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ALLDOCUBE KNote - Cubeからも「MateBookタイプ」の2 in 1が登場!これ、流行るの?

ALLDOCUBE KNote
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日紹介記事を書いた「CHUWI CoreBook」は本体にキックスタンドがなく、カバー一体型ながら本格的に作り込まれたキーボードが付属し、HUAWEI MateBook Eによく似た構造の製品です。また、MateBookとキーボードの形状は異なりますがサムスンの「GALAXY Book」もまた、本体にはキックスタンドがなく、薄型・軽量のタブレット本体が魅力的な製品です。

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いっときの勢いだと、中上位の2 in 1はSurfaceタイプが主流になると思われ、実際そのように考えても間違いではない状況ですが、ここにきて「タブレット単体で使うことを重視しているかのような」製品が続々と登場しています(ちょっとうれしい)。今回紹介する「ALLDOCUBE(Cubeのことです) KNote」はCeleron機ながら、やっぱり「MateBookタイプ」の筐体構造を備えた11.6インチの薄型タブレット(2 in 1)です。

1.スペック

ALLDOCUBE KNote スペック表
ディスプレイサイズが11.6インチですが、CPU、RAMの構成は最新の中華モバイルノートの標準といえるものになっています。また、ストレージはeMMCながら128GBと、中華製品としては大容量になっており、この点は歓迎できますね。

また、ディスプレイは当然のようにFHD解像度ですし、メーカーいわく「Magic Color Panel」というものが使われており、LCDとタッチパネルの間に空気層がないため、より鮮明な画質が楽しめるとのことです。

この製品は厚さが8.6 mmと薄型であることもあり、入出力ポートはUSB Type-C頼みとなります。PCとして使う場合は「ハブ必須」と言えそうですが、DC-INは別にありますし、オーディオジャック、microSDスロットも装備されています。

重量は766 gが公称値ですが、中華製品の11.6インチとしてはそんなに重いほうではありません。「Surface Pro(12.3インチ)と同じくらい」と考えれば立派な方といえるかもしれません。上位機種と違い、筐体素材などはコストダウンの制約が大きいでしょうから。

2.筐体

ALLDOCUBE KNote 正面
ALLDOCUBE KNote 筐体
キーボード接続時の画像を見ると、Surface Proによく似た構造に思われますが…、

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ALLDOCUBE KNote 背面
背面にはキックスタンドがありません。というか、「Cubeそのものやん」と思わせる、いかにもCubeらしいデザインになっています。例の漢字ロゴも健在です。筐体素材はアルミ合金です。アルミにしないと薄型筐体は実現が難しいでしょうし。

ALLDOCUBE KNote キーボード
この画像はgeekbuyingにあったものです。これを見るとキーボードの形状がわかります。MateBookにそっくりですね。

ALLDOCUBE KNote カバー
キーボードカバーを閉じたところです。中央にある線状の部分が折り目となってタブレット本体を支える仕組みになっています。ただ、開口角度は270度(一般的な表記だと135度)のみのようで、角度調整は出来ないようです。

ALLDOCUBE KNote キーボード
キーボードの拡大画像です。もちろん英語配列のみとなります。右下の方向キー付近にちょっとクセがありそうですが、キートップが丸みを帯びており、使いやすそうに見えますね。おそらくキーストロークも確保されていると思われます。

ALLDOCUBE KNote 各部名称
各部名称です。キーボード接続用のコネクターがあるので、Bluetooth接続ではなさそうです。また、スピーカーの配置も横持ち時の左右側面になっていますので、ステレオ感はしっかり出ますね。

3.価格など

ALLDOCUBE KNoteは中国の通販サイトgeekbuying、およびGearbestでプレオーダー中となっており、11月3日現在の価格はgeekbuyingが379.99ドル(44,380円)、Gearbestが384.99ドル(43,796円)です。また、geekbuyingではキーボードとのセット販売も行っており、キーボード込みだと533.99ドル(62,366円)です。

