T-bao Tbook Pro － 14.1インチ、低スペックながら期待通りの激安価格！のモバイルノートPC

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。あまりなじみのない中華ブランド「T-bao」の製品については、最近geekbuyingが力を入れ始めており、これまでに2回紹介記事を書いています。
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よく知らないブランドなんでちょっと怖い、というのはありますけど、それを補って余りあるくらいに「がっつり安い」ので、個人的には好感を持っています。中国製品が全部そう、ということは決してありませんが、深センに本拠を置く新興メーカーのPCやタブレット製品の場合、「多少のことは目をつぶるから激安でお願い！」という希望はあります。

今回紹介する「Tbook Pro」は14.1インチでエントリースペック、そして激安価格（約18,800円）のノートPCです。

1.スペック
2.筺体
3.価格など
4.関連リンク

1.スペック

OS：　Windows 10 Home
CPU：　Intel Atom x5-Z8350
RAM:　4GB
ストレージ：　64GB eMMC
ディスプレイ：　14.1インチ（1,366 x 768）
ネットワーク：　 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
カメラ：　インのみ0.3MP
入出力：　USB × 2、MiniHDMI、microSD、オーディオ、DC-IN
バッテリー：　8,000mAh
サイズ：　335 x 223 x 18 mm / 1.2 kg

スペックの方は完全なエントリークラスと言えます。CPUはApollo Lake世代のCeleronではなく、Atom Z8350ですし、ディスプレイもおそらくIPSではなく、解像度もHDどまりです。ただし、中華製品らしくRAMは4GB、ストレージは64GBと、ノートPCに必要な水準は満たしていると思います。

また、バッテリーは8,000mAhと比較的余裕がありますね。重量はgeekbuyingの表示が正しいとすれば14.1インチで1.2 kgというのは素晴らしい、ということになりますが、これまでの経験上、この表示は100%鵜呑みにはしにくいなあ、と思っています。中華製品はまだまだこの辺の表示の正確性が不十分ですから。

2.筺体

中華ノートのお約束と言える「MacBookにインスパイアされました」系デザインで、日頃からこのクラスの製品の紹介記事をよく書いているものとしては、いまさら何を書けというのか？というくらいな気持ちです。正直ひとつの製品のデザインに各社総掛かりでインスパイアされまくってるわけですから、はっきり言って没個性です。ただ、インスパイアされた元製品がいいデザインなんで、出来上がりとしてはもちろん悪くないですけどね。

筺体色はシルバーの他にゴールドが用意されます。geekbuyingではカラーによって価格が変わる場合があり、この製品の場合もシルバーのみがセール価格になっていました（6月16日現在）ので、注意が必要ですね。

これが天板です。ロゴデザインは日本人のセンスにはあまり合っていない気がします。多くの人はりんごのシールを貼ることになるでしょう。

側面です。フルサイズのUSBポート（おそらく2.0だと思います）が2つありますし、独立したDC-INもありますので、実用性は十分確保されているといえるでしょう。

3.価格など

T-bao Tbook Proは中国の通販サイト「geekbuying」で販売中で、6月16日現在の価格はシルバーが164.99ドル（18,855円）、ゴールドが206.99ドル（23,655円）となっています。

価格で勝負する製品ということもあり、現在の価格でも（シルバーは）十分な安値になっていると思います。価格面でベンチマークすべき製品はJumper EZBook 2になると思いますが、EZBookよりもディスプレイ解像度が低く、日本ではブランドのバリューもないため、その辺を割り引くと微妙な感じはします。非常に価格コンシャスな味方をすればこの製品のほうがいい、ということになりますけど、Jumperはすでに日本でも多くのユーザーがいて、安心感もJumperのほうが上ですからね。

ウインタブではここ最近、たて続けにT-baoの製品を紹介していますが、いろんな意味で私達がイメージする中華PCらしい、と感じており、今後の展開が楽しみだと思っています。

4.関連リンク

T-bao Tbook Pro：geekbuying