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Lenovo ideapad 710S Plus - 13.3インチ、重さ1.2 kgでGPU搭載!ハイパワーなモバイルノートを探している人は注目!

Lenovo ideapad 710S Plus
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回紹介するLenovoの新しいモバイルノート「ideapad 710S Plus」は10月28日発売ですが、Lenovoからはプレスリリースもなく、大手の情報サイトでも全く取り上げられることなく、ひっそりとしたデビューになっています。さらに間の悪いことにMacBook Proの発売とも重なっちゃいましたしね。なぜ私がこの情報を知っているのかというと、Lenovoの顧客(ThinkPad持ってます)としてメルマガを購読していて、そのメルマガに告知があったためです。製品画像とか下位モデルのスペックを見ていて、決して悪くはないけど、イマイチ印象が地味、と感じましたが、全然そんなことはありませんでした!

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1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i3-6100U/i5-6200U/i7-6500U
GPU: Intel HD Graphics 520 / NVIDIA GeForce 940MX
RAM: 4GB/8GB
ストレージ: 256GB (PCIe)
ディスプレイ: 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
入出力: USB 3.0、USB 2.0、USB 3.0 Type-C、オーディオ、SDカードリーダー
バッテリー稼働時間: 9.5 – 10.1時間
サイズ: 309.6 x 221.9 x 14.8 mm / 1.23 kg

この製品はLenovo直販サイトでも量販店でも取扱がありますが、この記事では直販モデルについて説明します。直販モデルではあるのですが、ThinkPadシリーズなどと異なり、カスタマイズの余地が少なく、バリエーションごとの主要構成は下記のとおりです。

Core i3/4GB/256GB
Core i5/8GB/256GB
Core i7/8GB/256GB/GeForce

バリエーションによる差はCPUとRAM、そしてGPU搭載有無で、ストレージはPCIe SSD 256GBと共通、ディスプレイも13.3インチのFHDで共通です。私が使っているThinkPad 13はこの製品の最下位構成のものに近いスペックで、ストレージ容量と速度(PCIeではなくSATAなので)が劣ります。私の経験上、特殊なソフトウェアを使わないのであれば最下位構成でも十分かな、と思います。

一方Core i7を搭載する最上位構成のモデルはGeForce 940MXを搭載しており、本格的なゲーミングノートには劣るものの、モバイルノートとしては相当なパフォーマンスになると思います。GPUを搭載しているからといってゲーミング用途には向かないと思いますが、それでもドラクエくらいなら余裕でしょうね。もちろん画像加工や動画編集などでも十分な性能を持っているはずです。

そして、このスペックでありながら、厚さは14.8 mm、重量も1.23 kgとモバイル利用が苦にならない薄型、軽量サイズになっています。スペック表を見てケチをつけるとすれば有線LANポートがなく、HDMIやD-subといった画像出力端子もないことくらいですが、USB Type-Cポートがあるので、それでなんとかしろ、ということなんだろうと思います。また、バッテリー稼働時間もCore i3/i5モデルで10.1時間、Core i7モデルで9.5時間となっており、さすがにGPUがフル稼働するような使用環境だとこれより短くなると思いますが、通常のビジネス利用であれば合格点をあげられるレベルだと思います。

2.筺体

Lenovo ideapad 710S Plus 筺体
筺体はアルミ製(アルマイト加工)で、この画像を見るとベゼルが細く、いいデザインだと思います。また、筐体色は「プラチナシルバー」と「シャンパンゴールド」がありますが、この記事を書いている時点では直販サイトでプラチナシルバーのみが販売されていました。

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Lenovo ideapad 710S Plus フル開口
最近はクラムシェルノートでもヒンジの開口角度が大きいものが増えていますが、この製品もご覧の通り180度くらいまでヒンジを開口することができます。実は意外に便利なんですよね、これ。

Lenovo ideapad 710S Plus 天板
天板です。シンプルかつクリーン、って感じで利用シーンを選びません。

Lenovo ideapad 710S Plus 両側面
側面です。上の方にも書きましたが、ビジネス利用を想定する場合、映像出力ポートがない、というのがネックになると思います。また、フルサイズUSBポートも2つだとやや不足感があるので、USB Type-C用のドッキングステーション、あるいは多目的ハブを一つ用意しておく必要があるかもしれません。

Lenovo ideapad 710S Plus キーボード
キーボードです。ただし、このキーボードは英語配列になっていて、日本向けのモデルはJIS配列になるので、実際とは異なります。キーの形状はThinkPadなどと同様、下側が少しラウンドした形状で、Lenovo製品を試用したり、実際に自分で使っているものとして、「使いやすいっすよ」とは言えます。

また、画像の左上にロゴがありますが、この製品のスピーカーはオールドなオーディオファンが喜ぶ「JBL」です。それと、画像右側に指紋センサーがついているのがわかると思います。指紋センサーは全バリエーションに標準で装備されます。

3.価格など

Lenovo ideapad 710S Plusは10月28日に発売され、Lenovo直販サイトでの価格は下記のとおりです。

Core i3: 119,880円
Core i5: 132,840円
Core i7: 145,854円
Core i7(Officeつき): 161,622円
※すべて税込み価格。記事公開時点で適用されているクーポン割引価格を掲載

いつも書いているとおり、Lenovoの直販サイトは定価で買ってはいけない、というのがありますので、この記事ではクーポン割引後の価格を表示しています。発売からしばらく日が経ってしまうと平日の価格はこれより高くなると思いますが、週末などに購入すればこのくらいの価格になると思いますw

スペック表だけ見て割高、割安、というのは難しいですが、やはり気になるのは最上位のGPU搭載モデルです。15.6インチクラスだとこのくらいのスペックで10万円前後で販売されている製品がありますが、710S Plusの場合は重さ1.2 kgのモバイルノートですからねえ。競合するモデルもほとんどないはずですから、個人的には十分に購入する価値のある製品だと思います。一方GPU非搭載モデルに関しては特に強い割安感は感じませんが、筺体に高級感がありますし、JBLスピーカー、指紋センサーといった装備に魅力を感じるのであればいい買い物になると思います。

4.関連リンク

ideapad 710S Plus:Lenovo直販サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    最上位モデルでも、旧Surface bookの半額以下と思うと安い気はしますね。

    ゲームというよりは、仕事上現場や営業先で3Dモデルを使用する人向けですかね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、Surface Bookがまず頭に浮かびますよね。そしてたしかに安い。日本のユーザーはスペックには強いこだわりのある人も多いので、この製品はひっそり登場し、ひっそり人気が出るかもしれません。

  2. 匿名 より:

    SDカードリーダーなんていらないからHDMIが欲しかった

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。USB Type-C用のアダプターを使うことになりますなあ。Amazonで2,000円くらいっす。

  3. 匿名 より:

    サイズ感はXiaomi Mi Notebook Airを思い出しますね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。なるほど、そうですか。私はXiaomi製品はスマホ以外はちょっと(中華としては)割高感があり、あまりきちんと見ていないんですが、デザインとかはいいですよね!