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Lenovo ThinkPad 13 - 13.3インチ、エントリークラスのThinkPad、Kabylakeをまとう

Lenovo ThinkPad 13 2017
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私が私物として愛用しているというか溺愛している「Lenovo ThinkPad 13」が2017年モデルとなりました。変更点はそれほど多くはなく、読者のみなさんだと読まなくてもおおよそ見当がつくレベルで、「いちいち記事にするなよ!」と言われそうな気がしないでもありませんが、溺愛しているのでカンベンしてください…。

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1.スペック

OS: Windows 10 Home/Pro
CPU:Intel / Core i3-7100U / i5-7200U / i7-7500U
RAM: 4GB / 8GB / 16GB
ストレージ: 128GB~512GB SSD
ディスプレイ:13.3インチIPS(1,920 x 1,080)/ TN(1,366 × 768)
ネットワーク: 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
入出力: USB 3.0 x 3、USB Type-C、HDMI、OneLink+、SDカードリーダー
バッテリー駆動時間: 最大約14時間
サイズ: 322.4 x 222.8 x 19.8 mm / 1.44 kg

張り切って記事を書き始めたものの、やはり変更点は少ないですね。まず、CPUがSkylake世代から最新のKabylake世代のCore i3 / i5 / i7となりました。また従来からあるCeleronモデル(従来型だとCeleron 3855U)も継続されますが、この記事を書いている時点で型番は不明です。おそらくKabylake世代の3865Uになるのではないか、と思います。

また、RAM、ストレージ、ディスプレイについては従来型と同様、かなり細かくカスタマイズが可能と思われます。記事タイトルに「エントリークラスのThinkPad」と書きましたが、それって「製品の格」の話であって、最上位構成でカスタマイズすればCore i7、RAM16GB、ストレージ512GBとなるわけで、性能的にはエントリークラスなんてとんでもない、ということになります。ただし、その場合はエントリークラスの価格でもなくなりますけどね。

ディスプレイについては従来からHDとFHD解像度を選ぶことができましたが、新しくタッチパネルのFHD液晶も選択できるようになりました。

筺体サイズについては「寸分違わず」従来型と同じです。後述しますが筺体は変わっていないものと思われます。また、Kabylakeの恩恵と言っていいのかわかりませんが、バッテリー稼働時間は「最大14時間」と、従来型の「最大11時間」からさらに伸びていて、これもビジネス利用には非常にありがたい改善だと思います。

2.筺体

Lenovo ThinkPad 13 2017 正面
私、今まさにThinkPad 13を使ってこの記事を書いているわけで、自らのPCと製品画像を見比べながら「何を書こうかな」と思っています。要するに従来型と全然変わりません。筺体はプラスティック製で、上位のThinkPadがカーボン素材なんかを使っていることを考えれば、やはりエントリークラス、という感じはします。

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Lenovo ThinkPad 13 2017 キーボード
キーボードです。オプションの指紋センサーがついていますね。この画像は英語配列のものですが、日本語配列も選べます。というか、購入時点でキーボードの配列を日英で選択できる製品というのは決して多くはなく、パッと思いつくのはThinkPadシリーズくらいですね。以前はDELLでも日英の選択が出来たと記憶していますが、さっきいくつかの製品で確認してみたら、今はもうDELLでもキーボードの仕様は選べないようです。

あと、ThinkPad 13は私が私物で愛用している関係で他機種の実機レビューの比較対象によく使っているのですが、キーボードのサイズはかなり大きめですし、キーストロークも深めです。なので、モバイルノートを初めて使う、という人でも比較的早く慣れることができると思います。

Lenovo ThinkPad 13 2017 側面
筺体は「そこそこ薄い」ですが、13.3インチのモバイルノートとしては決して小ぶりなサイズではありません。また重量1.44 kgというのはモバイルノートとしては決して軽いほうでもありません。ただし、これってビジネスマシンたるThinkPadとしての個性なのかな、と思います。ThinkPadという名前が冠されている以上、過酷な耐久テストを乗り越えた堅牢な設計になっていますし、上に書いたキーボードのように、使い勝手を考えたサイジングがなされている、と好意的に理解しています。

先日量販店(ビックカメラ)でThinkPad 13とThinkPad X260が並んで展示されているのを見ました。この2機種はディスプレイサイズが近く(X260は12.5インチです)、カタログスペックも大差ないのですが、実売価格はX260の方がワンランク上です。それで、並んでいるところをじっくり比べてみたんですけど、やっぱThinkPad 13の方が全体的に少し安っぽいんですよね。筺体を触った感触とか、キーボードの打鍵感とか。

ただ、そういう露骨な比較をしなければThinkPad 13の筺体は決して安っぽくはありません。必要にして十分、そして立派にThinkPadの一員たる品質は確保されています。

3.価格など

Lenovo ThinkPad 13(2017)は2月10日からLenovo直販サイトで販売が開始されます(Celeronモデルは3月8日から)。現在アナウンスされている価格は

Core i3:99,000円~
Celeron:90,000円~

ということです。詳細が明らかになるのは2月10日にLenovoが販売開始してから、ということになりますが、個人的には従来モデルとそれほど大きな価格差にはならないのではないか、と思っています。従来モデルの場合、週末クーポンなどで20%オフ、というのをよく見かけますので、新型でも実売価格は20%オフくらいになるんじゃないでしょうか?

いつも実機レビューをする際、「この製品はいいですよ!」ということを書くのですが、ThinkPad 13に関してはレビュアーとしてではなく、ユーザーとして「この製品はいいですよ!」と言っておきますねw

4.関連リンク

ThinkPad 13:Lenovo直販サイト

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コメント

  1. 雨韻 より:

    こんばんは。
    いつも興味深く拝読しています。

    英字キーボードの件ですが、DELLのXPSシリーズとVAIO Zは選択肢にあります。
    ThinkPadはJIS配列とUS配列を自分で取り替えられる(全モデル可能かどうか確証は無いですが)のが他にないアドバンテージかと。

  2. chamo より:

    早く新しい記事出ないかな、毎時間ワクワクしています。

    英字キーボードで件で追加しますと、dellは時期によって変わるようで、またxps以外に、latitudeシリーズで英字キーボードが選択可能なことがあります。hpですと、12インチのelitebook folioが可能です。vaio zもその通りで、忘れていけないのが、surface pro で可能です。マイナーですが、asus chromebook c300maで以前、英字キーボードの日本正規版がありました。

  3. chamo より:

    あれ、今見たら、hp elitebook folio g1は選択できないですね。少し前までは選択できたんですけど。ごめんなさい。dellは、xpsとprecisionの一部機種が、この時点でも英語キーボード選択可能です。surface pro4は黒いカバーのみ英字キーボード選択できます。thinkpadってすごいですね。