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富士通 Arrows Tab Q507/P-SP - 10.1インチで「静脈認証」対応のWindows タブレットが登場!

富士通 Arrows Tab Q507/P-SP
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。富士通が法人向け(富士通WEB MARTでは法人モデルも個人購入が可能です)に新しい10.1インチサイズのWindowsタブレットを発表しました。「ARROWS Tab Q507/P-SP」という製品なのですが、なんと「スライド式静脈認証機能」つきです!「なにそれ?」というのが正直な感想なんですけど、記事を書きながら勉強していきたいと思いますw

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1.スペック

富士通 Arrows Tab Q507/P-SP スペック表

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先日実機レビューをした「Arrows Tab WQ2/B1」に比較的近いスペックです。OSはWindows 10 HomeとProを選択できますが、どうやら「デフォルトがPro」のようです。CPUはAtom X8550なのでWQ2/B1と同じ、RAMは2GB/4GBから選べ、ストレージは128GBです。また、ディスプレイは1,920 × 1,200ですが、WQ2/B1に標準搭載されていたデジタイザー(筆圧対応の手書き入力)はこの製品ではオプション扱いとなります。面白いのは「グレア」と「アンチグレア」を選べることですね。

入出力ポートもWQ2/B1と同じで、フルサイズのUSBポートが2つあります。これだけでも非常にありがたいですね。あと、この製品にはLTEモデル(無線WAN対応)も用意され、GPSの搭載有無(!)も選べます。

なお、サイズが「後報」となっており、現時点で公開されていません。筐体説明のところで書きますが、WQ2/B1よりもサイズは大きくなっていると思われます。

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2.筐体

富士通 Arrows Tab Q507/P-SP 筺体と静脈認証
この製品のセールスポイントは「スライド式静脈認証機能」を搭載していることです。画像を見るとわかるような、わからないような…ですが、左側の画像を見ると筐体の右端部分がやたらと長くなっていて、青いセンサーのようなものがついています。これが静脈センサーで、右側の画像のように指をスライドさせることによって端末認証するしくみになっています。認証時には右側の画像そのまんまのガイド画像が表示され、それに従って指をスライドさせます。

生体認証ではWindows Helloの「指紋認証」と「顔認証」が一般的ですが、静脈認証って、どのくらいのニーズがあるんでしょうね?私にもよく理解できませんが、法人向け製品ということで、ニーズのある業種や職種があるのかもしれません。

そんなわけで、センサーの存在により、この製品のサイズはかなり大きめであることが想像できます。

富士通 Arrows Tab Q507/P-SP 各部名称
各部名称です。上が左側面、下が右側面です。この画像を見る限り、WQ2/B1にそっくりで、端子カバーもついています。ということは防滴・防塵筐体です。IPX4/5Xということなので、WQ2/B1の「IPX5/7/8・IP5X」より少し性能は劣りますが、タフネス筐体ではあります。

公開されている製品画像が少ないため、これ以上のことはわかりませんが、基本的には「WQ2/B1に静脈認証機能を追加したもの」と考えてよさそうです。ただし、WQ2/B1が標準でも装備が充実していたのに対し、この製品ではデジタイザーがオプション扱いだったり、RAM2GBモデルが設定されているなど、細部の構成が若干異なりますね。

3.価格など

富士通 Arrows Tab Q507/P-SPは8月上旬(!)の発売予定で、価格は税込み92,124円から、となる予定です。

もともと法人向け製品ですし、個人利用で静脈認証のニーズがない限りはWQ2/B1のほうがいいような気がしますね。ただ、小型サイズのWindows タブレットの多くは生体認証に対応していないことがほとんどなので、よりセキュアにタブレットを使いたい、ということであればこの製品が生きるかもしれません。

4.関連リンク

ARROWS Tab Q507/P-SP 製品詳細:富士通 製品紹介
ARROWS Tab Q507/P-SP:富士通WEB MART
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