Lenovo ThinkPad X1 Carbon - ThinkPadといえばこれ!バランス最高の14インチモバイルノート(実機レビュー)

公開日: : Lenovo ,

Lenovo ThinkPad X1 Carbon
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。実機レビュー記事なんですけど、すいません、今回はかなり甘いかもしれません。もちろんちゃんと中立的な姿勢を持って臨んではいますが、なにせモノが「ThinkPad X1 Carbon」なんですよ。予算とかを気にしなければ私が一番欲しいモバイルノートなんです。もちろんハイスペックマシンではありますが、ゲーミングノートにはかないませんし、サイズも素晴らしく薄型・軽量ですが、クラス最軽量、と言っていいのかはよくわかりません。しかし、モバイルノートパソコンとしての使い勝手はピカイチですし、長年築いてきたThinkPadのフラッグシップ機としての安定性、信頼性は抜群です。
ThinkPad X1 Carbon:Lenovo直販サイト

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1.スペック

OS: Windows 10 Pro / Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-6200U / i7-6500U / i7-6600U
RAM: 4GB / 8GB /16GB
ストレージ:  128GB / 256GB / 512GB(最大1TBまで増設可)
ディスプレイ: 14インチ(1,920 × 1,080)(2,560 × 1,440)
カメラ: HDウェブカメラ
ネットワーク:  802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth4.1
入出力: USB 3.0×3、Mini DisplayPort、HDMI、microSDカードスロット
バッテリー稼働時間: 最大9.8時間
サイズ: 333 × 229 × 14.95-16.45 mm / 重量1.18 kg

スペック表を見ると、間違いなくハイスペックではありますが、ローエンドのモデルではCPUにCore i5、RAM4GB、ストレージ128GBというコンパクトで低価格な構成もあります。また、ビジネスマシンの色合いが強いのでGeForceなどのGPUは搭載されていません。そういう意味では決して派手ではないですね。しかし、vPro対応モデルや指紋センサー、選べるディスプレイ解像度などはビジネス利用を念頭に置いたものと言えます。

サイズは14インチとモバイルノートとしては大型のディスプレイを搭載しつつ厚さ16.45 mm(最厚部)、重量1.18 kgとコンパクトで、持ち歩きが苦になりません。

ThinkPad X1 CarbonはほとんどBTOと言っていいくらいに細かく構成をカスタマイズできるため、CPUやRAM、ストレージはもちろんのこと、vPro対応とかディスプレイ解像度とかを自分にあった内容にしてムダな機能をつけず、リーズナブルに購入することもできます。

ThinkPad X1 Carbon システム

なお、試用機はCPUがCore i7、RAMが8GB、そして画像には写っていませんがストレージが256GB SSD、ディスプレイは2,560 × 1,440と、上位モデルの構成でした。

2.筐体

ThinkPad X1 Carbon 天板
ThinkPad X1 Carbonは1年ほど前にも試用したことがあるのですが、今回の試用機はそれよりも新しいモデルです。しかし、外観はあんまり、というか全然変わらないですね。典型的なThinkPadです。筐体色はつや消しのブラックで、ロゴマーク以外は特に装飾もありません。いたって地味です。また、「Carbon」ということで、触った時の感触も独特で、「固くはなく、しっとりした手触り」です。プラスティックの安っぽさも、アルミの冷たさもありません。ホントに独特。テストしてませんが、筐体の堅牢性もピカイチのはずです。

ThinkPad X1 Carbon 同梱物
同梱物はこんな感じです。電源ケーブルにACアダプター、OneLink+ポートに接続する有線LANコネクターがついたケーブル、1枚ものの取扱説明書、サポートのしおり、PCリサイクルマークシール申し込み案内です。あんまりゴチャゴチャしていません。

lenovo_thinkpad_x1_carbon-4
前面(開口部)です。ポートやスイッチはこの面にはありません。わかってることですが薄いですねー。

ThinkPad X1 Carbon 左側面
左側面です。画像左から電源コネクター(USBポートとは形状が異なります)、OneLink+ポート(ドッキングステーションとの接続に使います)、MiniDisplayポート、USB3.0(Powered)ポートです。

ThinkPad X1 Carbon 右側面
右側面です。画像左からオーディオジャック、USB3.0ポート × 2、HDMIポートです。この製品にはUSBポートが合計3つありますが、全て3.0規格となっています。

ThinkPad X1 Carbon 背面
背面です。画像の左の方に排気口が見えますね。その反対側にカバーに覆われているところがあり、このカバーを外すとmicroSDスロットがあります。14インチのノートPCですが、なぜかSDカードではなく、microSDのみに対応しています。

ThinkPad X1 Carbon 底面
これが底面です。

ThinkPad X1 Carbon フル開口
ThinkPad X1 CarbonはクラムシェルのノートPCであって2 in 1ではありません。しかし、ヒンジの開口角度が非常に大きく、上の画像のように水平(180度)までヒンジが動きます。さすがにこれ以上は開きませんでしたが、クラムシェルノートとしては十分すぎると思います。

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ThinkPad X1 Carbon キーボード
キーボードです。キーレイアウトは「普通」といいますか、私が試用していて配置上の違和感はゼロでした。使う人によって慣れが必要になるかもしれませんが、おそらくほとんどの人はすぐに馴染むことができると思います。

