Huawei P10 Lite ー 価格以上の質感・性能。初心者にもお勧めできる良コストパフォーマンスモデル!(実機レビュー:かのあゆ)

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こんにちは。かのあゆです。今年の6月に発売されたHuaweiのミッドレンジスマートフォン「P10 Lite」は価格以上の筐体の質感の高さと十分すぎる性能を持ち合わせた良コストパフォーマンスモデルとして、発売から半年が経過した現在でも価格.comのスマートフォンランキングでは1位をキープしているベストセラー端末のひとつです。そんなP10 Liteを私的にサブ端末として購入し、運用を開始したのでレビューさせていただきたいと思います。

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1.スペック

OS: Android 7.0”Nougat” With EMUI 5.1
CPU: Huawei Kirin 658
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ:5.2インチIPS(1,920×1,080)
LTE: B1/3/5/7/8/18/19/26
    キャリアアグリゲーション:2CA対応
W-CDMA: B1/5/6/8/19
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: イン8MP/アウト12MP
バッテリー:3,000mAh
サイズ: 146.5 x 72.0 x 7.2mm /146g

搭載OSはAndroid 7.0で、いわゆる「素の」AndroidではなくHuawei独自UIの「EMUI 5.1」が搭載されています。ただし、このバージョンからホームランチャーを(MIUIなどでもみられる)アプリケーションを直接ホームに配置するタイプのものではなく、素のAndroidに近いドロワーメニュー形式のものに切り替えることもできるようになりました。

CPUはHuaweiが自ら開発を手掛けているKirin 658を搭載しています。定価46,213円で販売されている同じHuaweiのMate 10 ProにはこのCPUのマイナーチェンジ版であるKirin 659が搭載されていますが、ベンチマークスコアがそこまで大きく変化がないことを考えると、それより半額で購入できてしまうP10 Liteのほうがよりコストパフォーマンスに優れているのではないかと思います。

使用感やベンチマークスコアは後述しますが、とにかくHuaweiのOSチューニングが素晴らしいのか、動作パフォーマンス的にはフラッグシップモデルに匹敵する快適さで、かのあゆの使用環境では目立ったパフォーマンス低下は見られません。

P10 Liteはドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの通信バンドをフルカバーしており、ドコモ系MVNOはもちろんのこと、au系MVNOでも非常に快適に運用することができます。

かのあゆもサブ回線用に契約しているUQ Mobile回線で運用していますが、VoLTEやキャリアアグリゲーションも利用可能で非常に快適に利用できています。ただしデュアルSIM仕様ですが、日本国内ではDSDSには対応していません。

また、UQ Mobile販売版に関しては通常販売されているP10 Liteと同じくドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線ともに問題なく利用できるSIMフリー仕様になっていますが、ファームウェアの仕様が通常版とUQ Mobile版で異なっており、セキュリティアップデートの配信に差があるほか、au契約のSIMカードが利用できなくなっている制限がかかっています。

店舗で新品を購入する場合は問題はありませんが、中古で購入する場合はUQ Mobile版も市場に出回っているため、au契約のSIMで本端末を運用したい場合は注意が必要です。

2.デザイン

今回かのあゆはUQ Mobile限定色の「サクラピンク」のP10 Liteを中古で購入しています。この色は日本国内限定色で、グローバルモデルでは用意されていない特別仕様となります。

Huawei P10 Lite 付属品
付属品はクイックスタートガイド、ACアダプター、SIMピン、microUSBケーブル、イヤホン、簡易TPUケースです。ACアダプターはHuawei独自の急速充電規格に対応したものとなっており、本体を1時間で80%充電することが可能になっています。

TPUケースに関しては四辺が開いているタイプのものでフルカバーしてくれるものではないので別のケースを購入するまでのつなぎ程度に考えたほうがよさそうです。かのあゆも運用開始数日後に本体をフルカバーしてくれるタイプの別のTPUカバーを確保しました。

