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AppleのiWorkがWindows PCで使えるようになったよ!

iCloud&iWorks
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。これまでクラウド・ストレージについて何回か記事にしてきましたが、AppleのiCloudについてはiOSかMac OSXのユーザーでないと使えない、というのがありました。

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私はiPhone4Sを使っていて、現在は通信キャリアとの契約もなく、Wi-Fi専用のネット端末+カメラとして利用しています。iCloudのユーザーですが、パスワードも忘れちゃってますし、Windowsタブレット+OneDriveという使い方がメインになっていて、全くiCloudは使っていません。AppleにはOffice互換(と書くと怒られますかね)のビジネス・ソフトウェアスイート「iWork」があって、以前は私もその中のひとつ「Numbers(Excelに相当)」をiPhoneで使おうとして、結局全然使わなかった、という思い出があります。いやあ、スマホで表計算ソフトは需要ないっすわ。

ここにきて、Appleが突然iCloud、そしてiWorkをWindows PCで使えるようにしてくれました。正確に言うと、Apple系のOSでなくともApple IDが作れ、Webアプリ(デスクトップアプリもあります)としてiCloudとiWorkが使えるようになりました。iWorkについてはまだ「ベータ版」ですし、ソフトウェアという位置づけでなく、Webアプリという位置づけです。Officeで言えば製品版のOfficeじゃなくて「Office Online」と同じポジショニングですね。なので、過度の期待をしてはいけないと思いますが、せっかくなので試してみましょう。

なお、この記事は海外ニュースサイト「Neowin」の下記の記事を参考にして書いています。

Apple makes iWork available to Windows users for free

1.使い方

iCloud ログイン画面
上記Neowinの記事にあるリンク先をクリックすると、上の画像の画面になります。最初から日本語で表示されるのでご安心を。なお、この画面は通常のiCloudのログイン画面ではなく、「ベータ版」のログイン画面です。Apple IDを持っている人は通常のログイン画面(Googleなどで検索すれば出てくるほう)で問題ありませんが、Apple IDがない人はベータ版のログイン画面である必要があります。上の画像の赤枠で囲んだところをクリックしてApple IDを作るのですが、このリンクはベータ版のログイン画面にしかありません。

Apple IDがない人はこの機会に作成しましょう。また、すでにApple IDがある人はそのままログインすれば大丈夫です。

iCloud ホーム画面
これがホーム画面です。なんとなくWindowsタブレットでは見たくない感じですが、説明書が不要のインターフェースであることは間違いありません。この画面にたどり着くことができたら、あとは誰でも使いこなせるんじゃないか、と思います。このあたり、さすがAppleですね。はっきり言ってWindowsよりも数段上のインターフェースだと思います。

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2.まだまだ未完成か?

iCloud Numbers
今回はNumbersを開いてみます。最初にチュートリアルというか、説明がたくさんついた画面が開きます。あと、記憶が定かではないのですが、すでにApple IDを持っている人は「iCloud Driveにアップグレードしなさい」みたいなことを言われます。私はもともとApple IDを持っていて、ずっと使っていなかったので、こう言われました。で、言われるままにアップグレードしました(別にお金はかかりません)。

iCloud Numbers 白紙
ここで、「新規作成」を選ぶと、新規のスプレッドシートのほか、かなりの種類のテンプレートも用意されてて、なかなかいい感じです。ただし、残念ながらタブレットでの使い勝手はよくありません。タッチ操作の反応が非常に悪いです。ThinkPad 8とAspire Switch 10で試してみましたが、ともにタッチ操作の場合スクロールがうまくできませんでした。Aspire Switchにマウスを接続するとわりと快適に動かせます。また、もちろんノートPCでも大丈夫です。タッチ操作オンリーで試したThinkPad 8は非常に反応が鈍く、念のためWindowsを再起動して試してみましたが、やはりタッチ操作がまともにできませんでした。

Numbers IEだとエラー
あと、Internet Explorerは歓迎されてないみたいですね。モダンUI用のIEでNumbersを使おうとすると、こんなメッセージが…。ChromeとOperaを使っているときは出ません。

WebアプリとしてのNumbersですが、まだベータ版ということもあり、はっきり言ってレスポンスは鈍いです。また、私がNumbersをほとんど使っていないせいもあり、関数入力やその他の編集がうまくできませんでした。要するにこれ、Excelじゃないんで、メニューとかの配置も全然違うし、どこをいじればいいのかよくわからないってい感じなんです。Googleのスプレッドシートの場合はまだExcelに似た感じがしますが、Numbersは全然違います。なので、私自身がもう少しNumbersに慣れないと何にもできない、ということです。

Windowsタブレットユーザーは現状取り立ててiCloudを使う必要はないと思いますが、せっかくの新しいWebサービス、それもAppleのサービスですから、興味のある人は試してみてください。

3.関連リンク

Apple opens up iWork to Windows users for free:ZDNet(英語)

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