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Google Home - Googleイチ押しの「Google Assistant」をフル活用した消臭ポッド(失礼!)

Google Home
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。各種情報サイトで書かれていますが、10月4日(現地時間)に開催されたGoogleのイベントで、彼らが最もアピールしたかったのは最新スマホ「Pixel」ではなく、「Google Assistant」という新技術であった、ということです。ひとことで言うと「OK Google」で始める音声検索の精度と機能が格段にレベルアップしたもの、ということになります。この記事のメインである「Google Home」の紹介の前に、Google Assistantについて簡単に説明します。

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1.Google Assistant

各種の認識率が大幅にアップ

画像認識能力
音声アシスタントのゴールは「口語(文法的にブロークンな会話調で)で質問とかリクエストなどを混然と話しかけても、すべて理解し適切に処理する」ということだと思います。「明日の天気は?」とか「山田さんに電話」とかならすでに実現されている機能ですが、「イギリスの電車の写真を見せて」とか「最近のヒット曲をかけて」とか、要求には際限がありません。なので、最終的に私達の相手をするために、各種の基礎能力を強化する必要があります。

Googleの画像認識能力
例えば画像認識能力です。上の画像の左側には「列車が線路上に停まっている」という解釈がなされていますが、これが従来の認識能力、右側では「青と黄色の列車が線路上を走行している」という解釈になっていて、これがGoogleの新しい画像認識です。この他、翻訳や文章解釈能力も大きく向上した、とのこと。

ファジーなリクエストや連続質問が可能に

Google Assistant ファジーなリクエスト
これ、おそらく「私の自転車の鍵の番号は3-2-6だから覚えておいてね」というリクエストだと思うのですが、これを「got it」と答えて処理できる、というのは「地味にすごい」と思います。

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Google Assistantの次の質問
これは「iPhone 7をどう思う?」という、ありがちな質問ですが、画面下に「次の質問やリクエスト」の候補が表示されています。したがって、同じテーマで繰り返し会話できる、ということですね。これもすごいと思います。なお、英語ですがこんな感じで機能を試している動画がありましたので、時間があったら観てください。

2.Google Homeについて

Google Home
Google Assistantの機能をフルに活かせる「専用機」がGoogle Homeです。パッと見ると消臭ポッドみたいですが…。まずはこの動画をご覧ください。


これ、すごくないですか?簡単に言うと、話しかけると音声で回答するか、指定された家電製品を操作する、というものですが、これなら「ぼっちも平気」かもしれません。

ただし、冷静に考えてみると家電製品はGoogle Homeからの操作に対応するものでなくてはならず、Google Homeの機能をフルに活かすにはかなりの追加出費が必要になりそうです。なので、とりあえず「明日の天気は?」とか、「○○への道、渋滞してる?」とか、「なんか気の利いたこと言って」くらいの使い方になると思います。

あと、Chromecastとの連携は可能なので、とりあえずChromecastくらいは一緒に用意したほうがいいかも。また、複数のGoogle Homeを相互に連携させることもでき、最終的には一部屋に一つのGoogle Homeを配置して、一斉に同じ操作をさせるとかも可能です。

憧れますよね、こんな未来的な風景。

Google Homeは11月4日から米国で発売され、価格は129ドル(約13,000円)となっています。日本での発売は未定で、まだ日本語の製品ページも存在しないようです。Google Assistantにしても、日本語という、ユーザーが1億人の言語に英語並みの認識能力を実装できるか不透明なところがありますよね。でも、いっぺん触ってみたいです。

3.関連リンク

Google Home:Google 製品紹介ページ(英語)

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