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BLUEDOT BNT-791W(2G) - 低価格・良スペックの7.9インチAndroidタブレットにRAM2GB版が追加されたよ!

BLUEDOT BNT791W(2G)
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。3月に「BLUEDOT BNT-791W(1G)」という製品の紹介記事を書きました。BLUEDOTという日本企業が税込みで8,980円と低価格なAndroidタブレットを発売したのですが、よくある低価格タブレットのように実用性に疑問符がつくようなスペックではなく、十分「実用的な性能」を発揮できそうな製品でして、読者の注目度も高かったように思います。メーカーによれば「RAM2GBモデルの追加予定あり」ということだったのですが、4月28日にプレスリリースが出され、正式にRAM2GB版である「BNT-791W(2G)」が発表されました。

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1.スペック

OS: Android 6.0
CPU: MediaTek MT8163(ARM Cortex-A53 1.3GHz クアッドコア)
RAM: 2GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 7.9インチIPS(1,024 × 768)
ネットワーク: 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
カメラ: イン0.3MP / アウト2MP
入出力: microUSB、microHDMI、オーディオジャック、microSDスロット
バッテリー: 3,500mAh
サイズ: 195.7 × 137.2 × 9.1 mm / 337 g

BNT-791W(2G)は先行して販売されているBNT-791W(1G)と基本的に全く同じスペック、同じ筺体です。相違点はRAM容量だけで、1GBから2GBに変更されています。ちなみにストレージはどちらも同じで16GBと、比較的余裕があります。ここからの説明はBNT-791W(1G)の製品説明の繰り返しになりますが、BNT-791W(1G)の製品情報を知らない、という人も多いと思うので、改めて説明します。

Androidのバージョンは6.0で、最新の7ではありませんが、1万円を切る低価格な製品ということもあり、不満は感じません。CPUのMediaTek MT8163はAntutuのスコアで3万点台の前半くらいの性能で、システム負荷の高い凝ったゲームをしないのであれば日常利用は十分こなせます。ちなみにライターのかのあゆさんが個人購入し、ウインタブで実機レビューした「カンタンパッド 3(RockChip RK3128、税込み7,538円)」のAntutuスコアが14,510で、このレビューで彼は「次期モデルでCPU性能がパワーアップすれば、強力なサブ端末になるかも」という、精一杯紳士的な表現で締めくくっています。14,000点って、かなり厳しいんですね…。それを考えると、3万点台前半というAntutuスコアは価格1万円切りのタブレットとしては非常に立派だと思いますし、快適性はカンタンパッドよりも格段に優れていると言えます。

BNT-791W(1G)は読者コメントでもおおむね好意的な評価をされていましたが、やはりRAM1GBというところに抵抗感のある人が多かったようです。逆に言えば、価格帯を考慮すると、RAM以外の不満はない、ということだと思います。ぶっちゃけBNT-791W(2G)は、「唯一の不満を解消し、税込みで1,000円だけ高くなった」製品ということができます。

一応それ以外のスペックも説明します。ディスプレイは7.9インチでアスペクト比4:3と、iPad miniと同じサイズになっています。普通のWindowsタブレットやAndroidタブレットよりもやや正方形に近い形状です。解像度は1,024 × 768と、やや低めですが、IPS液晶が使われており、十分キレイなものと思われます。また、Wi-Fiも802.11a(5GHz帯)に対応します。

スペック表から考えると、この製品の税込み9,980円というのは文句なしの激安価格、と言えるでしょう。

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2.筺体

BLUEDOT BNT-791W(1G)
筺体はそんなに洗練されている方ではありません(ごめんなさい)。ディスプレイのアスペクト比の関係上、「iPad miniっぽいデザイン」と言えなくもないのですが、ベゼル幅は太めですし、厚みもありますので、iPad miniとは全く印象が異なります。

BLUEDOT BNT-791W(1G)
厚さ9.1 mmというのは絶対的には決して「厚ぼったい」わけではないですが、筺体サイズが小さいため、このように見た目は結構厚く見えます。