キートップは中央がくぼんでいて、打鍵感の向上に寄与します。また、ポインティングデバイスは2系統あります。つまり、「トラックポイント(赤いデベソ)+クリックボタン」と「タッチパッド」です。個人的には前者の組み合わせのほうが好みですが、日常的にタッチパッドを使っている人も後者のパターンで使えば快適だと思います。

キーボードの打鍵感は「パチパチ」という感じではなく、かと言って「グニャグニャ」でもないです。その中間くらいでしょうか。打鍵音が小さく、しかし確実に打鍵感を得ることができます。ThinkPadの上位機種だけに、このあたりの感覚的な挙動もよく練られているのだろうと思います。本当のビジネスマシンというのはこういうものなんでしょうね。

ThinkPad X1 Carbon 側面
ディスプレイはIPS液晶が採用されているので非常にキレイで視野角も広いです。私が最近常用している中国のノートPCはTN液晶ということもあり、一段とキレイに見えましたw もちろん4K液晶搭載の製品のほうがより鮮明ではあるんですが、実用上このディスプレイで不満を感じることはまずないと思います。というか大満足でしょう。

あと、筐体については上に書いたようにThinkPadらしく無愛想なまでにシンプル、かつ独特の手触りでしたが、14インチサイズで重量1.18 kgというのは手で持ったときにはっきりと「軽い」と実感ができるものでした。仕事でPCを持ち歩く場合、この重量は大きく快適性を高めてくれると思います。

3.性能テスト

いつものごとく、「ドラゴンクエスト X ベンチマーク」「ドラゴンズドグマオンライン(DDON)ベンチマーク」そして「3D Mark」をやってみました。

ThinkPad X1 Carbon ドラクエベンチ標準
参考:
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 7,230
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):6,352
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 5,859
ドスパラ Critea DX10(Core i3-6100U): 4,846
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 4,741
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 4,658
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 4,004
ドスパラ Diginnos DG-D11IW(Core M5Y10c): 2,933

ThinkPad X1 Carbon ドラクエベンチ高品質
参考:
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 3,592
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 3,304
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):3,190
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 2,059
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 1,992
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 1,150

ドラクエベンチについてはCore i7-6500U、GPU非搭載機としては「並」というところでしょう。ただ、これは想定できる話、というか、メーカー側が安定性に比重を置いて設計しているから、ということが考えられます。X1 CarbonにしてもX1 Yogaにしても、ThinkPadシリーズの製品としてビジネス利用を重視しており、オンランゲームの処理速度なんてあまり気にしていないんでしょう。そのため、やや控えめなスコアになるんだろうと思います。

ThinkPad X1 Carbon DDONベンチ標準
参考:
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 3,085
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):2,751
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 2,484
ドスパラ Critea DX10(Core i3-6100U): 1,960
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 1,844
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 1,220

続いてDDONです。ここではCore i7機としてはかなりいいスコアになっています。ただし個人的には「顕著にいい」というほどの差でもないと思います。ドラクエのところでも書きましたが、ThinkPadというのはビジネスノートなので、安定性の方に重きが置かれている中、ゲームもそこそこはこなしますよ、と理解すべきでしょう。少なくとも競合機種の水準はクリアしている、ということです。

ThinkPad X1 Carbon 3D MARK
参考:
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 871、3,710
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):784、3,608
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 749、3,414
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 611、2,469
ドスパラ Critea DX10(Core i3-6100U): 577、2,780
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 511、2,113
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 300、1,240
※左からFire Strike、Sky Diverのスコア

3D Markについては最近「Time Spy」というハイエンドゲーミングPC向けのテストが新設されました。今後のこともあるので一応測定データを掲載しますが、他機種との比較データがないので、Time Spyについてはコメントができません。

Fire StrikeとSky Diverについてはやはり他のCore i7機と大差ないスコアになっています。あらかじめ予想されていたことですが、ThinkPad X1 Carbonの処理性能はCore i7-6500U搭載機としては標準的である、ということは言えると思います。また、この製品にかぎらず、NVIDIAなどのGPUを搭載していないCore i7機というのはビジネスマシンとしての安定性を確保することに重きを置いているため、「全開バリバリ」みたいな設計にはなっていない、と考えてよく、結果としてベンチマークスコアも大きくは変わらない、ということですね。

4.まとめ

記述に客観性を欠く、ということにならざるを得ないのですが、今回の試用を通じ、「さすがX1 Carbon」と改めて思いました。伝統的で、はっきり言うと無骨なデザイン、筐体を触った感触、手で持ったときの体感的な軽さ、打鍵音が小さく、しかし確実に入力ができるキーボード、挙動の安定性…、これらの多くはスペック表には現れず、使ってみないとわからないことです。

ThinkPadはもともとビジネスマシンであり、ビジネスマシンとして評価が高い製品シリーズです。X1 Carbonについては、スペック表を見れば上位のパーツを使用していることがわかり、それだけでもお金を出す価値はあるのですが、その魅力はスペック表よりもむしろ筐体品質とシステムの安定性にこそあるのではないか、と再認識しました。このクラスになると、他社製品も非常に魅力的なものが多いのですが、やっぱ個人的にはThinkPad X1 Carbonが一番好きですし、お金があったらぜひ自分のものにしたいです。

5.関連リンク

ThinkPad X1 Carbon:Lenovo直販サイト

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