まだプレオーダー中ということもあり、どこで購入するにせよ、おそらくはこの先実売価格がもう少し下がるものと思われます。

しかし、面白いですね。私はこの先「タブレット単体製品(あるいはタブレット単体での利用を主とした製品)」は数が減っていくだろうと思っていましたが、これらMateBookタイプの製品はタブレット専用機ではないものの、明らかにタブレット単体での使い勝手を考慮したものと言えますし、タブレット単体での使用を念頭に入れて購入する人も多いと思います。WindowsがCreators Update以来、手書き入力に注力をしていることもタブレット復権のきっかけになるのかもしれません。この製品が手書き入力に対応するのかは明らかではない(メーカーで一切それをアピールしていません)が、この先こんな形状で、デジタイザーを搭載する製品が増えてくるのかもしれませんね!

4.関連リンク

ALLDOCUBE KNote:geekbuying
ALLDOCUBE / Cube KNote:Gearbest

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コメント

  1. かずき屋 より:

    こんばんは。
    Chuwiiがんばってますね(^^;;。

    じつは、しばらく前ですがChuwiiのHi12(専用キーボード付き)をこのサイトを参考に買っています。2週間あまり経って届き、おお、Win10とアンドロイドのデュアルブートだ!と喜んで、環境設定して、眠ってます(爆)。

    仕事の環境も変わったのがあるのですが、まあ、その「重い」。それと日本語キーボードやっぱり欲しい(TT)。

    あと充電が結構長い時間microUSBに繋いだのに、Win10立ち上げると満タンになっていない・・・?。

    そんなこんなで寝てますね、今のところ。でも液晶ディスプレイはとても綺麗だったと思います。自宅のメイン機(2TBHDD搭載)に例のWin10アップデートが降ってきて、二日がかりでアップデートしました。と言うことはChuwii君も容量厳しいけど降ってくるんでしょうねぇ(^^;;。

    3万円くらい余裕が出来ると、Amazonとか物色している自分が怖い。
    そうそう、LenovoのYOGABOOKご機嫌で使ってます(^^)。
    それでは!

    • wintab より:

      かずき屋さん、こんにちは、コメントありがとうございます。挙動が重いのと重量が重いってことですかね?Hi12はウインタブでは試用したことがありませんが、Hi13は確かに物理的に重かったです。アップデートはストレージの空きが8GBくらいあれば無事に降ってくると思います。時間はかかりますけどね。

  2. aka より:

    最近はsurface型2in1をノートPC的にしか使わないなら最初っからノートでいいじゃんって考え方が強まってきてる気がする(surfaceでさえ純ラップトップ型が出た)ので、案外このタイプの2in1はmatebook型みたいにタブレットの要素を深めていくんじゃないかと思ったり
    ラップトップ色の強い2in1ならコンバーチブル型、デタッチャブル型でもキーボード側にヒンジが付いてるタイプがあるし、Surface型の単体で立つって利点が一般の人にもわかる長所にならないとmatebook型に食われてもおかしくない
    個人的に特殊な使い方だけどsurfaceは純正じゃなくてBTキーボードを使ってミニ一体型みたいな使い方が結構面白そうだなってるけど

    • wintab より:

      akaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ウインタブはもともと「Windowsタブレット専門」だったので、このように単体で使うことが考えられている製品って大歓迎したくなるんですよね。これがタブレット復権につながってくれるといいんですけど。

  3. 匿名 より:

    surfaceによってキックスタンド型が全盛ではありますが
    2in1はノートPCとして「も」使えるという消極的コンセプトなので
    他社が揃って追従するのは非常に危うい

    3年前ぐらいまではモバイラで期待値を込めて賑わいましたね
    もちろんbaytrailの時代とは違うので単に小さいPCを作るだけで通用はしません
    しかしあれから時が流れたというのに未だ強みをペンデバイスとしてしか
    提示できていない状況が変わっていないというのはどうなんでしょうね

    ryzen mobileのスコアも2in1界に衝撃を与えましたけどARMはその比ではない
    ゲームチェンジャーになり得るスナドラには相当期待しています
    価格がネックですけど今必要なのは普及モデルではなくコンセプトモデルなので