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ASUS ZenFone 3 Ultra - ついにきた!6.8インチのビッグサイズAndroidスマホ、タブレットが駆逐されちゃう?

ASUS Zenfone 3 Ultra
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。グローバルでの製品発表から遅れてしまいましたが、ついにASUSの6.8インチAndroidスマホ「Zenfone 3 Ultra」の国内発売が決定しました。すなおに「スゴイっすね」と言いたいです。これでまたスマホとタブレットの境界線が薄くなった、というかAndroidではもうとっくにそんな境界線なんてなくなってるのかもしれませんね。

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1.スペック

OS:  Android 6.0.1
CPU: Qualcomm Snapdragon 652
RAM: 4GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 6.8インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク:
FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28
TD-LTE:B38/B40/B41
キャリアアグリゲーション:2CA対応
W-CDMA:B1/B2/B5/B6/B8/B19
802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
カメラ: イン800万画素 / アウト2,300万画素
入出力: USB Type-C、microSD、nanoSIM × 2(microSDと排他)
バッテリー: 4,600 mAh(通信11.7時間)
サイズ: 186.4 × 93.9 × 6.8 mm / 233 g

この製品の場合、とにかく大きなディスプレイサイズに圧倒されそうですが、それ以外のハードウェア・スペックもかなり高いです。OSはAndroid 6.0.1、CPUはSnapdragon 652ですが、600番台ながら少しだけ前のハイエンドCPUである810あたりと比較しても遜色ないくらいのハイパフォーマンスなものです。

RAMは4GB、ストレージは32GBあり、ごく一部のバケモノみたいなスマホを除けばトップランクに位置します。カメラはアウト2,300万画素にしてわずか0.03秒と超高速のオートフォーカス、各種センサーによるシステム的な補正で9,200万画素を実現する「超解像度」モードの搭載など、よくわからないくらいの最新技術w が盛り込まれています。

音質面では当然のようにハイレゾ対応、ステレオスピーカーも搭載し、イヤフォン使用時には7.1 chの「バーチャルサラウンドサウンド(舌噛みそう)」により、非常に立体的な音楽が楽しめます。

そしてバッテリーはなんと容量4,600 mAhと、そこらへんのタブレットよりもはるかに大容量で、ネットワーク通信なら11.7時間の長時間稼働が可能になっています。

サイズの方はさすがにデカイですね。でも重量233 gというのは健闘しているというか、7インチのタブレットでも200 g台の後半くらいが普通なので、このサイズとしてはかなり軽量化の努力をしていると思われます。

2.筺体

ASUS Zenfone 3 Ultra 筺体
Zenfone 3 Ultraはカラーバリエーションが3つあり「シルバー」「ローズゴールド」「グレー」なのですが、この画像は「ローズゴールド」です。この画像を見ると、この製品が他のZenfone 3シリーズとは明らかに異なるデザインであることがわかります。

ASUS ZenFone 3 Deluxe 5.7インチ ゴールド
これがZenfone 3で「いちばんいいやつ」であるDeluxe 5.7インチです。これと比べると、Zenfone 3 Ultraのほうはカメラ位置も違いますし、背面に丸みもありません。また、筺体色がローズゴールド(というかピンクに見えます)ということもあってか、他のZenfone 3シリーズよりもカジュアルな印象がありますね。

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ASUS Zenfone 3 Ultra カラバリ
で、こちらが「グレー」と「シルバー」です。

ASUS Zenfone 3 Ultra 筺体下部
別アングルです。筺体の下部にステレオスピーカーとUSB Type-Cポートが見えます。

ASUS Zenfone 3 Ultra イメージ画像1
ASUS Zenfone 3 Ultra イメージ画像2
これが利用シーンのイメージ画像です。デカイっすね!このサイズになると最初っから片手操作は諦めるレベルなので、逆にスッキリして不満は出ないだろうと思います。ただ、電話するときは結構周囲から目立っちゃいそうです。

3.価格など

ASUS Zenfone 3 Ultraは12月9日の発売予定で、ASUSの直販サイト「ASUS Shop」ではすでに予約注文を取り扱い中です。価格は税込みで64,584円です。

この記事の「スペック」のところで「ごく一部のバケモノみたいなスマホ」という表現を使っていますが、それは「Zenfone 3 Deluxe 5.7インチ」のことを念頭に置いて書きました。Zenfone 3 Ultraはそれよりもスペックは低いのですが、私のタブレット試用経験に基づく見解では「いやこれで十分すぎるでしょ」となります。

CPUはSnapdragon 820とか821じゃないけれど、この製品でパワー不足を感じる場面は一般的にはほとんどないと思います。また、カメラ性能やオーディオ性能も高く、電話機としてよりもむしろ小型タブレットとしての役割をしっかり果たせるでしょう。

というか、この製品を購入したら、7インチとか8インチのAndroidタブレットは不要になるかもしれません。ただし、「バケモノ」よりは安いといえど、さすがにSIMフリーのスマホということもあって、タブレット専用機よりはかなり高価なので、それが悩みどころですね!

4.関連リンク

ZenFone 3 Ultra (ZU680KL):ASUS公式サイト 製品紹介ページ
ASUS ZenFone 3 Ultra(ローズゴールド):ASUS Shop
ASUS ZenFone 3 Ultra(シルバー):ASUS Shop
ASUS ZenFone 3 Ultra(グレー):ASUS Shop

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コメント

  1. 匿名 より:

    なんか駆逐艦が大型化して巡洋艦との区別が曖昧になった事を思い出しました。

    通話機能さえあれば開発元が「これはスマホである」と言えばスマホ。
    「タブレットである」といえばタブレットになるんですかね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。多分おっしゃる通りか、と。このサイズはスマホともタブレットとも言えますし、明確な定義がないし、慣例化もしていないですから…。

  2. 匿名 より:

    ファブレットってジャンルですね。上下左右のベゼルをもうちょい削ってれば最高でした。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。そうですね。しかし、ファブレットって日本では定着しませんでしたね。これからか?

  3. タケル より:

    うわぁ こんなの出ると思ったんだなぁ。。。
    ZenFoneZoomよりこっちのが良かったかも。
    と一瞬思ったけどストレージ32GBだと書籍が全部入らなかったから良かったと思おうと思った。(無理やりw)

    ZenFoneZoomの前に使ってたのがFonePad7で画面が7inchで使い勝手良かったんですよねぇ。メモリ1GBしかないからアプリの切り替えがすんごい重かったけど。

    このサイズって確かに片手ですべての操作は無理だけど、両手のフリック入力がしやすくて片手フリックより数段速いんですよ。ブラウザの参照くらいなら片手でも全然使えるし。個人的には携帯するタブレットならWindowsは8inch、Androidなら7inchが一番好きです。

    • wintab より:

      タケルさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私もこのサイズだと片手操作は最初から諦めるので、むしろ潔くていいと思います。マジ欲しいですが、決して安くはないしなあ。

  4. より:

    この1ヶ月くらいXiaomi mi MAX買おうか迷いまくってたらこれ出たけど、値段高すぎィ!
    悩んだ挙句Hi10Proが1.6万だったので勢いでポチってしまったので次の機会になりました
    Z8350版なので期待してたんですけど、Androidの動作がイマイチな印象でちょっとがっかり・・・
    Win10はHi8に比べサクサクで同程度のスペックでこの値段はないので良かったです

    • wintab より:

      mさん、こんにちは、コメントありがとうございます。Hi 10 Pro、私が使った印象だとAndroidも悪くなかったように思うのですが、多分私が慣れていないせいですね。そういう感想をよく目にするので。もう少しAndroidにも慣れないと…。