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alt-ime-ahk - 英語配列のキーボードでもスムーズにIME切り替えが可能なツール、中華製品ユーザーにもピッタリ!

alt-ime-ahk
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。特に中華PCのユーザーの中には「キーボードが英語配列なので使いにくい」と感じている人が多いのではないでしょうか?もちろん英語配列のほうが好き、という人もいると思います。しかし、これまで日本語配列のキーボードを使っていたのなら、やはり英語配列には戸惑いますよね。日本語配列と英語配列にはもちろん相違点がありますが、その中で最も戸惑うのが「IME切り替え(かな入力と英数入力の切り替え)」だと思います。

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IMEの切り替えに特定のキーを割り当てることは可能なのですが、すべてのキーを自由自在に割り当て変更することはできませんし、選択できるキーはたいてい他の操作に割り当て済みなので、どのようにカスタマイズすべきか悩んでしまいます。しかし、個人的な意見ですが、もしIMEの切り替えがワンボタン(1つのキー)で簡単にできるのであれば、英語配列であることの不満は80%くらい解消されるのではないか、と思っています。

先ほどTwitter経由で読者の方から「ワンボタンでIME切り替えができるツールに関心あります?」という連絡をいただきました。「大枝瑛一(布団帝國幕張領事館一等寝言官)(@AUE_OEDA)」さんという方からの情報です。私も試してみましたが、非常に便利なものでした。なのでこの記事ではそのツール(ソフトウェア)の紹介をしたいと思います。なお、下記が制作者の方のサイトで、この記事はこのサイトからの引用となります。
WindowsのAlt空打ちで日本語入力(IME)を切り替えるツールを作った:karakaram-blog

alt-ime-ahk 使い方
使い方の説明はこれだけ。つまり、このツールをインストールすると、「右側のALTキーでかな入力、左側のALTキーで英数入力」に切り替えができます。作者の方はMacユーザーで、Macの日本語キーボードがスペースキーの左右にある「英数」「かな」キーでIMEの切り替えをする仕組みになっているのをヒントに、Windowsでも同じような操作感を得たい、と考えたのがきっかけのようです。

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alt-ime-ahk Macの日本語キーボード
ちなみにこれがMacの日本語キーボードです。ご覧のように、スペースキーの左右に「かな」「英数」の切り替えキーがありますね。Macユーザーにはおなじみかもしれませんが、Windowsユーザーが使っても便利そうです(慣れは必要ですけどね)。

この「alt-ime-ahk」はMacの配列にならってAltキーを代用するというものです。

1.インストール

下記のサイトから「alt-ime-ahk.zip」というファイルをダウンロードし、解凍します。
alt-ime-ahk-v0.2.3:GitHub

そうすると、自動的にタスクトレイ(タスクバーの右側)、あるいはお使いの環境によって「矢印(<が上向きになったもの)」にグリーンの「H」というアイコンが表示されます。このアプリは性質上常駐型となりますので、終了させる場合はこのアイコンを右クリックします。

なお、レジストリには影響していないようで、アンインストールは「alt-ime-ahk.exe」とというexeファイル(実行ファイル)を削除するだけで完了します。その意味ではインストールすることのリスクはほぼないと思います。

2.注意事項

ALTキーをIMEの切り替えに割り当てるわけですから、ALTキーの機能に一部制約が出ます。引用元サイトによれば、

・通常の Alt 空打ちの動作が無効になります。例えばエクセルで Alt を空打ちすると、通常は上部のメニューにキーボードショートカットのヒントが出ますが、これが表示されません。エクセルの場合 Alt キーを長押しするとヒントが出ますし、Alt + f のような組み合わせキーはこれまで通り利用できるので、何とか実用レベルは保てていると思います。

とのことです。私の場合、ALTを単体で押す機会はほとんどない(というか全くない)のですが、確かにExcelではAlt + Enter(セル内の改行)などを使います。ただ、やはりExcelでもAltキーだけを単体で押すことはないですね。なので、個人的にはこの制約条件は気になりません。

あとは読者のみなさんのキーボードの使い方によると思います。

実際にこれをインストールし、しばらく使ってみました。日本語配列のキーボードで試してみたのですが、事前の説明通り、ALTキーでIMEの切り替えが簡単にできます。それと、これが大きいと感じたのですが、日本語キーボードの場合、従来通り「全角/半角」キーでもIME切り替えは可能でした。つまり、このツールはALTキーの単体押しを必要とする操作があった場合のみ不自由がありますが、それ以外の操作を犠牲にすることはないようです。

あと、このツールのせいで挙動がおかしくなったとか、不具合が見つかった、ということもありませんでした。本来は然るべき長期間使ってから判断すべきことかもしれませんが、アンインストールも簡単ですし、試しにインストールしてみる、というのはありだと思います。

3.引用元

WindowsのAlt空打ちで日本語入力(IME)を切り替えるツールを作った:karakaram-blog

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コメント

  1. 匿名 より:

    これって何故かFirefox上だと効かないからほとんど意味なし。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。私が試したらFirefoxでもちゃんと効きましたよ。

  2. 匿名 より:

    これ良いですね。Macユーザーで、
    Windowsを使用する機会が多い私には、IMEの切り替えはストレスでした。
    ありがとうございます

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。特にMacとWindowsを併用していて、軸足がMacという人にはいいでしょうね!

  3. amacoda より:

    ご紹介ありがとうございます。Parallels上のWindows 10 + Office 2016では動いていたのですが、Windows 10 + Office 365 Solo ではなぜか動作せず、現在確認しているところです。

    • wintab より:

      amacodaさん、こんにちは。中の人でいらっしゃいますか?中華ノートには強い味方になってくれるツールだと思っております。ありがとうございます。