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ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4S - CPUとRAMをパワーアップしたスティックPCが登場!

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4S
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日ドスパラの展示会に参加した際、発売予定の製品の中で最も気になっていたスティックPCがついに発売されました!「Diginnos Stick DG-STK4S」です。スティックPCは各社から発売されていますが、サイズの制約が大きく、スペックの差は大きくはありませんでした。しかし、最近ではIntelのCompute StickがCore m搭載モデルを発表し、ドスパラでもCPUにCherryTrail世代のAtom Z8300を搭載したモデルを発売するなど、少しずつ選択肢が広がっています。

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そんな中で、Diginnos Stick DG-STK4SはCPUだけでなく、各所をしっかりレベルアップした製品で、「これならデスクトップPCとして十分使えそう」な内容となっています。

1.スペック

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4S スペック表

クリックで拡大します

DG-STK4SはCPUにCherryTrail世代のAtom Z8500を搭載しています。同じCherryTrailで国内外の最新タブレットなどに最も多く使われているAtom Z8300の上位に位置するCPUで、性能はもちろん上です。ウインタブの経験則では、例えばドラクエベンチではZ8300が1,500程度のスコアになることが多いのに対し、Z8500だと2,000くらいにはなります。またPassmarkが公開しているベンチマークスコアだと

Atom Z8500: 1,720
Atom Z8300: 1,206
参考:
Atom Z3735F: 910
Core i3-6100U: 3,507
Core m3-6Y30: 3,056

となります。さすがにCore i3やCore m3とは大差がありますが、そこそこの処理能力はあるということがわかると思います。

RAMは4GBで、国内メーカーのスティックPCはすべてRAM2GBなので、これだけでもビッグニュースです。Atomでも性能のいいZ8500とRAM4GBの組み合わせはいろいろと期待できそうです。

ストレージは32GBとスティックPCとしては標準的な水準です。また入出力ポートは給電用のmicroUSBは別として、USB 3.0ポートが2つありますので、スティックPCとしては十分な水準です。

それと、この製品、Wi-Fi性能にかなり期待ができます。802.11 a/ac規格に対応しているのはもちろん、アンテナを筐体の外に出しています。スティックPC(他のモバイル機器も同様ですが)は無線LANを快適に使えるというのが性能以前に重要なので、これも素晴らしい改善だと思います。

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2.筐体

Diginnos Stick DG-STK4S
ドスパラの展示会で撮影した画像です。DG-STK4Sは別売りのドッキングステーション「DG-STKLC」が装着されています。左は同じドスパラのCherryTrail搭載スティックPC「Diginnos Stick DG-STK2S」です。ともにスティックPCとしては大ぶりな製品なのですが、STK4Sはかなり大きいサイズになっています(とはいえスティックPCなので、困るようなサイズではないです)。

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4S アンテナ
外観上、一番の特徴は、やっぱりアンテナですね。展示会で製品を見た際、このアンテナがついていたことで、ひとめで新製品だとわかりました。機能の方は使ってみないとなんともいえませんが、ドスパラは「見掛け倒し」はしない会社なので、実用性もかなり高いと思われます。

ドスパラ DG-STKLC 側面
この製品が性能面でも期待できるスティックPC、ということで、このドッキングステーション「DG-STKLC」が真価を発揮するのではないか、と思います。DG-STKLCが発売されたのはDG-STK4Sのため、と言っていいかもしれませんね。これで拡張性を確保すれば、デスクトップPCとしても快適に使えそうです。

3.価格

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4Sはドスパラ公式サイトで販売中で、価格は税込みで22,800円となります。また、この製品を買うならぜひ!というドッキングステーション「DG-STKLC」とのセットもあり、こちらは税込みで26,039円です。

しょせんAtom、というとウインタブの存在意義を否定するような書き方になってしまいますが、いかなCherryTrailのZ8500とはいえ、デスクトップ用のCPUとは性能面で比較になりませんから、過度の期待は禁物です。しかし、重量級の作業ではなく、Officeなどの事務系アプリやストアアプリ、Webブラウジングとか動画視聴をするくらいであれば十分快適には使えると思いますし、ドッキングステーションの装着によってデスクトップPC顔負けの拡張性があるDG-STK4S、もはやスティックPCという狭い範疇では語れないような製品に進化したのではないか、と思います。

この製品の登場によってスティックPCに食指が動いた、という人も多いでしょうね。私も早く実機レビューしてみたいです。

4.関連リンク

Diginnos Stick DG-STK4S:ドスパラ公式サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    買いました。単独でダミープラグなしで起動可能
    リモート操作可能(splashtopTHDが一番遅延が少なかった)
    モバイルバッテリーで起動が可能(5V2A)
    遠隔でエクセル開いて編集するぐらいならメモリ占有率は50%前後
    たまにCPU100%いきますが常時20%ほど
    簡単ですが参考までに

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。かなり使い倒してらっしゃいますね。コメント拝見する限り満足度が高そう。私なんてリモート操作する習慣ないし…

      • 匿名 より:

        返信ありがとうございます。
        昔はリモート操作しないとflashも使えないしエクセルも編集できなかったので需要はあったと思います。
        しかし今となっては艦これはandroidで出来るし、エクセルもマクロを使わないのであればandroidで十分。
        昔ほどの需要はないのでしょうと思いますが、自分はスマホにコントローラアクセつけてexeファイルのゲームとかやりたいので…

  2. 匿名 より:

    あと設定はパフォーマン 優先にしてあります。
    参考までに

  3. 匿名 より:

    ROMは64GB欲しかった。データは外付けHDDでいいけど32GBだとWin10バージョンアップの度に容量気にしなきゃいけないのは辛い。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。Windows.oldができたら速攻削除っすね。