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ASUS TransBook T100 Chi - 既存モデルからの正統進化!この春大本命の2 in 1

ASUS TransBook T100 Chi
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。引き続き、ASUSの最新2 in 1「TransBook Chi」シリーズの紹介をしていきます。今回は10.1インチサイズの主力機種、「T100 Chi」について書きます。なお、本機は既存モデルのT100TA(TAM)の後継機種と考えられることから、T100TAと比較してどう変わったのか、ということに主眼をおいて書き進めます。

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1.スペック 

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本機T100 Chiにはバリエーションが存在せず、Officeつき/ストレージ64GBのモデルしかありません。ではスペックについて補足します。本機と既存モデルT100TAとの相違点は以下の通りです。

・ディスプレイの解像度(1366×768から1920×1200にスクエア化・高精細化)
・ストレージが64GBに統一(既存モデルはT100TAMが64GB、T100TAは32GB)
・カメラ性能の強化(アウトカメラ増設・500万画素、インカメラも126万画素から200万画素に)
・筐体の改善(後述します)
・バッテリー駆動時間の悪化(タブレット単体使用時9.6時間から8.7時間に)
・本体側にmicroUSBポート×1増設、キーボードドック側のUSBポートがフルサイズからmicroサイズに

大きな変化はこれくらいです。スペックだけ見ると大変更とは言えず、ディスプレイの高精細化が気になるかな、という感じですね。でも、最大の進化は「筐体(サイズ)」です。外寸と重量を比較してみます。

T100 Chi:(タブレット)265 × 174.5 × 7.2 mm 重量 570g
(キーボード込)265 × 174.5 × 13.2 mm 重量 1080g
T100TAM:(タブレット)263 × 171 × 10.5 mm 重量 550kg
     (キーボード込)263 × 171 × 14 mm 重量 1133g

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幅と奥行きがわずかに大きくなっていますが、厚さ、特にタブレット単体での厚さがわずかに7.2mmです。前に記事でT90 ChiがWindowsタブレットで最薄、と書きましたが、それよりもT100 Chiのほうがさらに薄いのです。このことはタブレット単体で使う場合に大きなメリットになると思います。ただし、タブレット単体ではわずかながら重くなっており、手持ちで使用する場合の快適性はあまり大きくは変わらないでしょう。

T90のところでも書きましたが、筐体には「ダイヤモンドカット」を使用しており、エッジ部分がシルバーになっています。既存モデルT100TA(TAMじゃないほう)の実機がどちらかというとプラスティッキーだったのに比べるとかなり質感が改善していると思われますが、やはり実機を目にしていないので、ここのところは何とも言えません。

2.既存モデルが投げ売りされたら…

TransBook T100 Chi
ここまで見てきたように、本機はデザイン性にすぐれ、従来モデルよりも進化しているのは間違いないと思いますが、ハードウェア的、スペック的に大きな改善!と言えるのはディスプレイとカメラくらいです。個人所有のacer Aspire Switch 10が10.1インチで1280×800の解像度なんですけど、全く不満を感じたことがありません。なので、同じ実売価格なら迷わずT100 Chiを選びますが、仮にこの先既存モデルが投げ売りされるような事態になったら、既存モデルにしといたほうがお買い得、と言えなくもありません。このあたりは購入を検討している人それぞれの考え方があると思うのですが、T100 ChiとT100 TA(ストレージが64GBのTAMのほうが比較しやすいか)の価格差には注意しておくべきでしょう。

ASUS TransBook T100 Chi キーボード
実売価格のほうは、といえば、T100 ChiはASUS直販サイトで79,704円(税込み)となっていて、これを実質的な定価とみなすと(もう少し経ってからの)実売価格はその10%~20%くらい安くなると思われます。6万円台半ばから7万円台前半くらいでしょうか。あ、これは私の勝手な予想です。一方、T100TAMはAmazonで54,665円(税込み・送料無料、2015年2月13日現在)となっています。さらにASUSの直販サイトで「予約は終了しました(販売開始は2月20日)」となっているので、少しでも早く、安く、という人にはちょっと考えものかもしれません。

とりあえず、早く実機を見てみたいものですね。

3.関連リンク

ASUS TransBook T100CHI-3775S:ASUS Shop

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コメント

  1. これとT90のキーボード側のmicroUSBは単なる充電ポートですね。T100もT90もキーボードがBluetooth接続なので…なんだか惜しい感じです。ASUS SHOP内の仕様の表もよく読むとおかしいところがいっぱい(キーボードドッグという言葉とキーボードという言葉の混在など)なので、少し落ち着いて見守った方がいいのかなと思います。(^^ゞ

    • wintab より:

      しいふうるさん、こんにちは。
      いただいたコメント、非常に勉強になりました。ありがとうございます。キーボードがBluetoothというのは見落としてました。そして、新宿のビックカメラでT300 Chiの実機に触ってきました。16日にいただいたコメントの内容も含め、別記事を書きますので、ご確認のほど、よろしくお願いします。