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Smartisan Nut Pro 2 -5.99インチで高性能、そして個性派の中国スマホが登場!

Smartisan Nut Pro 2
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はウインタブでは初となる中国メーカー「Smartisan」の新製品「Nut(堅果)Pro 2」を紹介します。Smartisanは中国メーカーの中でももっぱら上位機種をリリースしており、独自のUI、個性的なデザインが魅力です。ウインタブではこれまでにSmartisanの実機を試用したことはなく、また「知る人ぞ知る」メーカーでありながらこれまでその存在を意識したことはありませんでした。

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しかし、ここに来てウインタブがいつもお付き合いさせていただいている中国の通販サイトで新製品の取り扱いが積極化したこともあり、遅ればせながら注目している次第です。

1.スペック

Smartisan Nut Pro 2
Smartisanは1年くらい前まで日本進出を試みていたようで、旧モデルだと日本の通信バンド(バンド19など)に対応していたようですが、このNut Pro 2はそういう特徴はありません。

OSは独自UI「Smartisan OS 4.x」を搭載します。このUIはかなり独自性が高く、Androidを高度にカスタマイズさしたもので、「日本語対応してるかなあ」と思っていたら、Banggoodとgeekbuyingの製品ページにもメーカーサイトにもしっかり「日本語」をサポートしていると明記されていました。これで一安心かな…。

CPUはSnapdragon 660で、Webで検索してみるとAntutuで「10万点オーバー」を叩き出す高性能ぶりで、「600番台だからミドルスペック」なんてことはありませんね。最新の835あたりには及ばないものの、ウインタブ的には十分すぎるくらい「ハイスペック」な製品だと思います。RAMは4GBもしくは6GB、ストレージはバリエーションがかなり広く、32GBからなんと256GBまであります。Banggoodとgeekbuyingではこんなバリエーション展開でした。

4GB/32GB:ブラックのみ
4GB/64GB:レッド、ゴールド、ブラック
6GB/64GB:レッド、ゴールド、ブラック
6GB/128GB:レッド、ブラック
6GB/256GB:レッド、ブラック

また、この製品にはmicroSDスロットがありません。なので、たくさん写真や動画撮影をする人は大きめのストレージ容量を選ぶほうがいいかもしれませんね。ただ、スマホに256GBって…。

ディスプレイは5.99インチと大型で、アスペクト比18:9と縦長タイプのものが採用されています。上下にベゼルはあるものの、ベゼルレスのデザインに近くなっており、「GALAXY S8っぽいけど似てない」という感じですね。カメラはイン側が16MPとかなり画素数が高く、額面通りに理解すればセルフィー(自撮り)がはかどりそうです。また、アウト側はデュアルレンズカメラで12MPのほうはソニー製センサー、5MPのほうはSamsung製センサーを使用しているとのこと。

あと、サイズですが、5.99インチにして156 gという重量は素晴らしいですね。中華スマホのスペックを見ていていつも思うんですけど、デザイン面や筐体品質は急速に向上しているものの、いかんせん重量が結構重いなあ、って感じます。その点Smartisanは高いデザイン性、性能を実現しつつ軽量に仕上がっていると思います。

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2.筐体

Smartisan Nut Pro 2
イメージカラー、って言うわけでもないんでしょうけど、3色ある筐体色の中で「レッド」が一番目を引きます。ご覧の通り縦長のデザインで、上下のベゼルは残っていますが、前面にはハードウェアボタン(センサーボタン含む)はありません。というか、このホーム画面「ホントにAndroidなの?」って思いますよね。試用していないので詳細は説明できませんが、タイル風にアイコンをレイアウトする仕組みのようです。なんかiOSっぽいかな…。

背面中央に丸いプレートがありますが、これは指紋センサーです。カメラが左上の隅にあって、デュアルレンズカメラの割には存在を主張していないので、この指紋センサーがいいデザインアクセントになっていると思います。

Banggoodの製品ページによれば筐体素材はメタルフレームにガラスコーティングが施されているようです。Smartisanはもともとハイエンド機をリリースしてきた会社なので、筐体の質感は非常に高いのではないか、と思います。

Smartisan Nut Pro 2
いまどきのスマホにしては珍しく、曲面が多用されておらず、スクエアな感じになっています。また、側面のボタンもまんまるで個性的ですよね!使いやすいのかどうかはよくわかりませんけど。

Smartisan Nut Pro 2
筐体色はレッドのほか、ゴールドとブラックがあります。完全に好みの問題ですけど、個人的にはやはりレッドが一番自己主張してるかな、と感じます。ただ、筐体の形状にせよ、ホーム画面にせよ、他のAndroidスマホとは似ていないのがいいですね。

3.価格など

Smartisan Nut Pro 3は中国の通販サイト「geekbuying」でプレオーダー中、「Banggood」ではArrival Notice」というステイタスになっています。価格はBanggoodではまだ参考程度にしかなりませんが、geekbuyingではすでに注文を受け付けていますし、実際に11月23日現在ではBanggoodよりも安くなっています。

4GB/32GB: 333.99ドル(38,732円)
4GB/64GB: 368.99ドル(42,791円)
6GB/64GB: 422.99ドル(49,053円)
6GB/128GB: 493.99ドル(57,287円)
6GB/256GB: 600.00ドル(69,695円)

これが11月23日現在のgeekbuyingでの価格です。仮に私がこの製品を購入するとしたら4GB/64GBかな、と思うのですが、「4万円ちょっと」かあ。同スペックの日本向けスマホと比較すれば少し安いと思いますけど、中華らしい激安さは感じられませんね。しかし、この製品からは悪い意味での中華っぽさも感じられません。あとは、この特徴あるデザイン、そして一風変わったUIに対してどのくらい魅力を感じられるか、ということになりそうですね。

4.関連リンク

Smartisan Nut Pro 2:geekbuying

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コメント

  1. 匿名 より:

    Oneplus 5Tとかと比べると色々ショボいのにいい値段するのね。