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Cube i7 Book - Core m搭載の10.6インチ2 in 1がリニューアル

Cube i7 Book
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は中国メーカー「Cube」の2 in 1を紹介します。ただねえ、私はCube製品の紹介記事を書いていて失敗したこともありますので、少しは注意しないとね、なんて思っています。以前書いた記事「Cube iWork 10 Flagship - デジタイザー、高精細ディスプレイ、CherryTrail搭載10.1インチタブレット」で「ワコムのデジタイザーが搭載されている」と書いたのですが、実際はワコム製ではなく、結果的に誤った情報になってしまったんですよね。特にCubeはカタログスペックと実機試用の際の実スペックが異なっていることも何度かあり、個人的にはやや信用していないところもあります。

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ともあれ、さすがにCubeもあちこちで叩かれているようなんで、この製品は大丈夫なんじゃないか、と思います。

1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Core m3-6Y30
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 10.6インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n、Bluetooth
カメラ: イン2MP / アウト5MP
入出力: USB Type-C、microUSB3.0、HDMI、DC電源アダプタ、ヘッドフォンジャック、microSD
サイズ: 273 x 172 x 9.6 mm / 710 g
その他: ワコムデジタイザ搭載。ただしスタイラスペンと専用キーボードは別売り

前身機Cube i7からの変更点はそんなに多くはありません。CPUがCore mのSlylake世代になったこと、Wi-Fiがa規格(つまり5GHz帯です、でも技適マークがないので日本では使えません)に対応するようになったこと、そしてUSB Type-Cを搭載していることです。しかし、これらの変更はユーザーとしては大歓迎すべきものばかりだと思います。

Cube i7 Book スタイラス
デジタイザーはWACOMのようです。上の画像のようにメーカー側ではっきりとアピールしてますし、前身機もワコム製でしたから、今度は大丈夫かな、と思います。ただし、「Optional」と書いている通り、スタイラスペンは同梱物ではなく、別売りですね。

サイズは前身機とほぼ同寸で、基本的なデザイン(後述します)も変更されていないようです。したがって、あくまでも私の予想ですが、前身機用のキーボードやスタイラスはそのまま使えると思います。

2.筐体

Cube i7 Book 展開図
これは6面全部写っているので「展開図」でいいと思います。これを見ると、前身機i7だけでなく、私が持っている「Cube iWork 11 Stylus」ともほぼ同じデザインですね。サイズも変わっていないことを踏まえると、同じ筐体(USB Type-C対応は別として)を使っていると思われます。

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Cube i7 Book キーボード
しかし、別売りとなるキーボードは明らかに前身機と異なります。

Cube i7 Book 変形
上の画像のような形態は、タブレットをキーボード側の溝にはめ込むタイプであった前身機のキーボードでは不可能です。つまり、このキーボードはヒンジがついているはずですね。これは大きな改善点だと思います。

3.価格と発売時期

Cube i7 Bookは中国の通販サイト「GEARBEST」でプレセール(予約注文)中で、価格は393.02ドル(44,138円)となっています。プレセール終了は7月22日なので、配送されるのはそれ以降となります。ただし、この価格にはスタイラスとキーボードは含まれず、上に紹介した新型キーボードはまだ発売されていません。前身機と同サイズなので、前身機用のキーボードとスタイラスはそのまま使えると思いますが、価格はキーボードが57.56ドル(6,464円)、スタイラスが29.49ドル(3,312円)と、3つ合わせて購入する場合は5万円台半ばくらいの価格になります。

非Atom機でワコムのデジタイザーがついた製品としては確かに割安ではありますね。逆にデジタイザーという機能に関心がない、という人であればこの製品に5万円以上を出す意味は大きくないかもしれません。あと、上にも書きましたが、Cubeは製品ページと実機の仕様が異なっていたり、宣言した機能がついていなかったりした前歴がありますので、プレセール終了後にゆっくり購入する、というのでもいいのかもしれません。急いで購入するなら前身機が289.99ドル(32,567円)まで値下がりしているので、こちらにしてしまう、というのも意外に賢いのかな、と思います。

7月6日追記:読者の方に情報をいただき、この製品と前身機はキーボード接続部分の構造が異なるため、この製品では前身機のキーボードは使えないことが分かりました。詳しくは下記のリンクを参照してください。
http://www.imp3.net/article-72303-1.html

4.関連リンク

Cube i7 Book 2 in 1 Tablet PC(新型)
Cube i7 Stylus Windows 10 Ultrabook Tablet PC(前身機)
Cube CDK02 Tablet PC Keyboard for Cube i7(前身機キーボード)
Cube CEP01 Cube i7 Stylus(前身機スタイラス)
※すべてGEARBEST製品ページへのリンクです

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コメント

  1. 匿名 より:

    Cube i7 Stylusで新型キーボード使えるならそれでもいいな

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。おお、その発想がありましたね。個人的にはそれでも行けるような気がします。多分基本的な構造とかサイズは変わってないと思うんで。

  2. 匿名 より:

    これを見るとピン数も違うし左右の穴の大きさも全く違うのでstyleとbookのキーボード共有は無理です。

    http://www.imp3.net/article-72303-1.html

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。貴重な情報助かります。記事に追記しておきます。

  3. ドロッポ より:

    cube i7 stylusとcube i9をgearbestから購入して持っています。cube i7 bookは旧型とあまり差がなくスルーしようと思ってましたが,cube i9と同じくtype Cポート経由で充電可能なことが判明し急に欲しくなってしまいました。(^^;
    うちのcube i9はaukey PA-T2の急速充電ポート(おそらく12V 1.2A出力?)で充電出来てます。

    • wintab より:

      ドロッポさん、こんにちは、コメントありがとうございます。中国製品でも比較的上位クラスの製品をお使いなんですね!しかし、i7とこの製品の2台持ちというのは新鮮味がなさそうな気がしますけど…、Cubeファン?

      • ドロッポ より:

        cube i9を購入したのはLTE化できるとの情報が得られたからです。Surface pro4はLTEオプションがないので今後空いているM2を利用してLTE化を考えています。今のメイン機はonda V919 core M 3Gで,3Gカードを富士通製のLTEカードに,SSDをtranscend 256GB換装して使用中です。Wifiは外付けのbuffalo製を使用しています。元々この機種はWifiが弱いため外付けのWifi併用により快適に使用できてます。

        • wintab より:

          ドロッポさん、こんにちは、コメントありがとうございます。殻割りまくりじゃないですか。すごいですね!私はそのスキルがないです…。