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HP Pavilion x2 - 個性派の2 in 1に新型が登場!デザインよし、機能よし、そしてカラーが最高!

HP Pavilion x2 サンセットレッド
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。6月18日にWindowsPhone「MADOSMA」を入手してからというもの、タブレットの話がおろそかになりつつあります。このままではウインタブの記事がWindowsPhone関係の記事埋めつくされてしまう、という危機感を少しばかり感じていたところ、海外からタブレット関係のビッグニュースを入手しました!

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HPの「Pavilion x2」といえば、ウインタブでも以前実機レビューをさせてもらったことがあります。2 in 1として独特な形状のキーボードを備え、スペックも価格に見合わず高水準で、さすがHP、という製品です。

HP Pavilion x2 10-j000 - 軽量化と使い勝手を両立した2 in 1 (実機レビュー)

このPavilion x2に新型が登場しました。モデルチェンジなのかモデル追加なのかははっきりしませんが、新色のレッドがすごくいい感じなこともあり、個性的なデザインがさらに「ぶっ飛んだ」感じになったなあ、というのが第一印象です。

1.スペック

HP Pavilion x2 スペック表

クリックで拡大します

英語が苦手な人もいると思うので、要点のみ捕捉します。

OS: Windows 8.1 64ビット
CPU: Intel Atom Z3736F(1.33GHz/2.16GHz)
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB/64GB
ディスプレイ: 10.1インチ(1,280×800)
筐体色: ブリザードホワイト/サンセットレッド

となっています。CPUは新しい型番になっていますが、世代としては現行のBaytrailになります。Z3736Fという型番は現在Windowsタブレットにもっとも多く採用されているZ3735Fとわずかに1番違いですね。この1番の違いによって、バースト周波数が3735Fの1.83GHzから2.16GHzに高速化されています。OSは64ビット化されますが、RAMが2GBなので常識的にはそんなに高性能化のメリットはないと思われます。

また、スペック表記載事項以外に英文のプレスリリースなどを確認すると

・USB Type-Cを採用、ただし伝送規格はUSB2.0
・フルサイズUSB2.0ポートあり
・microHDMIポートあり
・バッテリー駆動時間はフルHDのビデオを再生して最大10.75時間
・キーボードのキーストロークは1.5 mmでタッチパッドつき
・Bang & Olufsenのステレオスピーカー
・フロントに「TrueVison HD Webcam(ウェブカメラ)」を装備
・Office 365 PersonalとOneDrive 1TBの1年間利用権つき
・キーボード込みのサイズは264 × 173 × 16.75 mm、重量約1.125kg
・タブレット単体サイズは264 × 173 × 9.65 mm、重量約585g

ということがわかりました。特に目を引くのがスピーカーシステムですね。なんかいい音だしそう。

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2.デザイン

HP Pavilion x2 テントモード
鮮やかなレッドの筐体色は個人的に好みですが、「あれ?どこかで見たような…」って思いませんか?そう、acer Aspire Switch 10にもこんな形態がありました。Aspire SwitchでもPavilionでもこの形態のことを「テントモード」といいます。

HP Pavilion x2 スタンドモード
筐体色がホワイトになるとさらに似てきますね。このモードはPavilionでは「スタンドモード」といいます。Aspire Swirchでは「ディスプレイモード」ですね。「ディスプレイに集中する」という用途で使われます。

HP Pavilion x2 タブレット単体
これがキーボードを取り外した状態です。スピーカーの位置が見て取れますが、ステレオ感バリバリっぽいですよね。

HP Pavilion x2 ヒンジ部分
タブレット本体とキーボードの接続部分もAspire Switchにそっくりです。接続にマグネットを使っているというのも同じですね。

ということで、この筐体、画像で見る限りはAspire Switch 10に非常によく似ています。私はAspire Switch 10の実機を持っていて、筐体のデキにほれ込んでいるので、「似ている」というのはすごくいい意味で書いています。また、スピーカーについては取り付け位置とB&Oの品質をイメージすると、臨場感のある素晴らしいものだと思われますし、キーボードも画像で見る限りかなりしっかりしたもののようです。実機を見てみないとはっきりとは言えませんが、筐体に関しては現行のPavilion x2よりも劇的な進化を遂げているんじゃないか、と思います。

