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HP Stream 11-y000 - 大好きな11.6インチのクラウドブックがリニューアル!もちろんお手軽さはそのまま

HP Stream 11-y000
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)低価格で低スペック、クラウドストレージの活用を前提とした小型のノートPC「クラウドブック」にはいろいろな製品があり、その定義もなかなか難しいものがあります。しかし、今回紹介する「HP Stream 11-y000」は、そのスペック、価格、デザインなど、どこをとっても「クラウドブック」と呼んでいい製品だと思います(HPはこの製品にクラウドブックという用語を使用していません)。Stream 11については旧モデルをウインタブでも実機レビューしたことがあり、性能云々じゃなしに、とても素晴らしい製品だと思っています。一言で言うと「ノートパソコンの愛されキャラ」かな。

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1.スペック

HP Stream 11-y000 スペック表

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新しいStream 11は今のところ直販モデルのみが販売されています。単一グレードだった従来機と異なり、新型は「ベーシック」と「スタンダード」の2グレードありますね。両者の違いはRAMの容量のみで、4GBに増量された「スタンダード」の存在は、これまで購入を躊躇していた人の背中を押す効果があるかもしれません。

CPUはCeleronですが、従来のN2840ではなく、N3050に変更されています。N2840は開発コードネームがおなじみの「BayTrail」ですが、N3050のほうは「Braswell」です。型番の数字が大きい方が偉い、ということでもなくて、N3050のほうが省電力性に優れる、とされますが、CPUとしての処理性能はあまり変わりません。

ストレージは頑固に32GBを維持です。

HP 32GBで十分!

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「よーし、よく言った!HP!」と個人的には思います。ただ、それだけではなく、この製品はOneDriveを2年間100GB無料で使えます。従来型でもこの特典は用意されていたのですが、まさにクラウドブックにピッタリのHPの配慮だと思いますね。

あと、この製品は全体的にミニマムスペックとは言いながら、USB3.0ポートはついてますし、Wi-Fiも5GHz帯に対応しているなど、パソコンとしての実用性も決して低くはありません。また、バッテリー稼働時間も従来型よりわずかに伸び、10時間45分となっています。重量も1.13 kgと、従来型よりも50 gだけ(w)軽くなっています。Wi-Fi、バッテリー稼働時間、筐体重量などを見れば、モバイル利用もかなり快適なんじゃないでしょうか?

2.筐体

HP Stream 11-y000 天板
新筐体だと思いますが、キープコンセプトです。ただね、この製品にとって非常に重要な「筐体色」が変更になっています。

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HP Stream 11-y000
まずはトップ画像を再掲します。

HP Stream 11-r000
これが従来型の色「コバルトブルー」です。新型の色は「アクアブルー」となります。どっちでもいいやん、という人もいるんでしょうけど、私は個人的に「コバルトブルー」のほうが好きなんですよね…。

天板の画像を見ると細かな型押し加工を施していますし、パームレストにもストライプが入っていて、手を置くとかすかに凹凸が感じられる、とのことです。もともと高級感を売りにしている製品ではないですが、できる範囲で質感を高める努力がなされていることはわかります。

また、画像はないのですが、キーボードは旧型の頃から出来はいいです。新型はキーピッチ約18.7 mm、キーストローク約1.5 mmの日本語キーボードを装備しているということなので、安心して使えそうです。

Stream 11 キーボード
参考までに旧型のキーボード画像を。2年前のモデルですが、試用した印象は非常によく、気持ちよく打鍵できました。

HP Stream 11-y000  各部名称

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各部名称です。低価格な製品ですが、ステレオスピーカーが装備され、「dts Studio Sound」で音質にもこだわりを見せています。HPの音響システムといえば「Bang & Olufsen」で、これは私のような音痴でもはっきりと違いがわかるくらいに高品質なものです。さすがにStream 11には搭載されませんが、「HPが音にこだわった」ということなら、少なくとも価格以上の内容にはなっていると思います。

3.価格など

HP Stream 11-y000はHPの直販サイト「HP Directplus」で販売中で、価格はRAM2GBのベーシックモデルが税込み29,916円、RAM4GBのスタンダードモデルが税込み37,584円となっています。

この製品はスペックにこだわって使う、というよりは割と気軽に使うべきものかと思います。実際、そういうニーズに応えたデザインと価格設定になっていますよね。うちの子は中国タブレットの試用機が送られてきた際に「どうだい?」と見せてもほとんど関心を示さないので、Stream 11を買ってあげてもほぼ無意味かなと思います(寂しいです)が、読者のみなさんがお子さんにパソコンをねだられたら、最有力候補としてもいいんじゃないでしょうか?あとは初めてパソコンを買うとか、すでにメインPCを持っていて、自分用の2台めに、と考える場合にもいいでしょうね。

4.関連リンク

HP Stream 11-y000:HP Directplus
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コメント

  1. 匿名 より:

    このPCを買うなら、価格差からして2GBモデルで十分な気はしますね。
    Windows10の大型アップデートを考えなければストレージ32GBでも十分なんですが。
    手持ちの32GB機でかなり手間取ったので…

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。私もむしろ2GBでいいと思います。スペック追う製品じゃないと思うし。あと、32GBなら32GBで、HPクラスなら大型アップデートの際のガイダンスみたいなのをちゃんとやってほしいですね。

  2. 匿名 より:

    Celeron N3050 搭載ということで PCIe も SATA もある筈・・・
    起動可能な SSD を搭載できるようになっていると嬉しいんですけどねぇ。
    (無線LANカードと引き換えでもいいです)

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。eMMCなので換装は難しいか、と。