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HP ENVY 8 Note ー これは完全にストライクゾーン!な8インチWindowsタブレット

HP ENVY 8 Note
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。HPが新しい8インチWindowsタブレット「ENVY 8 Note」は米国で発表しました。ウインタブにとって完全にストライクゾーンに入ってしまう、非常に魅力的な製品です。10月6日のMicrosoftイベントで発表された製品もまだ全部記事にしていないのですが、この製品だけはどうしても先に紹介したい!と思いました。

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1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Atom X5-Z8300(CherryTrail)
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 8インチ(1,920 × 1,200)ゴリラガラス3
カメラ: イン2MP / アウト5MP
オーディオ: B&O Play
ネットワーク: microSIMカードスロット(LTE)
入出力: microUSB2.0、microSD
サイズ: 厚さ7.7 mm、重量0.8ポンド(約363g)

現在のところ、正式なスペック表が公開されておらず、プレスリリースに記載していることしかわからないのですが、CPUにCherryTrailを使い、ディスプレイ解像度も1,920 × 1,200と高く、スタイラスペン(Active Pen)も付属する(デジタイザ付きかどうかは不明)ことから、タブレットとして見ても非常に魅力的です。「タブレットとして見ても」と書いた理由はのちほど。あと、手書きアプリとして「HP Instant Note」が付属しており、スタイラスペンのボタンを押すだけでアプリが立ち上がる設定になっている、ということです。

HP ENVY 8 Note 本体表面
本体はWindowsボタンのある場所がHPのロゴになっていますが、よくあるWindowsタブレットとそんなに変わらない印象です。

HP ENVY 8 Note 本体背面

画像出所:THE VERGE

一方背面は白と黒のツートンカラーになっていて、好みは分かれるかもしれませんが個性的だと思います。

2.専用キーボード

私がENVY 8 Noteを「ストライクゾーン」と感じたのはタブレット本体のスペックもさることながら、オプションで用意されるキーボードです。本体が8インチサイズであるにも関わらず、キーボードは本体よりも大きく、10インチサイズなんです。本体よりも一回り大きくしたことによって、キーボードとしての使い勝手が大きく向上しています。

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HP ENVY 8 Noteのキーボード

画像出所:THE VERGE

これがキー配列ですが、不自然な感じはありませんよね。キーストロークは1.5 mmを確保しており、これはHPのほとんどのノートPCと変わらないということです。キーボードの素材はアルミで、サイズが全然異なるにもかかわらず、タブレット本体との一体感が出るように工夫されています。

HP ENVY 8 Note キーボードに本体を収納

画像出所:THE VERGE

キーボードの底面にタブレットを収納するためのくぼみがついており、持ち運ぶ際にはこのくぼみにタブレット本体をセットします。

HP ENVY 8 Note 一体で収納

画像出所:THE VERGE

このように、タブレットとキーボード、そしてスタイラスを一体に収納し、持ち運びが容易になっています。

キーボードはBluetoothか

画像出所:THE VERGE

キーボード入力時は、溝にタブレットを差して使います。上の画像をみると、どうやらBluetooth接続のようですね。

3.価格と発売時期

HP ENVY 8 Noteの米国での価格は本体+スタイラスペンで329ドル(約3万9500円)、キーボードをセットすると429ドル(約5万1500円)で、販売開始は11月8日から、となっています。製品版のOfficeはつきませんが、ディスプレイサイズが8インチなのでストアアプリのOffice Mobileは制限なしで使えます。

8インチタブレットにキーボードがついて5万円ちょっと、というのはそんなに安いほうじゃない、というのはあります。しかし、タブレットとキーボード、そしてスタイラスを一体にして持ち運べるような優れたパッケージングですし、キーボードをあえて大きくして実用性を高めたというアイデアには敬意を表したいですね。小型デバイスマニアとしては非常に気になる製品だと思っています。あとは日本発売の実現を祈りたいところです。

4.関連リンク

HP Makes ENVY 8 Note Tablet Great for Productivity on the Go With Revolutionary New Keyboard:米国HP プレスリリース
HP ENVY 8 Note:米国HP 製品ページ
HP’s new 8-inch Windows tablet has a 10-inch keyboard dock:THE VERGE

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コメント

  1. おはようございます。

    スペックを見るとLTE対応、フルHD以上なので、Windows製品だけで判断するなら安いかもしれませんね。少なくとも私は安いと感じました。
    それにしてもMicrosoftのSurface miniを少し期待していたのですけど、発表がなかったのでスペック的にも近いと思われるこれでいいんじゃないかという気がして来ました。まあ今のMicrosoftならcore i を乗っけて来そうな気もしますが(笑)
    キーボードが大きいのはいいですよね。打ち間違いも減りますし。
    日本で発売するかが気になりますね。
    LTE対応ですし普通に売れそうですが、ペンの性能によっては売上ランキング上位に食い込むかもしれません。期待の製品だと思います。

    • wintab より:

      Akiyoshiさん、こんにちは、コメントありがとうございます。キーボードがらみのアイデアが素晴らしいので私も好感を持っています。米国ではVerizonのみに対応しているようなので、Surface 3のように事実上キャリア紐付けにされるとイヤですね。それにしてもこの製品コンセプト、日本人には受けるような気がするので、なんとか日本でも発売してもらいたいです。

  2. 十月 より:

    本体より大きいキーボードを使うといえば、最初期の8インチタブレットだったacerのw3-810が似たタイプでしたね。
    発売日に買ったけど高かったなぁ・・・

    • wintab より:

      十月さん、こんにちは、コメントありがとうございます。W3-810という型番、海外のニュースサイトでも記載されていました。W3を購入されたということは私にとってタブレットの先輩です。8インチタブレットも随分進化しましたよね。しかし、一番8インチがよく売れているはずの日本勢から奇抜な新製品情報が出てくれないのが残念です。低価格帯のほうは強いんですけど、独創性ということでは海外勢に遅れを取ってるような気がします。

      • 十月 より:

        小さいサイズのwindows機が欲しくて工人舎のPAを使っていたぐらいですから、W3はまさに待望のガジェットでしたね。まさか半年でW4やmiixなどの8インチ製品が出てW3の実売が半額になるほど爆発的に展開するとは思いませんでしたが。
        ちなみに今はyogaの8インチ(anypenではない)を使ってます。独特のデザインで気に入ってます。

        • wintab より:

          十月さん、こんにちは、コメントありがとうございます。「小さいサイズのWindows機」って、なにげにハマる人多いですよね。私もその一人です。その意味ではWindowsPhoneにWindows 10 Mobileが入ったら、キーボードとマウスを使って使い倒しちゃうんだろうなあ、と思います。YOGAはスペック的には抜群で、デザインだけ好き嫌いが分かれてしまう感じですね。Lenovoでは新型にはまだWindowsをのせてませんが、この先発売されるんでしょうかね。

  3. @まなたも より:

    どうも、こんばんは
    これ良さそうですね。
    これの10インチタイプが出ませんかね?即買いです。
    8インチはあんどろいどでええんですよ。
    10インチ、4GB、128GBとなれば最高です

    • wintab より:

      @まなたもさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ASUSお嫌いだということですが、ついさっきASUS TransBook T100HA-128Sという10インチ、4GB、128GBの製品紹介記事を書いたばっかです。

  4. 匿名 より:

    これ販売されそうですか?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。「可能性はある」くらいしか言えません。日本で発売されたら私も欲しいんですけどね。