Huawei P10 Lite 前面
機種名が「P10 Lite」となっている通り、本端末は上位モデル「P10」の廉価版に相当する端末ですが、筐体デザインはP10とは全く別のものになっています。

こちらも先日レビューしたUlefone T1 Premium同様従来通りの16:9ディスプレイを採用したベーシックなデザインを採用しています。

Huawei P10 Lite 背面
背面は指紋認証センサーと1,200万画素のアウトカメラが配置されています。

P10 Liteというと特殊加工された「サファイアブルー」も非常に美しく、購入する際に迷ったのですが、きれいなピンクがかわいいこちらを選んだのは個人的に正解だったかなと思っています。「サクラピンク」という名称通り、桜の花びらの色をイメージした上品な色合いとなっており、UQ Mobile限定色なのが惜しい限りです。

背面はガラス素材を採用しており、とても2万円台で購入できる端末のとは思えないほど質感は高いものとなっています。

Huawei P10 Lite 左側面
左側面はSIMカードスロットが配置されています

Huawei P10 Lite 右側面
右側面はボリュームボタンと電源ボタンが配置されています。側面部はアルミフレームを採用しており、こちらも質感は非常に高いものとなっています。

Huawei P10 Lite 上部
本体上部は3.5mmイヤホンジャックが配置

Huawei P10 Lite 下部
下部にはmicroUSBポートとモノラルスピーカーが配置されています。

近年ミッドレンジ機でもUSB-Cを採用した端末が増えてきており、かのあゆの所有端末もUSB-C採用端末が増えてきたので、正直に言えばP10 LiteもUSB-Cに統一してほしかったというのが正直な感想ですが、いまだにmicroUSBの普及率は高いのでこの辺はやむなしといったところでしょうか。

スピーカーは残念ながらモノラルですが、YouTubeなどを再生する分には十分クリアな音質を確保しています。

3.使用感

システム

EMUI 5.1 ホーム
前述の通り、Huawei端末にはAndroidをベースに独自にカスタマイズした「EMUI」が搭載されており、初期出荷状態では上記のホーム画面が標準に設定されています。XiaomiのMIUIやLeEcoのEUIなどと同じくホーム画面に直接アプリのショートカットを配置するタイプのホームになります。

一般的なドロワー式のホームに変更可能
ただし、P10 Liteに搭載されているEMUI 5.1ではホーム画面のデザインを一般的なAndroid搭載機と同じくドロワーメニュー式のものに変更することが可能で、ほかのAndroid端末からの移行でもスムーズに乗り換えられるようになりました。

プリインストールアプリ1
プリインストールアプリ2
プリインストールアプリはHuawei独自のものとGoogleアプリ一式となります。UQ Mobile版には「ポータルアプリ」と「安心アクセスV」というアプリが別途インストールされていますが、これらは後からアンインストールすることも可能です。

最新のファームウェアのセキュリティパッチは11月のもの
Android OSのバージョンは7.0”Nougat”、現時点での最新のAndroidセキュリティパッチは2018年11月6日と新しめのパッチが適用されています。

Huaweiに関しては日本国内で販売されている端末に関しても4年前に発売した「Ascend Mate 7」など古い端末にもGoogleセキュリティパッチを定期的に配布しているため、本端末もセキュリティパッチの配信に関しては安心してもよさそうです。またHuaweiのグローバルモデルの一部端末ではAndroid 8.0/EMUI 8.0へのアップデートも実施されており、本端末のアップデートも期待したいところです。

初回起動時の空きストレージ
購入初期状態の空き容量は32GB中20GB程度開いています。一般的なアプリのインストールであれば十分すぎる容量ですが、Huawei端末の場合アプリのファイルや一時ファイル、スクリーンショットなど、本来内蔵ストレージに作成されるデータの保存先の一部をmicroSDカードに変更する機能が搭載されているため、さらに容量を拡張することができるようになっています。

