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Onda oBOOK 11 - 11.6インチ、キーボード非分離型2 in 1、CherryTrail、アンダー25,000円

ONDA oBOOK 11
最近ホントに中国タブレットを紹介する機会が増えてしまいましたが、海外の通販サイトを見るたびに新製品が出ていて、すごく活気があるなあ、と感心しつつ記事にしています。中国タブレットの魅力は「優れたカタログスペックでありながら激安」というところにあるのですが、日本メーカー製品ほど品質は安定しておらず、少し厳しく書くと「安かろう悪かろう」的な製品もあると思います。また、製品は初期状態で日本語化されておらず、何かあった時のサポートも日本語では受けられないなど、初心者が安心して購入できる、ということはとても言えません。なので、ある程度腕に覚えのある人とか、すぐ壊れてしまったりしても自分を納得させられるような人にしかおすすめできません。

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でも、8インチタブレットにCherryTrailとか、WindowsとAndroidのデュアルブートとか、中国タブレットならではのチャレンジングな製品も多く、「そのやる気は認める」と言いたい気もします。

前置きが長くなりました。今回は11.6インチ、キーボード非分離・ディスプレイ360度回転型の2 in 1「ONDA oBOOK 11」を紹介します。このタイプの中国製品としては、最近「VOYO A1 PLUS Ultimate」の紹介記事を書いたばかりなのですが、結論から言うと、Onda oBook 11はVOYO A1にそっくりで、スペックが少し下がった代わりにさらなる激安価格になっています。サブ機的な使い方をするのに向いているんじゃないか、と思います。

1.スペック

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 11.6インチIPS(1,920 × 1,080)
カメラ: インのみ2MP
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力:  MiniHDMI、MicroUSB 2.0、microUSB 3.0、microSD、オーディオ
バッテリー: 最大7時間
サイズ: 288 x 195 x 16 mm / 重量 1,190 g

上に書いたVOYO A1 PLUS Ultimateとのスペック差はごくわずかです。といっても大事な部分なんですけど、RAMが2GB、ストレージが32GB(VOYOはそれぞれ4GB/64GB)というのが実用上最大の差、他にはアウトカメラがなく、インカメラのみとなっている部分が異なります。サイズは「ミリ単位」で違いますが、デザイン上のアクセントで変わってくるようなレベルなので、確証はないですけど、両者は「兄弟機(OEM)」なんじゃないか、という気がしています。それくらいよく似ています。

中国タブレットは積極的にCherryTrailを搭載したり、RAMを多めにしたり、(すっかりおなじみですが)OSをデュアルブートにしたり、といったギミックが多いのですよね。でもoBOOkはCPUこそ最新のCherryTrailですが、全体的にみて中国タブレットとしてはやや控えめなスペックと言えそうです。

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2.筐体

ONDA oBOOK 11 展開図

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これが展開図(でいいですよね?)です。これを見てもスピーカーの位置や入出力ポートの位置がVOYOとほぼ同じです。2 in 1といってもキーボード非分離型なので実質的にはノートPC寄りの製品と言えますから、拡張性とかが気になるところ、oBOOKの筐体はモバイルマシンとしてはまずまず、と思います。また、キーボードもVOYOにそっくりですが、11.6インチサイズということもあり、日本語配列ではない、ということを除けばなかなか使いやすそうな印象があります。

ONDA oBOOK 11 4つのスタイル
もちろんこのタイプの2 in 1のお約束とも言える「4つのスタイル」にもちゃんと対応しています。私が使っているacer Aspire Switch 10でも同じことができますが、正直そんなに利用頻度は高くないんですけどね…。

3.価格と発売時期

VOYO oBOOk 11は現在GEARBESTでプレセールの扱いとなっていて、プレセール終了日が12月8日なので、その以降のデリバリーとなります。経験上は「年内に手元に届くかどうか」というレベルでしょう。価格は189.34ドル(24,221円)です。安いですよね!びっくりしてしまいます。

この記事の上のほうに書きましたが、この製品は中国タブレットとしては珍しくスペックに極端な派手さがなく(といってもこの価格でCherryTrailだし、ディスプレイは1,920 × 1,080だし…)、奇抜なところがないと感じました。その分いっそう激安、というのもいいですね。冒頭書いた通り、中国製品は品質に高い信頼を置けない部分もあるので、こういう製品をサブ機として使うもいいかな、という気がします。いかがですか?

4.関連リンク

Onda oBOOK 11 Ultrabook Tablet PC:GEARBEST
※製品の詳細情報を確認してもらう目的でリンクしています。海外通販を利用して購入する場合、通販サイトの取引ルールをよく確認してからにしましょう。この製品をGEARBESTで注文しても、12月8日以前には出荷されず、送料無料の通常配送を選択すると年内に到着しない可能性もあります。

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