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友人がThinkPad 10を購入したので実機レビューをしてもらうことにしました

ThinkPad 10
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。昨年12月に、友人がニコニコしながら「ついにThinkPad 10を注文しました。1月下旬に届くんです。」と教えてくれました。

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最近のLenovoは予定日よりも早く納品になることが多く(私のThinkPad 8もそうでした)年明け早々には友人のもとに届いていました。ちなみにタブレット本体とキーボードは別発送で、先にタブレット本体が届き、数日してからキーボードが届いたようです。

彼は以前からWindowsタブレットに興味を持っていて、少しだけ相談に乗ってあげたりしてました。ThinkPad推しである私がThinkPad 10を強く勧めた、ということではなく、彼なりに家電量販店に何度も足を運んで店員さんからいろいろ説明を受けて購入を決めたようです。彼は職場でPhotoshopを使いこなし、ExcelやWordもぼちぼち使っている(ちなみにOSはWindows 7)ような人ですから、決してPC初心者ではありません。でもタブレットを使ったことがなく、さらにWindows 8(もちろん8.1も)は使ったことがないんです。

そういうことで、「Windowsだから大丈夫だよね」という気安さで電源を入れたはいいけれど、その後どうしていいのか途方に暮れる、という状況だったそうです。ちょっとアドバイスしてやろうと思ったら、「デスクトップの出し方がわからない」「チャームって何?」という状態でした。すごく初歩的なことを話しているのに目を輝かせて聞き入る、というリアクションです。「たしかにそうだよなあ。自分も初めてWindows8のPCを買ったとき、シャットダウンの仕方がわからなくてググったもんな」と妙に共感してしまいました。

同時に最近のウインタブ、あんまり丁寧な説明ができていないなあ、と反省しました。例えば「この機種はInstant Goに対応していないから云々」と書くのが大手メディア、「Instant Goってこういう仕組みなんだよね」と書くのがウインタブ、というコンセプトでサイトを始めたのですが、だんだん文章が偉そうになり、不親切になってきてます。

なので、友人に頼み込んでThinkPad 10の実機レビューを書いてもらうことにしました。上に書いたとおり彼は決してPC初心者ではないものの、Windows8初心者でありWindowsタブレット初心者です。こういう人の素直な感想、素朴な疑問、悪戦苦闘する様子を記事にすることから2015年のウインタブを仕切り直ししたいと思っています。

せっかくなので、ごく短時間ThinkPad 10に触ってみた感想を少しだけ。

ThinkPad 10 タブレット本体
外観はThinkPadシリーズそのもので、ThinkPad 8をそのまま大きくした感じです。もちろんアルミボディ。面白いのはタブレット本体の形状がキーボードをセットしやすいように上下非対称(上の方は丸みがあるが下の方は角張っている)だということです。ちなみに上の画像は私が友人に「とりあえずゲームでもやって慣れたら?」とアドバイスし、「怪盗グルーのミニオンラッシュ」をダウンロードしているところです。

ThinkPad 10 キーボードつき
ThinkPad 10は純正で2種類のキーボードがオプション設定されています。彼が選んだのは「ウルトラブックキーボード」で、しっかりした作りのほう(その代わりちょっと重い)です。このキーボードとのデザイン上の一体感はすごいものがあります。折りたたんだら完全にノートパソコンにしか見えません。

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ThinkPad 10 キーボード使用時

画像出所:価格.com

すみません、キーボードをセットした画像がないので価格.comの画像を引用させてもらいました。この画像のようにウルトラブックキーボードの溝にタブレットを立てかけて使う構造になっていますが、かなりしっかり固定できるのでタブレットの角度調整ができないという以外はノートPCとほぼ同じ使い勝手になります。また、タブレットとキーボードはBluetooth接続ではなく、コネクタで物理的に接続するタイプなのでチャタリングなど接続不良のリスクはなさそうです。

ThinkPad 10 ウルトラブックキーボード
これがウルトラブックキーボードのキー配列です。上の方に金属のピンが見えると思いますが、これがタブレットとの接続コネクタです。そしてこのキーボード、100点満点の120点!というくらいキータッチがしっかりしています。キーストロークも想像以上に深く、下手なノートPCよりも上ですね。今まで何台か10インチタブレットの付属キーボードを試用したことがありますが、ダントツで使いやすいです。(ちょっと悲しいけど)私が使っているAspire Switch 10よりも数段上です。なお、ウルトラブックキーボードはAspire SwitchとかASUS TransBook T100TAのような「キーボードドック」ではなく、外付けキーボードという位置づけなのでUSBポートなどの拡張機能はありません。

ThinkPad 10 ウルトラブックキーボード拡大図
友人はデジタイザをつけたのでスタイラスもついています。スタイラスはウルトラブックキーボードに収納できるようになっています。さすが純正オプションですね。

ThinkPad 10はAtom系の10インチタブレットの中では最上位クラスの性能を持った機種です。当然価格の方も最上位クラスで、私の友人のように純正のキーボードをつけたりすると10万円近い価格になります。私が使っているAspire Switch 10はOfficeつきだと4万円強で手に入るので、同じ10インチWindowsタブレットでも価格は2倍の開きがあります。私の友人にとっても決して安い買い物ではなかったと思いますが、少しだけ触ってみた感じではやはりAspire Switchとは格が違う、という印象でした。ベンチマークなんかだとそこまで激しい性能差はないはず(内部的に同スペックのThinkPad 8で比較した経験あり)ですが、デザイン、質感、キーボード入力の気持ちよさなどで圧倒的な魅力がありました。私はAspire Switchがめちゃめちゃ気に入っているのですが、それでも「完全に負けてるわ」という感想になってしまいます。

これから友人がThinkPad 10とどう付き合っていくのか非常に興味がありますし、近日中に彼がThinkPad 10のレビューをウインタブに寄稿してくれるのがほんとうに楽しみです!

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