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視力保護のためのブルーライトフィルターも完備
視力保護のためのブルーライトカットフィルター機能も標準搭載されており、時間を指定して自動的に同機能を有効化することも可能になっています。

システム最適化ソフトも最初から導入済み
またEMUIにはシステム最適化ツールである「Clean Master」ベースのファイル最適化ソフトがプリインストールされており、不要になったキャッシュファイルなどの削除が行えるようになっています。

Avast!ベースのアンチウイルスもシステムに組み込まれている
ウイルス対策ソフトは「Avast!Anti-Virus」ベースのものが組み込まれているため、Huawei端末に関しては特にシステム最適化ソフト、およびウイルス対策ソフトの導入は不要となっています。

カメラ

本端末の上位機種である「P10」及び「P10 Plus」にはLeica監修のレンズが搭載されていることが最大の特徴となっていますが、廉価版であるP10 LiteはさすがにLeica監修のレンズは搭載されていません。ただし、カメラ機能はミッドレンジクラスのものとしてはかなり充実している印象です。

P10 Lite カメラサンプル(明所)
P10 Lite カメラサンプル(明所2)
P10 Lite カメラサンプル3(暗所)

明所、暗所ともに画像の品質は十分なものとなっています。2万円クラスのスマートフォンのカメラとしては十分すぎる性能だと思います。暗所ではさすがに若干ノイズが乗っている感はあるものの、ブログやTwitterなどで使用する分には問題はないのではないでしょうか。

カメラモード一覧
撮影モードはかなり充実しており設定を細かく指定できる「プロ写真」モードはもちろんこと、「ライトペインティング」や「全フォーカス」「ウォーターマーク」など数多くの機能が搭載されています。

ライトペインティングモード
中でも面白いのは「ライトペインティング」モードで、何枚か撮影して合成することで上記のように自動車のライトの軌跡が流れる写真を簡単に撮影することができます。

バッテリー持ち

P10 Lite バッテリーステータス
SIM差し運用時のバッテリーの持ちに関してはかなり優秀だと思います。メイン端末の充電時のバックアップ機として利用していて普段はあまり使っていないこともありますが、一回充電すれば2日程度は充電なしで十分運用できています。

もちろんメイン端末として利用した場合はバッテリーの持ちはまた大きく変わってくるものと思われますが、少なくとも通常の利用方法であれば1日は十分持ちそうな印象です。

省電力モードでよりバッテリーを長持ちさせることが可能
また動作を制限してバッテリーの消費を減らす「省電力モード」「ウルトラ省電力モード」も搭載されているので、これらの機能を利用すればバッテリーをより長く持たせることも可能になっています。そのほか解像度を下げて消費電力を節約する機能も搭載されています。

4.性能テスト

いつも通りAntutu Benchmarkでベンチマークテストを行ってみました。
P10 Lite Antutuベンチマーク

LeEco Le Pro 3(Snapdragon 821): 161,331
LeEco Le Max 2(Snapdragon 820): 135,484
Lenovo ZUK Z2(SnapDragon 820): 132,410
UMI Z(Helio X27): 110,070
Vernee Apollo(Helio X25): 93,251
Elephone S7(Helio X25): 92,543
Ulefone T1(Helio P25): 67,409
Ulefone Armor 2(Helio P25): 66,331
Ulefone T1 Premium(Helio P25): 64,775
Xiaomi Mi A1(Snapdragon 625): 63,577
Blackview BV8000 Pro(Helio P20): 63,473
DOOGEE MIX(Helio P25): 61,975
DOOGEE Y6 MAX(MT6750): 45,070
CoolPad Max A8(Snapdragon 617): 43,832
Elephone P8 Mini(MT6750T): 42,593
NOMU S10 Pro (MT6737T) : 37,349
※マウス MADOSMA Q501(Snapdragon 410): 35,663
ZOJI Z7(MT6737); 30,616
Ulefone U008 Pro(MT6737): 30,103
※Cube WP10(Snapdragon 210): 29,273
※ドスパラ Diginnos Mobile(Snapdragon 210): 23,785
※FREETEL KATANA 01 (Snapdragon 210) : 22,724
※印はWindows 10 Mobile搭載機です
※画像が切れてしまっていますが、RAMの項目のスコアは「5496」となっています。

