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ASUS X200MA - タブレット形態にこだわらなければこんな格安モバイルPCがあるけど

ASUS X200MA
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。新しく2 in 1を購入しようと思いつつ、時間ばかりが過ぎ去っていく今日このごろです。で、今回はタブレットでもなく2 in 1でもない、「ただのノートPC」を紹介したいと思います。

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ここはウインタブなので、タブレット形態にはこだわりを持っているつもりです。でも今回紹介する「ASUS X200MA」はタブレットとしては使えません。ジャンルとしては「モバイルノートPC」ということになるのですが、低価格ながら非常によくできたパッケージングなので、すごく気になってしまいました。

1.スペック

ASUS X200MA ホワイト
CPU: Intel Celeron N2830(2.16GHz/バースト時2.41GHz)
OS: Windows 8.1 with Bing 64ビット(Windows 8.1 64ビット)
RAM: 4GB
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366×768)タッチ非対応
ストレージ: HDD 500GB(750GB)
カードリーダー: SDカード(SDXC対応)
カメラ: 92万画素Webカメラ
入出力: USB3.0×1、USB2.0×2、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1、HDMI×1、D-Sub15ピン×1、LAN(RJ45)×1
オーディオ: ステレオスピーカー、マイク内蔵
サイズ: 302×200×26 ~30.4mm
質量: 約1.2kg
実売価格: 36,988円(35,360円)(ともに価格ドットコムでの最安価格。2014年11月10日現在)
※OS、ストレージ、実売価格のカッコ内はマイナーチェンジ前のもの

では補足します。CPUのCeleron N2830の性能は、2013―2014年モデルの8インチタブレットに使われているAtom Z3740とほぼ同等です。いつも参考にしているPassmarkが公開しているベンチマークスコアでは

Celeron N2830: 1,030
Atom Z3740: 1,074
※数値が大きいほうが高性能

となっています。OSが64ビットでRAMが4GBあるので、CPU以外の部分でより高速と言えるかもしれません。液晶はIPSではなく、視野角はやや狭いですし、「タッチ非対応」です。ここが決定的にタブレットや2 in 1とは異なるところです。それともう一つ、「Bluetooth非搭載」です。USB3.0が1つ、USB2.0が2つと、入出力のポートは多めなので、Bluetoothを使いたいときはUSBを1つ潰してドングルをつけるしかないですね。

重量の方は1.2kgとなっており、2 in 1のキーボード装着時と同等だと言えます。それと、タブレットや2 in 1には当たり前のようにバンドルされているMicrosoft Officeですが、この機種にはつきません。

あともう1つ、この機種は2014年11月にマイナーチェンジされています。変更点は「新色ホットピンクが追加」され「OSがWindows8.1からWindows8.1 with Bingに」かわり、「HDDの容量が750GBから500GBに」なったことです。OSの変更は実用上関係ないですが、なぜかHDDが小さくなってしまっています。円安のせいかな?くらいしか理由が見当たりませんが、実売価格は新型のほうが若干高いので、マイナーチェンジ前の製品在庫があるようなら、そちらを購入したほうがお買い得、ということになります。

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ちなみにマイナーチェンジの前後で型番がちょっとだけ変更になっています。

マイナーチェンジ前: X200MA-KXBLACK/KXWHITE/KXBLUE
マイナーチェンジ後: X200MA-B-BLACK/B-WHITE/B-BLUE/B-RED

となりますので、購入する場合は注意してください。

2.デザイン

ASUS X200MA キーボード
さすがはノートPCだけあって、筐体はプラスティッキーではあるものの、しっかりヒンジがついていて(当たり前ですけどね)、キーボードも見るからに使いやすそうなアイソレーションタイプになっています。タッチパッドは「ASUS Smart Gesture」が採用され、マルチタッチジェスチャーに対応します。

ASUS X200MA 側面
側面はさすがにタブレットを見慣れた目には厚ぼったく感じられますが、ノートPCとしては十分に薄く、スペースを取りません。両サイドにはUSBなどの入出力ポートがたくさんついていて、このあたりもタブレットや2 in 1と比べて拡張性が高いと思い知らされますね。ただし、上の画像に通気孔が開いているのがわかると思いますが、CPUはファン付きです。

悪く言えば安っぽいプラスティック筐体ですけど、これはこれでPOPな感じがしますし、お手軽感が出ていて私は個人的に好きです。

3.タブレットと変わらない価格ながら、伝統的なノートPC

実売価格が35,000円強なので、8インチあるいは10インチのWindowsタブレットと変わりません。Officeがつかないのでその分割高感はありますが、Office互換のKINGSOFT Officeがインストールされていますので、とりあえずそのままOffice系ソフトを使うことはできます。

私の個人的な事情なのですが、すでに8インチタブレットは持っているし、次に買うモバイルデバイスは10インチの2 in 1、と思っていたところ、この機種、X200MAを見てちょっと心が動きました。前にも書きましたが、Office365 Soloを契約していてもう1台インストールできる権利があるので、Officeのバンドルはむしろ無駄、という事情もあります。

この機種はキーボードが分離できるとかできないとかじゃなく、「伝統的な使い勝手のノートPC」です。だって、タッチパネルじゃないし、Bluetoothもついてませんから。いい意味でも悪い意味でもマウスは必須だと思いますし、タブレットならタッチ操作で済ませていた操作にキーボードを使うことになります。そして「モダンUIは邪魔だよね。Windows7のほうが使いやすいよ」なんて愚痴ったりするんでしょうか?

そういう考え方って、別に悪いわけじゃないです。でも1度タブレットを使いこなしてモダンUIをスイスイ操作できるようになってしまったわけですから、いまさら「あの頃」に戻りたくはない、という気持ちもあります。この記事を書いてみて、やはり自分は2 in 1じゃなくちゃダメだよね、って思いました。

4.関連リンク

X200MA: ASUS公式サイト

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