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ASUS TransBook T100HA - Atom搭載 2 in 1の「絶対王者」CherryTrailを搭載する!

ASUS TransBookT100HA
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。10インチサイズの2 in 1 PCで最も人気があるモデルは「ASUS TransBook T100シリーズ」だと思います。統計資料が手元にないので断言できませんけど、そう書いても問題はないでしょう。このサイズでASUSはオーソドックスなロングセラーモデル「T100TAシリーズ」とBluetoothキーボードを採用した薄型のスタイリッシュモデル「T100 Chi」の2つの筐体をラインアップしていますが、今回新しく「T100HA」シリーズが登場しました!T100HAについては、台湾(Computex Taipei)で発表された際、「ASUS Transformer Book T100HA - 大人気TransBookの新型は最初っからWindows 10で」という記事を書いています。このモデルが日本発売されることになりましたので、改めて紹介します。

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1.スペック

ASUS TransBook T100HA スペック表

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補足します。正直ちょっとだけ「あれっ」って思いました。CPUはCherryTrailのIntel Atom X5-8500を搭載し、OSも64ビットとなりましたが、RAMのほうは2GBです。これだと64ビットOSの実力を十分に発揮しきれないような気もしますが…。また、ストレージは64GBと、このクラスの2 in 1としては決して悪いほうではありませんが、TransBook T100TAシリーズに見られたキーボードドック側のHDD500GBというのがなくなっています。あと、ディスプレイ解像度も1,280 × 1,200と、従来機からのスペックアップはありませんでした。

ASUS TransBook T100HAはグラフィック性能が2倍
でも、ASUSによれば、T100HAはグラフィック性能が大幅に向上し、「前モデルより最大2倍」速くなっているとのこと。CherryTrailの実力はすごいですね。

また、カメラに関してはイン192万画素/アウト500万画素と、従来機T100TAシリーズにインカメラしかなかった(T100Chiには500万画素のアウトカメラがついています)ことを思えば大きな改善と言えます。また、入出力インターフェースでタブレット本体側にUSB3.1 Type-Cポートが新設され、拡張性が一層高まりました。ノートPCとして使うにせよ、タブレットとして使うにせよ、ポートの増設というのは大きく使い勝手に貢献します。

あ、そうそう、いまだ対応機種が限定されているWindows 10のContinuum(ディスプレイの着脱をOSが判断し、PCモードとタブレットモードを自動的に切り替える機能)ですが、T100HAはしっかり対応しています。それともうひとつ、この製品に限らず「Office Mobile」がバンドルソフトとして記載されていることが増えていますが、これはWindows 10用の無料アプリのことで、製品版のOfficeではないので注意してください。

2.デザインとサイズ感

ASUS TransBook T100HA 斜め前
筐体のイメージはT100ChiシリーズよりもT100TAシリーズに近いような気がします。

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ASUS TransBook T100HA 真横
真横からみるとかなりスリムになっていることがわかります。ということで、T100TA、T100ChiとT100HAのサイズを比較してみましょう。

T100HA: 
タブレットのみ 265 × 175 × 8.45 mm / 重量約580 g
キーボード込み 265 × 175 × 19.45 mm / 重量約1,080 g
T100TA:
タブレットのみ 263 × 171 × 10.5 mm / 重量約550 g
キーボード込み 263 × 171 × 24.5 mm / 重量約1,133 g
T100Chi:
タブレットのみ 265 × 174.5 × 7.2 mm / 重量約570 g
キーボード込み 265 × 174.5 × 13.2 mm / 重量約1,080 g

※T100TAはバリエーションが豊富にあるため、型番ごとに若干の差異があります

こうしてみると、大きさはT100TAがもっとも小さいものの、厚さはT100Chiが顕著に薄い、ということがわかります。T100Chiのタブレット本体の厚さ7.2 mmというのは私が知る限りWindowsタブレットでは最も薄いサイズですが、T100HAはそれには及ばないものの、T100TAよりはかなり薄くなっていることがわかります。ただし、T100TAはキーボードドック側に500GBのHDDを搭載しているモデルもあり、その割には薄く、軽いということは言っていいと思います。T100HAはとんがったデザインのT100Chiと高い実用性(物理接続のキーボードや内蔵HDDを搭載しているという点です)を誇るT100TAシリーズの中間くらいの薄さで、製品コンセプト的にはT100TAよりであるような印象があります。

ASUS TransBook T100HA カラバリ
カラーは全4色。「メタルグレー」「シルクホワイト」「アクアブルー」「ルージュレッド」が用意されています。いいですねー、ルージュレッド。

3.発売時期、価格、キャンペーン

ASUS キャンペーン
TransBook T100HAの発売は9月18日、予想実売価格は税込みで5万円弱となっています。ちなみにビックカメラではすでに予約を受け付けていて、税込み49,464円(ポイント10%つき)となっていました。また、ASUSでは9月18日から10月31日までの期間にT100HAを購入した人に大容量モバイルバッテリー「ASUS Zen Power(4,000円相当)」をプレゼントする「大容量バッテリーが絶対もらえるキャンペーン」を開催するということです。
大容量バッテリーが絶対もらえるキャンペーン:ASUS公式サイト キャンペーンページ

記事の冒頭書きましたが、ASUS TransBookといえばWindowsの2 in 1を代表する製品です。そのTransBookの新型、注目せずにはおれませんね。また、改めて既存のT100TAシリーズとT100Chiシリーズを見てみると、発売から期間が経過しても全く色あせることなく、非常に魅力的なままだと感じられます。TransBookはT100HAを加えて、さらに「Atom機絶対王者」としての地位を盤石にするのでしょう。

4.関連リンク

ASUS TransBook T100HA:ASUS公式サイト
10.1型ワイドノートPC TransBook T100HA:ビックカメラ
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