3.価格と発売時期

7月21日から米国で販売開始、価格は299ドル(約36,800円)から、となっています。上のスペック表を見る限り、バリエーションの差がつく要因はストレージ容量(32GBか64GBか)しかないようなので、299ドルモデルはストレージが32GBのモデル、ということを意味すると思います。1年間分とはいえOffice 365も使えてこの価格ですから、日本での価格もかなり期待してよさそうですよね。残念ながら日本での発売時期や価格はまだ発表されていません。しかし、この機種は確実に日本でも売れ筋になると思われますから、個人的には確実に日本での発売はある、と予想します。さらに当たりもしない予想を書くと、Officeなしモデルが4万円を切る価格になるんじゃないでしょうか?

4.関連リンク

HP Launches Next Generation Pavilion Detachable PC and ENVY Notebooks:米国HP社プレスリリース(英語)

HP Pavilion x2:米国HP 商品詳細ページ(英語)

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コメント

  1. うぃる より:

    筐体色はレッドとシルバーみたいです。
    価格は前モデルが気に成ってアメリカと日本の両方をチェックしたのですが、
    日本は、元々の本体価格が高い上に、ハイブリットドライブ等を選択出来ない、
    オフィスもアメリカでは100ドル程度増加が日本だと2万円近く増加、
    かなり割高で「日本で売る気あるの?」と思う差別的な内容です。
    個人的にはHP好きで使用もしているので、最近のHPにきかなりガッカリしてます。

    • wintab より:

      うぃるさん、こんにちは、コメントありがとうございます。現行機については実機を貸してもらってしばらく試用した経験があるのですが、ヒンジつきに劣らない使い勝手でした。HPにせよDELLにせよ、アメリカンな筐体であることが多いのですが、x2は緻密さが感じられて好感が持てました。新しいx2は価格次第ではすごく人気が出そうですが、おっしゃるようなパターンで日本価格を決められてしまうとAspire SwitchとかTransBookとかmiix 3とかと戦うのが苦しくなりますよね。でも、いいなあと思います、あの赤い筐体色。

  2. takaha(baseball mean より:

     購入する予定はないのですが、現在、2in1をチェック中。

     スペック的には

    ・セパレートがいいなぁ……
    ・画面サイズは12インチ前後。(10インチより上の規格がいい)
    ・メモリ4G以上
    ・ストレージはそんなに気にしない(64G以上あれば……)
    ・CPUはATOMでも最近出た性能のいいやつで
    ・デジタイザペン対応
    ・10万円以下!←重要

     clip studioがそこそこ動くくらいのスペックが欲しい!あと、キーボードついててワードとか気楽に開けるようなそんなPCがあると便利かなーって思いまして。(寝ころびワードとかいいと思いません?)
     予算を上げれば結構あるんですがね、10万円以下となるとなかなか……正直これくらいできればライトユーザーなら満足できると思うのですけどね。3Dオブジェクトをぐりぐり動かしたりするのでもなければ。ライトユーザー向け「これさえあれば、何もいらない」って割とハードル低いのでそのあたりを低い価格帯で組むことができればそれはそれで売れるとは思うのですが……

     本来ならsurface 3がその立ち位置だったのでしょうけど、若干小さいかな。まあなによりLTEイラナイ……LTEオミット規格が販売されていればもっとシェアが伸びると思うのですけどね……

    この方向はこの先伸びるかどうかはわかりませんが、あっと驚くようなPCが出てほしいですね。

    • wintab より:

      takahaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そのスペックだとSurface以外にはTransBook T100HA(日本未発表)か新しいThinkPad 10あたりでしょうかね、今のところ。デジタイザーはついてないと思いますけど、T100HAなら10万円以下で行けそうです。ThinkPad 10はキーボード込みなら10万円を超えちゃうかも。寝ころびワードやるなら12インチとかは結構きついかもしれません。重いから…。新しいAtom(CherryTrail)の実機は早く試してみたいのですが、ウインタブの規模だと実機を試せるのはまだまだ先のことになりそうです。あと、WindowsPhone、言い換えるとWindows 10 Mobile搭載の小型タブレットが台頭してくると思われるので、既存の8インチとか10インチタブレットとどうやって住み分けていくのか、関心もあり、心配もあり、というところです。