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Lenovo ThinkPad X1 Tablet - 日本での発売が決定!ウインタブ的最高峰タブレット

Lenovo ThinkPad X1 Tablet
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。LenovoはThinkPad X1シリーズ4製品の日本発売を発表しました。どれもすごく気になりますが、ウインタブとしてはまず「X1 Tablet」を紹介したいと思います。Lenovoのキーボード分離型Windows タブレットとしては最高峰の製品だと思いますし、それに見合うだけのパフォーマンスと拡張性を備えています。

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1.スペック

OS: Windows 10 Pro 64ビット
CPU: Intel Core m3-6Y30 / m5-6Y54 / m5-6Y57
RAM: 4GB / 8GB
ストレージ: 192GB
ディスプレイ: 12.0インチIPS(2,160 x 1,440)ゴリラガラス
ネットワーク:  802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
カメラ: イン2MP / アウト8MP
入出力: USB 3.0、USB 3.0 Type-C、miniディスプレイポート、microSD、オーディオ、電源
バッテリー: 37WHr 稼働時間約10時間
サイズ: 
(タブレット):291 x 209.5 x 8.45 mm / 767 g
(キーボード込み): 291 x 209.5 x 13.65 mm / 1,065 g

補足します。Surface Pro 4を除けばWindows タブレットとして最高のスペックだと言っていいでしょう。CPUはSkylake世代のCore mに絞りこまれていて、最上位のCore m5-6Y57はvProにも対応しています。
現状スペックが公開されているのは法人向けモデルのみなのですが、RAMは4GBと8GBが選べ、事前情報では最大1TBまで選択可能であったストレージは192GBまでとなっています。また、OSはPro版のみですが、おそらく個人向けモデルではHome版も選べるようになると思われます。

ディスプレイはアスペクト比3:2で、Surface Pro 4には及ばないものの十分に高解像度(2K)になっています。

ThinkPad X1 Tabletのセールスポイントとして、「3つのモジュール」が選べるというのがあります(後述します)が、タブレット本体だけでもType-Cを含むUSBポートが2つ、miniディスプレイポートがひとつと、それなりの拡張性は用意されていますね。

また、この製品はキーボードとスタイラスペンが付属しています(ただし、法人向けモデルで、個人向けモデルについては詳細が明らかになっていません)。12インチサイズといえばキーボード接続での利用を想定するのが当たり前なので、これは親切ですね。

サイズについてはタブレット本体で767 g、キーボード込みで1,065 gと12インチサイズとしては非常に素晴らしいものになっています。

2.筐体

Lenovo ThinkPad X1 Tablet タブレット
当たり前ですがこの製品は「タブレット」です。12インチサイズ、767 gということで8インチタブレットとは使い勝手はかなり異なると思いますが、サイズの割にかなり軽量、そして薄型(8.45 mm)なので、上の画像のようにスタイラスで絵を描いたりメモをとったりという用途には重宝しそうです。なお、スタイラスは電池式の「ThinkPad Pen Pro」なので、筆圧に対応しているはずです。

Lenovo ThinkPad X1 Tablet パーツ
この製品がCESで発表された際にも紹介しましたが、ThinkPad X1 Tabletの特徴は、着脱可能なモジュール(ドッキングステーションのようなもの)を3種類用意していることです。

Lenovo ThinkPad X1 Tablet プロダクティビティ モジュール
もっとも使用頻度が高そうなのが「プロダクティビティ・モジュール」です。このモジュールはUSB 3.0ポート、HDMIポート、ドッキング用 OneLink+ ポートを備えている上、バッテリーも内蔵していて、稼働時間を5時間のばすことができます。

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Lenovo ThinkPad X1 Tablet プレゼンター モジュール
ギミックとして面白いのは「プレゼンター・モジュール」ですね。2 メートルの距離に 60 インチの大画面を映し出すことができる上、HDMI「入出力」ポートを装備しています。「出力」じゃなくて「入出力」であることに注意!

