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ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3 - 新スティックPCは「税込み」9,980円!さらに薄く、軽く!

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3
個人的には「スティックPCならドスパラ」だと思っています。そりゃそうでしょう、各社横並びのスペックの中で「税抜き9,980円」で買えるんだから。と、思っていたらドスパラのスティックPCが新型になりました。「Diginnos Stick DG-STK3」といいます。でね、今度も価格がすごいんですよ、「税込みで9,980円」です。ドスパラも無茶やるなあ…。
Diginnos Stick DG-STK3:ドスパラ公式サイト

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1.スペック

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3 スペック表

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補足します。OS、CPU、RAM、ストレージの構成は従来機から変更ありません。CherryTrail化もしていませんし、RAM、ストレージとも2GB、32GBのままです。価格帯からしてそういう性格の製品なので、全然OKかな、と思います。別記事で「Intel Compute Stick」のCore m搭載モデル、CherryTrailのAtom搭載モデルを紹介していますが、そういう製品もあって、Diginnosもある、ということでいいでしょう。また、いつも書いていますが、BayTrail世代のAtomは決してすぐになくなるわけでもないし、今後も低価格帯の製品を支えていく存在になるはずです。

しかし、全然変わりばえしない、ということはありえません。特に大きな手が加えられたのは「サイズ」です。従来機「Diginnos Stick DG-STK1B」と比較してみましょう。

DG-STK3(新型): 112 × 36 × 11.5 mm / 重量42 g
DG-STK1B(従来型): 109 × 37.6 × 14 mm / 重量55 g

全長がわずかに大きくなっていますが、かなり薄く、軽くなっていることがわかります。ドスパラによれば「体積比で約80%、重量比で約85%」とのことです。まあね、55 gが42 gになっても世界は変わったりしないですけど、価格に転嫁することなく(というか安くなってますけど)薄型軽量化が進んだ、というのは歓迎すべきことです。

スティックPCは未だにどういう使い方をすると本領を発揮してくれるのか、ということがよくわからない部分があります。ハイスペック機の登場により「生産性マシン」という顔も見えてきましたし、依然として「リビングのテレビに繋いでホームエンターテイメント」的な使い方も健在です。そしてもうひとつ、ここまで安いんなら「スペアとしてひとつ持っておく」という発想も十分ありだと思います。その場合はスペックよりも価格が重要になりますね。

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2.筐体

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3 展開図
これが展開図です。ドスパラのスティックPCの優位点である「給電以外で使えるUSBポートが2つ」というのはちゃんと引き継がれています。新しい「Intel Compute Stick」は別として、スティックPCのほとんどは給電用を除くと使えるUSBポートが1つしかないので、ドスパラ製品の実用性は非常に高いといえます。「4つが5つに」とかだとあんまりありがたいと感じませんが、「1つが2つに」というのはめちゃめちゃありがたく感じますよ!

それとこの筐体、ファンレスです。スティックPCについては以前から「発熱による処理能力の低下」を指摘する声があり、実際ドスパラでもファン付きのモデル「Diginnos Stick DG-STK2F」をラインナップしていますが、DG-STK3では「あえてファンレス」ということのようです。以下にドスパラのプレスリリースの一部を転載します。

トラブルの原因となる埃は、主にファンから吸い込まれます。ファンレス仕様とすることで、機器内部へ侵入・蓄積が減少し、結果として、ハードウェアトラブルを低減します。

排熱は、CPU上部からケース外部にまで達したメッシュ状の金属部分によって行われ、CPUの発熱に対する動作マージンを確保しています。

ドスパラはダテにハイエンドなゲーミングPCを作ってるわけじゃないので、これは信用していいと思いますし、個人的な試用経験に照らしてもスティックPCにファンは不要(ただし異なるCPUが搭載されれば話は別)、という見解です。

3.価格と発売時期

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3は2016年1月7日に発売され、価格はこれまで書いてきたとおり税込み9,980円(税抜き9,241円)です。問答無用でスティックPC最安値となります。

上の方にも書きましたが、積極的なニーズを感じるのならもちろんのこと、「何かあったときの予備PC」とか「自宅にある古いディスプレイ(HDMIポートは必要ですけど)やキーボードの再活用」といった、若干消極的な使い方であっても納得できるような価格だと思います。2016年も「スティックPCはドスパラ」になるのかな?

4.関連リンク

スティック型パソコンがさらに薄く、軽くなって新登場!! 「Diginnos Stick DG-STK3」販売開始:ドスパラ プレスリリース
Diginnos Stick DG-STK3:ドスパラ公式サイト

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コメント

  1. じぃ より:

    小型化とファンレスは評価したいですが、発熱が気になりますね
    満を持して出すからには自信があるのだろうけど
    問題なさそうならサーバー目当てで買ってみるかな

    • wintab より:

      じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。サーバーとして使うにはスペックが足りないというコメントを過去にいただいていますのでご注意下さい。価格が価格なんで挑戦してもいいのかな、とは思いますけど。

      • じぃ より:

        返信ありがとうございます
        なるほどサーバーとしては能力不足ですか
        もう少し情報を集めた方が良さそうですね
        ありがとうございます

        • wintab より:

          じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。使い方にもよると思いますけど、以前そういうコメントがあったことは事実です。スキルがある方ですから、比較的簡単に調べることができるかもしれませんよ!

  2. kazu より:

    スティックPCの必要性ですが、自分が去年の夏場にスティックPCを買おうかと迷った理由がデスクトップPCからの排熱でした。
    無駄に高機能なPC使ってるから夏場は熱いんですよね。
    必要最低限の機能の小型PCなら排熱も最低限かなと。
    でもそうなるとファンレスがどうなのか?
    夏場に動画の連続再生ぐらいに耐えられるのかな?

    • wintab より:

      kazuさん、こんにちは、コメントありがとうございます。自分の経験上、動画の連続再生は大丈夫です。4K動画はそもそも再生が難しいですけどね。