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CHUWI Vi10 PLUS - 面白そう!10.8インチタブレットにしてRemix OS専用機

Chuwi Vi 10 Plus
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。「Chuwi Vi 10」といえば10.6インチのWindows(デュアルブート)タブレットです。中国タブレットは名称に「Pro」とか「Plus」とか「Ultimate」とかをつけて、既存製品のマイナーチェンジ版を発売することが一般的です。しかし、この「Chuwi Vi 10 Plus」はマイナーチェンジ版ではなく、既存のVi 10とは筐体からして全然異なる製品です。そもそもOSにWindowsが搭載されていません。代わりに話題のAndroidベースのOS「Remiz OS」が搭載されています。Remix OSはパソコンでの利用を重視したOSなので、ある意味Windowsに置き換えて搭載する、というのは悪くない話かもしれません。

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1.スペック

OS: Remix OS 2.0
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 10.8インチIPS(1,920 × 1,280)
ネットワーク:  802.11 b/g/n、Bluetooth
カメラ: イン2MP / アウト2MP
入出力: USB Type-C、microUSB3.0、microHDMI、オーディオジャック、microSD
バッテリー: 8,400mAh
サイズ: 276.4 x 184.8 x 8.8 mm / 686 g

この製品、OS以外はWindowsタブレットにかなり近い構成です。CPUはお馴染みのCherryTrail世代のAtom Z8300ですね。RAM2GB/ストレージ32GBというのは最新の10インチクラスの中国タブレットとしてはやや物足りませんが、OSがAndroidベースということなので、個人的には十分かな、と思います。

ディスプレイはSurface 3(無印)と同サイズで、一般的な10.1インチタブレットよりは少しだけ大きく、より正方形に近いアスペクト比(3:2)になっています。このあたりは、非Windowsながら、キーボード接続を意識しているのかもしれません。また、カメラ性能もAndroid系のタブレットとしてはずいぶん低スペックで、やはりPC的な用途を想定しているんでしょう。

ポート類ではUSB Type-Cの採用、というのが気になるところ。PC的な用途ならば当然Type-Cがついていたほうがいいですよね。私、対応する周辺機器を今だに持ってませんけど。

なお、この製品はRemix OS専用ではなく、バリエーションとしてWindowsとのデュアルブート機とRAM4GB/ストレージ64GBのものが用意されることになっています。また、現状でもこの製品にWindowsをインストールすることは可能です。ただし、OSのライセンスを用意しなくてはならないのと、ドライバーなどがなく、動かないデバイスが出てくるかもしれませんけどね。

2.筐体

Chuwi Vi10 Plus 本体
キーボード接続が前提のように思われるこの製品ですが、キーボードは別売りです。本体のみだと一般的なタブレットとあまり変わらないデザインです。ちなみに、背面は金属(多分アルミ合金)製である、とのことです。Chuwiも最近は質感がずいぶん上がってますよね。もう悪しざまなことは書けそうにありません。

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Chuwi Vi10 Plus キーボード接続用コネクター
本体とキーボードはコネクターによる物理接続です。Android機(と言っていいのかわかりませんけど)としては珍しいですね。

Chuwi Vi10 Plus USB Type-C
そしてUSB Type-Cです。あとはWindows用の周辺機器がどのくらい使いまわせるのか、ということに興味があります。マウスとかキーボードはほとんど問題ないと思いますが…。

Chuwi Vi 10 Plus キーボード
キーボードは物理接続ではありますが、カバー一体型の簡易な形状をしています。あと、キーボードのほうはまだ発売されていないようなので、もう少し待つ必要がありますね。おそらく価格はそんなに高くはないと思われます(30ドル以下?)。

3.価格など

Chuwi Vi 10 Plusは中国の通販サイト「GEARBEST」で販売中で、価格は159.99ドル(17,968円)となっています。おそらく近い将来Windowsとのデュアルブートモデル、またRAM4GB/ストレージ64GBモデルが追加されるものと思われます。

先日来、Remix OSをUSBメモリーにインストールしてしばらく使ってみましたが、UIはかなりWindowsに近く、Windowsユーザーでも戸惑いなく操作できるOSだと思いました。一方で、マウスとキーボードを使うことを前提にしたアプリ、というのはまだそんなには多くなく、特にPC用の画像加工ソフトを探すのに苦労しました。

まだまだ発展途上のOSですが、豊富なAndroidアプリ(特にゲームとか)を使うこともできますし、すでにWindows PCやタブレットを持っている、ということなら、Remix OS搭載製品を試してみる、というのもありだと思います。ただ、Remix専用ということで割りきって使うなら、キーボード込みで15,000円くらいにならないかなあ、という気はしますね。

4.関連リンク

CHUWI VI10 PLUS:GEARBEST

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