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Vernee Apollo X ー 5.5インチ、シャープ製液晶とソニー製CMOSセンサー採用!筐体デザインも魅力的(かのあゆ)

Vernee Apollo X トップ
こんにちは。かのあゆです。2月に開催された「MWC 2017」で発表された「Vernee」の新モデル「Vernee Apollo X」が早くもGearBestとBanggoodで取り扱い開始となっています。Vernee社は設立が2016年と本当に新しい企業ですが、低価格ながら性能のバランスが優れた「Thor」やVRカメラが標準で付属するフラッグシップモデル「Apollo」など魅力的な端末を展開しています。

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Apolloに関してはウィンタブでも実機レビューをしています。
Vernee Apollo ー VRゴーグル付属!5.5インチで高品質・ハイスペック中華スマホを試す(実機レビュー)

今回紹介するApollo XはApolloシリーズの派生モデルで、10コア構成のミッドハイ向けCPU「Helio x20」にソニー製CMOSセンサーを採用したカメラ、シャープ製のIGZO液晶を採用するなど非常に高品質でありながらお買い得な価格設定となっている端末となります。

1.スペック

Vernee Apollo X スペック
OS: Vernee “VOS”(Android 6.0 Marshmallowベース)
CPU: MediaTek Helio X20
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 5.5インチ(1,920 x 1,080) シャープ製IGZO液晶、Corning Gorilla Glass 3採用
ネットワーク: 802.11 b/g/n、 Bluetooth 4.0
カメラ: イン500万画素 / アウト1,300万画素(ソニー製Exmor RS CMOSセンサー採用)
バッテリー: 3,500mAh
サイズ: 152 x 76.2 x 9.2 mm /175g

Vernee Apollo X MediaTek Helio X20
以前実機レビューを行ったApolloはMediaTekのハイエンドCPUである「Helio x25」を搭載していましたが、本端末はそれより一世代前である「Helio x20」を搭載しています。ただし性能的にそこまで差が出るわけではなく、Antutuベンチのスコアも8万程度をたたき出すものとなっているため、こちらも十分高性能といえるのではないでしょうか。

5.5インチFHD液晶に採用されているのは高精細でありながら低消費電力を実現したシャープ製のIGZOです。カメラのCMOSセンサーにはソニー製のExmor RS を搭載するなど、部品構成に関しては日本国内で販売されているキャリア端末とほぼ同じ高品質なものとなっています。

もちろんVernee Apolloで採用されていた指紋認証もしっかり搭載されています。

Vernee VOS
搭載OSは本端末が初採用となるカスタムAndroidである「VOS」を搭載しています。元になっているOSはAndroid 6.0.1 Marshmallow。MWC 2017で発表された時点では最新のAndroid 7.1ベースになる予定だったのですが、開発が間に合わなかったのか旧バージョンであるAndroid 6.0ベースに変更されています。

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Vernee初のカスタムOSとなるため、現時点でどの程度までVerneeによるカスタマイズが加わっているのかは不明ですが、基本的には「ピュアAndroid」であることを売りにしているため、変更されている部分は本当に最小限のものとなっているのではないでしょうか。

急速充電にも対応しており、規格としてはMediaTekの「Pump Express Plus 3.0」を搭載しています。ただし、日本国内においてはQualcommの「Quick Charge 2.0/3.0」を採用したものがあまりにも多すぎるため、Pump Expressに対応したACアダプターやモバイルバッテリーを探すのが困難なのが難点かもしれません。

気になる点としては「ロスレス デジタルミュージックに対応」という表記があることでしょうか。これがいわゆる「ハイレゾ音源」の再生に対応していることを指しているのか不明なのですが、中華スマートフォンで高音質音源を再生できると謡っているスマートフォンは非常に少ないためデジタルオーディオプレイヤーとしても期待できそうです。

2.デザイン

Vernee Apollo X デザイン
デザインは基本的には「Apollo」「Apollo Lite」のものを継承しており、CNC加工が施されたメタル筐体と2.5Dガラスを採用した高級感のあるデザインとなっています。

Vernee Apollo X 筐体
Apollo同様物理ホームボタンは存在せず、指紋認証センサーは背面に配置されています。Apolloをレビューした際にも感じたことなのですが、最近のスマートフォンは「前面に指紋認証センサーを内蔵した物理ホームボタン」を搭載した端末が増えており、どの機種も見た目がほぼ同じようなデザインになってしまうものがほとんどだっただけにApollo Xのデザインは個性的に映ります。中華スマートフォンの中で群を抜いて魅力的かもしれません。

とにかくスタイリッシュで素晴らしいデザインになっていると感じました。

3.まとめ

現在Vernee Apollo Xは中国の通販サイトでプレセール中(配送開始は4月20日以降)で、GearBestとBanggoodで同価格、189.99ドル(約21,500円)となっています。10コアCPU+4GB RAM+64GB内蔵ストレージという構成にIGZO液晶、ソニー製CMOSセンサー搭載、ロスレス デジタルミュージック対応で高品質なメタル製筐体を採用など、これだけ充実した内容の端末がこの価格で購入できるのは非常にお買い得といえるのではないでしょうか。

個人的にもApolloシリーズのデザインは魅力的に感じていますし、これはぜひとも使ってみたいと思える一台になっています。

このほかVerneeはMWC 2017でMediaTekの最新フラッグシップCPUである「Helio x30」を搭載した「Apollo 2」も発表しており、こちらは現時点ではまだ発売時期が未定ながら期待できる一台となっています。

本当に生まれたての企業ですが魅力的な端末を次々に生み出しているため、今後も注目していきたい中華メーカーです。

関連リンク

Vernee Apollo X 4G Phablet : GearBest
Vernee Apollo X:Banggood

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コメント

  1. 中の人。 より:

    スペックのCPUの欄がHelio X10になってるようです。

    • wintab より:

      中の人。さん、こんにちは、コメントありがとうございます。記事のほう、修正しておきました。ご指摘感謝します。

  2. 匿名 より:

    CPU: MediaTek Helio X10

    スペック間違ってね?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。修正しておきました。ご指摘ありがとうございました。