ベンチマークスコアとしてはこの価格帯のミッドレンジ機としては平均的なもので、先日かのあゆがレビューした「Ulefone T1 Premium」や「DOOGEE MIX」などMediaTek Helio P25搭載機とほぼ同じ性能となっています。

実際の動作に関しては一通りメイン環境で使っているアプリをインストールして使ってみていますが「ベンチマークスコア以上にサクサク動く」という感想で、感覚的にはSnapdragon 820などを搭載したフラッグシップ端末と比較してもいいのではと思うくらい軽快に動作します。この辺に関してはCPUも自社開発のHuaweiの強みなのかOSのチューニングがうまくいっているような印象です。

P10 Lite ゲームプレイテスト
3Dゲームに関してはかのあゆが普段プレイしているレースゲーム「Need For Speed No Limits」をプレイしてみましたが、アプリが搭載CPUに合わせてグラフィックを最適化していることもあって目立ったフレーム落ちなども起きずスムーズにプレイすることができました。

よっぽどハイエンド端末必須となるような重量級の3Dゲームでもない限り、本端末でも十分ゲームを楽しむことができるのではないでしょうか。

5.まとめ

Huawei P10 Liteは定価32,378円(税込)で販売中となっていますが、オンライン通販サイトの実質価格は最安で24,499円(税込)と下がっており、さらにMVNO各社のセールではさらに安価な価格で入手可能になる機会も増えてきました。

中古の販売価格も20,000円前後に落ち着いてきており、かのあゆはイオシスでほぼ未使用に近い中古品を20,800円(税込)で入手しています。

とにかく日本で正規流通している端末としては質感・性能ともにこのクラスの中ではワンランク上のものとなっており、さらにドコモ・au・ソフトバンク回線をフルカバーするなど、文句のつけようのない良コストパフォーマンス端末となっています。

改めて実際に購入して運用してみると本端末がSIMフリー端末としてよく売れている理由がよくわかったような気がします。

かのあゆはサブ端末として運用していますが、メイン端末としても十分満足できるクオリティの製品に仕上がっています。サブ端末の購入にあたっては何機種か検討しましたが、P10 Liteを選択してよかったと思っています。

「あまり端末にお金はかけたくない、でも筐体の質感はハイエンドレベルがいい!」というわがままな要求を満たしてくれる端末、それがHuawei P10 Liteです。

6.関連リンク

Huawei P10 Lite:Huawei
Huawei P10 Lite ー ただの廉価版ではない、質感もスペックもワンランク上の良ミッドレンジモデル!(かのあゆ)
HUAWEI P10 Lite :イオシス

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Comment

  1. 匿名 より:

    参考まで
    auは12月1日からSIMロックの規約が変わって他人名義のスマホがauショップ持っていってもSIMロック解除不可になったのでau系は今後中古スマホ買わない方が良いですよ。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。かのあゆさんに連絡してみます。しっかりした販売店で説明を受けてから買うようにしないと私みたいに中古スマホに慣れていない人間は危険と理解しました。

  2. なお より:

    アキバ淀前でHuawei P10 pro 等の売り込みをやってまして
    体験してみたらサクサクでしたね(値段からいって当たり前かw)
    好評のようでproは売り切れてるみたいです

    帰りに、クリスマスプレゼントをもらいましたが
    自撮り棒、リングスタンド、冷蔵庫に貼るクリスマスステッカー
    (すべてHUAWEI製)
    HUAWEI太っ腹でした

    • wintab より:

      なおさん、こんにちは、コメントありがとうございます。HUAWEIのイベント情報を収集しておきたいと思いました(自撮り棒欲しい)

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