Lenovo ThinkPad X1 Tablet 3Dカメラモジュール
面白い、ということでは「3Dカメラ・モジュール」も負けてないですね。これを使うと3D での画面表示が可能となり、設計図と実物の違いを比較したりできる、ということです。建築家とかデザイナーの人にはいいのかもしれませんが、私の場合遊び的な使い方しか思い浮かびませんw

Lenovo ThinkPad X1 Tablet キーボード
付属のThinキーボードです。タブレット本体側にキックスタンドがついていることもあり、かなりの薄型、軽量になっていますが、ちゃんと「赤いデベソ」もついていますし、ThinkPadのキーボードらしく見えますね。

Lenovo ThinkPad X1 Tablet キーボード接続
このキーボードはモジュールと併用できるようになっています。でもこの画像を見ると「トランスフォーマー」みたいな感じがしますね。

3.価格と発売時期

Lenovo thinkPad X1 Tabletは法人向けモデル(販売代理店モデル)が2月9日から、直販モデルは2月19日から販売されます。現在価格がわかっているのは法人向けモデルのみで、下記の構成です。

Core m3-6Y30、RAM4GB: 202,000円(218,160円)
Core m5-6Y54、RAM8GB: 219,000円(236,520円)
Core m5-6Y57、RAM8GB: 224,000円(241,920円)
※価格は税別、カッコ内税込み
※付属品としてThinキーボード、ThinkPad PenProを含む

なお、国内の情報サイトを確認したところ、キーボード別売りで税抜き188,800円から、という内容もありました。しかし、この記事で記載している法人モデルの価格にはキーボードを含んでいます。また、現在設定がありませんが、LTEモデルも用意されているとのことです。

私はThinkPad 8を持ってまして、スペック上は現在でも8インチタブレット中最強(Atom Z3795、RAM4GB、ストレージ128GB、64ビットOS)です。思ったほど速くはなく、サイズは大きいし重いしで、はっきり言って見掛け倒しな感じもあるんですけど、個人的には一番気に入っていて、なぜか使っていると楽しいです。これは私が「ThinkPad推し」であるというところが大きな理由であるのはもちろんですが、ブランド名が知れ渡っている製品、例えば「Let’s Note」にせよ「VAIO」にせよ、もちろん「ThinkPad」にせよ、他の製品とは一線を画するオーラがある、というのも事実でしょう。

しつこいですが「ThinkPad推し」としてはこの製品こそ最強のWindows タブレットである、と思っています。

4.関連リンク

ThinkPad X1 Tablet:Lenovo直販サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    値段が最高峰

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。まさにそれ。でも欲しいでしょ?

  2. 匿名 より:

    値段が最高峰ですね。

  3. きくりん より:

    タブレットタイプも気になりますが、分離しない「従前型」と「YOGA」の気になります…

    • wintab より:

      きくりんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ThinkPad 8持ってたらキーボードが分離しないタイプのほうがいいかもしれませんね。

  4. iwork7使い より:

    Lenovo直販で確認したところ、WiGigに不具合があり、3月末頃まではWiGig対応モデルの購入はできないとのことでした。もうしばらく我慢です。残念!

    • wintab より:

      iwork7使いさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ということは行っちゃうわけですね!うらやましいです。

  5. eternal より:

    今更ですが、情報を一つ

    販売初期にトラブって、最近やっと出荷され始めていたようですが、
    先日(7.11)注文したところ、生産トラブルで遅れる旨のメールが届きました。

    ThinkPad8の時も注文から3か月以上待たされましたが、また今回も待たされそうです・・・

    • wintab より:

      eternalさん、こんにちは、コメントありがとうございます。この製品はリリース後あまり話題になりませんよね。YOGA系のほうが使いやすいと評価されているんでしょうかね?かなり戦略的な仕様だと思うんですけどね。製品がお手元に届きましたらぜひレビューをお願いします。お待ちしてます!