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Office365ユーザーはOneDriveの容量が無制限に! - ただし日本での展開は未定

OneDrive容量無制限イメージ
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私はMicrosoft Office 365 Soloを発売日に購入しました。

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Microsoft Office 365 Soloを発売日に購入したよ!個人向け!

一応簡単にOffice365のサービスをおさらいすると

・料金は12,744円/年もしくは1,274円/月(ともに税込み)
・契約期間中はOfficeファミリー全製品(Word,Excel,PowerPoint,Access,OneNote,Publisher)が使える
・PCとタブレット、2台までOfficeをインストールできる
・契約期間中はOneDriveの容量1TBが使える
・Skypeの世界向け通話(日本国内は固定電話のみ)60分が無料
・テクニカルサポートが無料で受けられる

という内容なのですが、10月27日にMicrosoftが「Office365ユーザーはOneDriveを容量無制限で使えるようにする」と発表しました。この話は大手メディアで取り上げられているのですが、Microsoftに電凸(問い合わせ電話)したところ、オペレーターの方の回答は

「日本国内でこの件についてお客様にお話できることはありません。まだなんの指示もありません。」

というものでした。

Office365のサービス内容とか価格は日本と米国では異なっています。「Office365 Solo」も製品版のOfficeとOneDriveの期間契約を組み合わせた「Office Premium」も日本のみのパッケージで、米国では「Office365 Home」と「Office365 Business」というサービスがあります。

なので、米国のユーザーはOneDriveの容量無制限なんだけど日本のユーザーは1TBのまま、ということもありえます。少なくとも10月28日現在で日本Microsoftはなんにも言ってません。でもまあ、近日中に日本のユーザーもこの恩恵を受けられる可能性は高いと思ってますけどね。

そもそも容量1TBって、事実上無制限という意味に捉えていいんじゃないか、と思っていました。1TBって、4人家族がホームビデオをたまに録って、それを全部OneDriveに保存する、という場合であってもそうそう足りなくなる容量ではありません。ビジネス系の文書ファイルなら一生分はあるんじゃないでしょうか?ということで、うれしいニュースではあるんですが、ちょっとピンとこない感じがしています。

例によってMicrosoftでは該当のOffice365ユーザーに対し、順番に、そして自動的に容量を増量してくれることになっていますが、最大で数カ月かかる、ということです。「早くしないと1TB使いきっちゃう!」という切迫した需要のある人がいるのかどうか疑問ですが、順番待ちを短縮する方法を紹介しておきます。

まず、こちら(preview.onedrive.com)にアクセスします。

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Office365プレビューサイト
そうするとこんなメッセージが表示されます。「Office365 Home,Personal,Universityのいずれかを契約している人は容量無制限のOneDriveを手に入れる最初のメンバーになれるよ」と書いているのですが、まず、この画面の下部にある「By clicking~(OneDriveのプロモーションメールを受け取ることに同意すると書いている)」の左横にあるチェックボックスにチェックを入れます。そして「Get on the list」のボタンを押します。するとマイクロソフトアカウントのメールアドレスを入力する画面になるので、 そこでメールアドレスを入力するか、あるいはブラウザ上で既にマイクロソフトアカウントにログインした状態になっていれば、

OneDrive容量無制限申し込み完了
という画面が表示されます。これで順番待ちリストに登録されたことになります。

もちろん私はこの手続を済ませていますが、上の方に書いたように、日本のOffice365 Soloのユーザーは正式にこのサービスの対象にはなっていないはずなので、あっさり容量無制限を獲得できるとも思えません。首尾よく容量無制限になったとしても、1TBを使い切るのが相当先の話になるはずなので、実効性はあんまり高くないと思っています。私の場合。

この件を通して思うのは、Microsoftがクラウド・ストレージサービスをかなり重視していて、競合であるGoogleとかDropboxを引き離しにかかっているんだろうなあ、ということです。Office365 Soloを申し込むときに、OneDrive1TBのほうに魅力を感じていたので「ああ、これでこの先ずっとMicrosoftにお金を払い続けるんだろうなあ」という気持ちになりました。クラウド・ストレージを大量に使う場合、サービスの乗り換えは非常に面倒なことになるはずです。逆に言えばサービスの提供者にとっては、一度顧客に大容量のクラウド・ストレージを使わせてしまえば逃げられる確率が低くなる、ということなので、Microsoftの戦略はよく理解できます。

GoogleやDropbox、BOXなども追随して値下げしてくるでしょうし、それは我々にとって歓迎すべきことだと思いますが、一度課金制のクラウド・ストレージを契約してしまうと引っ越しは現実的じゃなくなるので、慎重に選ぶ必要がありますね。ともあれ、今回の発表内容が日本のユーザーにも適用されると仮定すれば、Office365の魅力がさらにアップすることは間違いありません。

関連リンク

OneDriveプレビューサイト(英語)
The OneDrive Blog:Microsoft公式ブログ(英語)

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コメント

  1. 匿名 より:

    こりゃ、すごいですねえ。
    今からMicrosoft Office 365を個人購入しても、大丈夫なのでしょうかねエ?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。確証はないんですけど、Microsoftのリンク先コンテンツ、まだ生きてるみたいですね。ちなみに私は無制限を獲得しましたけど、実際のところ1TBとかも使えてません。