BLUEDOT BNT-791W(1G)
しかし、microHDMIも装備され、低価格なAndroidタブレットとしてはしっかり拡張性も考慮されている方だと思います。

BLUEDOT BNT791W(2G) スピーカー
また、スピーカーもステレオです。経験上、このクラスのタブレットのスピーカー品質は期待すべくもない、というのはありますが、実用品として考えてもステレオスピーカーというのはありがたいですね。

また、BNT-791W(1G)の紹介記事でも同じことを書いたのですが、BLUEDOTという会社は製品の情報開示を非常にしっかりする会社だと思います。製品紹介ページを見るとCPUのメーカーはもちろん、RAMやストレージの部品メーカーまで細かく開示されており、基板画像すら公開しています。また、実施した品質試験の内容も非常に細かく説明していて、こういうのを見るとメーカーに対する信頼感がすごく高まりますね。

3.価格など

BLUEDOT BNT-791W(2G) は6月15日に発売予定で、価格は税込み9,980円です。また、BLUEDOTの公式ストアではすでに予約注文を受け付けています(送料無料)。

Androidタブレットだと1万円を切る超低価格なものは結構ありますが、それらの製品の多くはスペック的に少し不安を感じるものである、というのがあります。記事中に引用したカンタンパッド 3のようにCPUの性能が低かったり、RAMやストレージの容量が非常に小さかったり(個人的には、Androidとはいえストレージ8GBというのはこのご時勢の新製品としていかがなものかと思います)。その点BNT-791W(1G, 2G)はハイスペックとは言えないものの、実用品として十分な性能を備えていますし、それが1万円未満で購入できるというのは歓迎すべきことだと思います。

BNT-791W(1G)の8,980円という価格も魅力的でしたが、BNT-791W(2G)はRAMを倍増して価格差1,000円、しかも1万円を下回っている、ということですから、購入するならこっちかな、と思います。

4.関連リンク

BNT-791W(1G/2G):BLUEDOT 製品紹介ページ
BNT-791W(2G):BLUEDOTストア

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コメント

  1. 匿名 より:

    antutuが3万点台でメモリ2gbで税込みで1万以下は凄いですね

  2. 匿名 より:

    品質は低いかもしれないです。1GBバージョンを買いましたが1ヶ月程度で起動しなくなりました。

  3. FLIP↗FLOP より:

    この価格帯で技適ありというのが、個人的には一番安心できるトコですね。

  4. shukaku より:

    2GBモデル、お待ちしておりました。アスペクト比が4:3ゆえ、横画面でテキストエディターを使うのにも良さそうですね。他機種と比べると解像度の低さは気になるものの、文章作成なら支障ないかな?文字のジャギーが目立ちますかね?

    個人的にはAmazonで風呂蓋式ケースを入手できないのが残念。純正ケースを用意してくれているので、それもありかなぁ。背面にスピーカーがあるので、汎用ケースだとうまく聴こえないかもと心配です。

  5. shukaku より:

    BNT-791Wの2GBモデルが手元に届いております。これ、思った以上に良い製品ではないかと。癖がなくて素直な印象です。3対4の画面の使い勝手を試してみようと思っております。

    http://sai10sight.typepad.jp/sai10sight/2017/06/bluedot%E8%A3%BDandroid%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88bnt-791w2g%E3%81%8C%E5%B1%8A%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F.html

    • wintab より:

      shukakuさん、こんにちは、コメントありがとうございました。リンク先拝見しました。かなり良さげっすね!価格も安いので、一台持っておいてもいいかも、と思いました。BLUEDOTには頑張ってもらいたいです。

      • SAITO, Shukaku より:

        wintabさんの記事を拝読したことをきっかけにして、良い機種を手にできました。ありがとうございました。(*^_^*)
        BLUEDOTさんには今後も期待しております。7インチ、7.9インチと手頃な機種が揃い、大画面化に進むと価格面で厳しい気がするので、今後の展開が悩ましいかも知れませんが…。