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acerがSwift 7などノートPC3機種をリニューアル!(海外ニュースから)

acer Swift 7(2018)
acerがCES 2018(世界最大規模の国際家電見本市)に先立ち、ノートPC系の製品3機種とChromebookを発表しました。すべて既存製品のリニューアル版となります。現状プレスリリースが出されているのみで、製品の詳細スペックは明らかになっていませんし、日本市場に投入されるか不透明な製品もありますので、この記事ではWindows搭載の新製品の概要のみお伝えします。

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なお、この記事はacerのニュースリリース及び海外ニュースサイト「THE VERGE」を引用元としています。

1.Swift 7

acer Swift 7(2018)
Swift 7は現行モデルが日本でも販売されていますし、acerにとって「超薄型のフラッグシップノート」という位置づけになりますので、日本での発売もほぼ確実と思われます。現行モデルは13.3インチサイズ、旧Core mの流れをくむCore i7-7Y75を搭載するハイスペックなモバイルノートで、最大の特徴は「厚さ1センチを切る(9.98 mm)超薄型筐体」であることです。

新モデルは「超薄型」をさらに押し進め、なんと厚さ8.98 mmとなりました!そして、薄型化に並ぶ目玉機能として「eSIM対応のLTEモデル」というのがあります。eSIMとは「Embedded SIM(組み込み型SIM)」の略で、従来のSIMカードと異なり、SIMの交換なしで必要に応じて異なる通信キャリアと契約できる、というものです。日本で販売されているeSIM搭載製品にiPad Proがありますが、調べてみたところ、大手3キャリアとの契約を自由に切り替えられるなどの利便性はまだなく、海外に行った際に現地のキャリアと容易に契約が可能、というくらいにとどまっているようです。ハードウェア的な機能は優れていても、日本ではまだそれに見合うサービスがまともにスタートしていない、ということですね。

話を戻します。Swift 7は超薄型ということもあってか、スペックは単一です。つまり、第7世代の「Core i7/RAM8GB/256GB SSD」という構成しか選べません。第8世代ではなく、第7世代です。また、ディスプレイサイズは13.3インチから14インチに拡大されましたが、解像度はFHD(1,920 × 1,080)にとどまります。

この記事を書くのにあたり参照した「THE VERGE」では、「薄型化とLTE化もいいけれど、DELL XPS 13とかLenovo Yoga 920とか、同じように薄型の筐体でありながら第8世代のCPUとより大容量のRAM、ストレージを搭載する製品もある中で、この価格はいかがなものか」という、若干批判的な論調になっていました。ということで、米国での価格は1,699ドル(約19.2万円)から、発売時期は2018年3月、とのことです。

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2.Nitro 5

acer Nitro 5(2018)
この製品は米国では従来型が存在しますが、日本市場では販売されていません。そのためこの先日本で発売されるかどうかは不透明、といいますか、必ずしも可能性は高くないと思われます。

Nitro 5というのは「Casual Gamer(非ゲームマニア、ライトなゲーマーという意味)」向きの製品で、ハイエンドなスペックではなく、必要十分なスペックとそれに見合う低価格が魅力となっています。

新しいNitro 5はCPUに「AMD Ryzen mobile」を、GPUに「AMD Radeon RX560」を搭載しつつ、米国での価格が799ドル(約9万円)からと、かなりの低価格になっています。10万円を切る価格でのゲーミングノート、というのも2018年は需要が高まりそうな気がしますので、できれば日本でも発売してもらいたいですね!

3.Spin 3

acer Spin 3(2018)
Spin 3って、日本でも買えそうな気がしていたのですが、日本で販売されているのは「Spin 1」「Spin 5」「Spin 7」の3モデルで、Spin 3は未発売ですw

Spinという名称のノートPCはその名の通りディスプレイが360度回転するタイプ(キーボード非分離型2 in 1)で、従来機は15.6インチサイズでしたが、新型は14インチに小型化されています。また、CPUは第8世代のCore iプロセッサーとFHDディスプレイを搭載しており、なかなかのハイスペック機のようです。この製品は2月に北米で発売され、価格は599ドル(約6.8万円)から、となっています。

Spinシリーズは「1(エントリー)」が11.6インチ、「5(ミドル~ハイスペック)」が13.3インチサイズ、「7(ハイスペックで薄型)が14インチとなっており、「3」が14インチ化したことによって余計に訳がわからなくな…いや差別化の余地が少し小さくなった感があります。そのため、この製品も日本発売の可能性はあまり高くないような気がします。

4.引用元サイト

Acer Launches the New Swift 7, Redefining the World’s Thinnest Laptop:acer ニュースリリース(英語)
Acer Unveils new Nitro 5 Gaming Laptop:acer ニュースリリース(英語)
Acer’s updated Swift 7 Ultrabook is once again the ‘thinnest computer in the world’:THE VERGE(英語)

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コメント

  1. 匿名 より:

    Acerは好きなブランドなのですが、相変わらずシリーズ名に統一性がないですね。
    あとターゲット価格が異様に高いのも気になります。
    変に高いし、ヨドバシに行ってもすぐに品切れになったりと、
    最近のAcerは良いところが見つけづらいのが悲しいところです。

    Aspire Switch 11みたいな変だけど買いたくなるような新機種を出して欲しいです。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。確かに…。でもAspire Switch 10は名機だったなあ、わたし的に。