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ドスパラ Diginnos DG-D11IWV(L) - 11.6インチ キーボード分離型2 in 1が良スペックで登場!

ドスパラ Diginnos DG-D11IWVL
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日書いた「ドスパラの展示会でニューモデルを見てきました。11.6インチに12.2インチと、モバイルマシンに勢いが!」という記事で紹介した11.6インチのキーボード分離型2 in 1「Diginnos DG-D11IWV(L)」がいよいよ発売です。ドスパラはごく短期間に13.3インチモバイルノート、12.2インチ 2 in 1と立て続けにモバイルマシンを発売していますが、今度は11.6インチのAtom機と、いよいよこのジャンルに本格的な参入を開始した、ということになります。

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展示会の会場で実機に触れたことを思い出しつつ、製品を紹介したいと思います。

1.スペック

ドスパラ Diginnos DG-D11IWVL スペック表

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この製品には2つのバリエーション「DG-D11IWV」と「DG-D11IWVL」があり、上のスペック表は「Lつき」の方です。両者の相違点はストレージが32GBか64GBか、ということだけです。

CPUはCherryTrail世代のAtomですが、Z8300のリファイン版であるZ8350と新しいものが搭載されています。また、RAMが4GBある、というのはウインタブ読者には朗報でしょう。中華タブでは一般的になりましたが、日本メーカー製品としてはAtom(特にZ8300やZ8350)に組み合わされるRAMは2GBであることが多いですから。

ストレージの方は32GBと64GBを選べ、当然64GB版のほうが高価ではありますが、価格差は7,560円(税込み)ですから、個人的には64GB版を選ばれることを強くおすすめします。

ディスプレイは11.6インチと、クラウドブックや小型モバイルノートと同じくらいのサイズになります。FHD解像度というのはタブレットとしてみれば普通ですが、モバイルノートPCとしては価格帯の割に高精細ですね。もちろん2 in 1なのでタッチパネルです。

Wi-Fiは5GHz帯に対応し、入出力ポートも充実しています。それと、スペック表だとフルサイズUSBポートは一つだけですが、この製品は(それとは別に)キーボード側にUSBポートが2つあります。また、ちょっとややこしいことに、USB Type-Cポートがついているものの「給電専用」となっていることに注意が必要ですね。

つまり、この製品はタブレット形態だとUSBポートは給電用を別にすればひとつだけ、ノートPC形態だと3つ、ということになります。これなら周辺機器の接続など、拡張性は十分といえます。

サイズの方ですが、タブレット本体の厚さが8.9 mmというのは健闘していると思うものの、キーボード込みでの重量が1,535 g(本体785 g + キーボード750 g)になってしまうのはちょっとしんどいかもしれません。ヒンジつきキーボードなので、バランスを取るためにどうしてもある程度キーボードの重さは必要ですけどね。

なお、スペック表に記載はありませんが、バッテリー稼働時間は「5.7時間」が公称値のようです。

2.筺体

ドスパラ Diginnos DG-D11IWVL 筺体正面
この製品は「ヒンジ付きのキーボードが付属する、キーボード分離型2 in 1」なので、見た感じはモバイルノートPCそのものです。

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ドスパラ Diginnos DG-D11IWVL 筺体
展示会で実機を見てきましたが、筺体は金属(おそらくアルミ合金)製で、ごくシンプルなブラック一色です。そっけない感じもしますが、ドスパラらしい、余計なことをしないデザインに好感を持ちました。

dospara_diginnos_dg_d11iwl-4
キーボードです。タブレット本体とはコネクタによる物理接続になります。ご覧の通り、素直な配列ですし、(そろそろ展示会の記憶が怪しくなってきましたが)打鍵感も良好です。ドスパラとかマウス製品のキーボードはあまり心配する必要がないと思いますよ。

ドスパラ Diginnos DG-D11IWVL

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前面・側面と各部名称です。2 in 1のため、ノートPCとしてみた場合は若干厚みがありますね。しかし、展示会で見た限り筺体はかなり頑丈と思われました。もちろん落としたりヘンな力を入れたりはしておらず、あくまで普通に触った印象です。

ドスパラ製品はいろいろと試用してきましたが、特にゲーミングノート系はおそろしく頑丈な筺体になっていますし、この製品に関しても外見がやや無骨に見えるかわりに、非常にしっかりした筺体だと思います。

