、もともとスティックPCというのは極小なPCなので、そこで何ミリ小さいとか何グラム軽いといかいうのは、もはやあまり気にならないでしょう。

またドスパラ製品の優れた特徴であったUSBポート数についても、この製品でキャッチアップしたというか、給電用のmicroUSBポートのほか、フルサイズのUSBポートが2つ(うちひとつはUSB 3.0)となり、周辺機器の接続が飛躍的に便利になっています。また、無線LANについても5GHz帯がサポートされています。

それと、CherryTrailについては発熱対策が必要、ということで、この製品にも冷却ファンが装備されています。ちょっと脱線しますけど、8インチタブレットでCherryTrail機がなかなか登場しないのはこのあたりに要因があるようですね。

とりあえずスペック表だけでいうと、この製品とドスパラのDiginnos Stickには全く差がないため、購入にあたっては価格と企業イメージ、そしてデザインで比較していくことになると思います。

2.筐体

マウス m-Stick MS-CH01F 筐体正面
非常にプレーンな印象ですが、発熱対策をしっかりやっているためか通気口が目立ちます。それと新生マウスのロゴマークもしっかりプリントされてますね。

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マウス m-Stick MS-CH01F 側面
入出力ポート類と電源ボタンは一方の側面に集中配置されています。この画像でフルサイズのUSBポートが2つと給電用のmicroUSBポートが1つあるのがわかります。ちなみに反対側の側面にはmicrosSDスロットがあります。

マウス m-Stick MS-CH01F 底面
筐体色はシンプルなブラックですが、底面のみブルーですね。控えめながらいい配色だと思います。

3.価格など

マウス m-Stick MS-CH01F 利用シーン
マウス m-Stick MS-CH01Fは2016年2月18日に発売され、価格は税込み・送料込みで21,800円です。価格だけをみるとドスパラ Diginnos Stick DG-STK2Sは税込み17,980円(ただし送料別、540円)ということになるので3,000円強この製品のほうが高価格ということになります。スペックだけで比較するとこれが結論ですね。

しかし、マウスコンピューターは「24時間365日電話サポート」体制を敷いていますし、これらの製品はデザインも異なりますので、価格だけですべて決まるとは思えません。特にドスパラ機はデザインも割とアクが強いように思われますね(ただしここはお好みの問題です)。それに「自分はこっちのメーカーのほうが好き」とかもあるでしょう。マウスにせよドスパラにせよ、BTOパソコンメーカーとして評価の高い会社ですから、どっちを選んでも問題はないと思いますが、それだけに悩んでしまいますね…。

4.関連リンク

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コメント

  1. aila より:

    CherryTrail搭載スティックPC、マウスからも出ましたか~。
    現状、まだCherryTrailの搭載されたPCorタブレットを使用した事が無いので、単純にCPUのみの変更でどのぐらい体感で差が出るのかが気になるところですね。
    BayTrail搭載の前世代機が1万円そこそこで買える事を考えると、メモリとストレージが変わらずに値段が倍というのはなかなか悩ましい価格設定ではあります。
    前の記事でも紹介されてた「インテル入ってるタブレット」の様な、買ってすぐ使用出来るオールインワンのハードより高い値段で、別途にモニタ、キーボード&マウスを用意しないと使う事も出来ないというのは、購入に踏み切るには個人的にはまだまだハードルが高いかな、という気はします。
    マウスのMS-NH1を実際に使ってる経験からすると、USB端子が増えてハブを用意しなくてもマウスとキーボードを挿せるのは大きい改善点だとは思うんですけどね。
    まぁまだCherryTrail搭載の低価格PC、タブレットは出始めたばかりなので、この夏以降各社からの競合製品が出揃って価格がこなれてくると、選択肢も増えて買い替えを検討しやすくなるかもですね。

    • wintab より:

      ailaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。個人的意見ですけど、BayTrailとCherryTrailはベンチマーク・テストをすると差がつきますが、ライトユースだとほとんど体感差はありません。でもこれから買うならCherryTrail、というのも人情か、と。あと、USBが増えたのはある意味CherryTrail化より大きい話かもしれませんね。