筺体に関しては展示会の記事で多くの画像を掲載していますので、興味のある方はそちらをご確認下さい。

3.価格など

ドスパラ Diginnos DG-D11IWV(L)は12月28日に発売され、価格は下記のとおりです。

ドスパラ Diginnos DG-D11IWV(32GB): 40,824円
ドスパラ Diginnos DG-D11IWVL(64GB): 48,384円
※税込価格

ストレージ64GB版でも5万円でお釣りが来ますね。サイズも11.6インチですし、RAM4GB/ストレージ64GBということであれば、いろんな意味で安心して長く使えそうな気がします。手にとって見た感じ、しっかりドスパラらしさもありましたしね。

4.関連リンク

Windows 10 の新しい機能が十分に生かせる環境を お手軽に構築できるコストパフォーマンスに優れた2in1モデル「Diginnos DG-D11IWV / DG-D11IWVL」の販売を開始:ドスパラ プレスリリース
Diginnos DG-D11IWVL(64GB):ドスパラ公式サイト
Diginnos DG-D11IWV(32GB):ドスパラ公式サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    T100TAからの買い換え、これが本命です。
    以前、64OS、4GB、64GB、FHDで5万円以内の機種が欲しいとコメントした事がありますが、まさにこれですね。
    今後のAtom系Winタブの行方も不透明ですので、年明けにでも購入を予定しています。

    気になる点は、重さとバッテリー持ちですかね。
    重さに関しては、試作機の画像イメージと着脱式クラムシェルの構造から重いだろうと予測していたので、ほぼ予想通りではあります。
    バッテリー持ちは、やや少ないですかね。
    ただUSB typeCのケーブルを用意すればモバイルバッテリーも使えると思うので、何とかなるでしょう。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。個人的な意見ですが、ドスパラの場合、公称値を盛ることはないと思うので、バッテリー稼働時間は信用できると思います(使い方によるとは思います)。あと、モバイルバッテリーを視野に入れられているのでなら全然OKかな、と思います。

      • 匿名 より:

        新年明けましておめでとうございます。
        今年も楽しい記事を楽しみにしています。

        ちなみに本命の「Diginnos DG-D11IWVL」以外の候補機種は、
        対抗、「ASUS T102HA」と「レノボ YOGA BOOK」
        穴、「テックウインド CLIDE W10C」
        大穴、「ASUS VivoBook E200HA-8350」
        です。がほぼ本命に決定です。

        この機種を選んでる時が楽しいんですよね。

        • wintab より:

          あけましておめでとうございます。多少なりとも値の張る買い物をする場合、決断するまで苦悩しますが、決断してしまうとあとは機種選びでうれしい悩みが始まりますね。ガジェット好きにはたまらない瞬間だと思います。羨ましいです。候補に挙げられている機種はいずれ劣らぬ強豪揃いと思います。もうしばらく悩みそうですね…

          • 匿名 より:

            「Lつき」購入しました。
            11.6インチFHDの液晶はとても綺麗で、大満足です。
            ストレージも64GBあると、精神的にゆとりが出来ます。
            アプリをいくつか入れてみましたがまだ40GB弱残っています。
            正直、スピーカーの音質はあまりよくありませんが、価格を考えると十分でしょう。
            これから、長い付き合いになる相棒なので、仲良くやっていこうと思います。

            なお、機種の候補選びや選定にはウインタブさんの記事や読者さんのコメントが大変参考になりました。
            この場にてお礼を申し上げます。

            • wintab より:

              こんにちは、コメントありがとうございます。また、新製品のご購入おめでとうございます。このようなコメントをたくさんいただけるよう、頑張ります!

  2. kinji sumimori より:

     一般的な日本製品のカスタマーサポートと日本語キーボード必須って人たちには、待望の製品ですね。
     個人的にはキーボード込みで重量1.5kgってのと、税込希望小売価格¥48,384ってのがちょっと……重量はあと本体-250g、キーボードで-50gで1.2kg、実質店頭価格¥39,800なら、身の回りのPC初心者たちに「初めて鞄に入れて持ち歩くノートPC」として超お勧めな製品になるんですが……ドスパラさん、2017年夏モデルにApollolake仕様の後継機種として出してください。真っ先に私が買います(笑)。

    • wintab より:

      kinji sumimoriさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ドスパラはすぐに値下げはしないと思うので、当面は厳しいかな、と思います。PC初心者のファーストマシンとしてはおすすめできる、というのは同感です。やっぱサポートがしっかりしている、というのはデカイですよね。