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acer Aspire R 11 - やっぱ今年のモバイルノートはディスプレイ360度可動タイプ

acer Aspire R11
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ここのところ集中して紹介している「ディスプレイ360度可動タイプ」のモバイルノート、acerからも新しいモデルが出ていました。「Aspire R11」という名称で、型番は「Aspire R3-131T-N14D/B」となります。機種名と型番が違っていてややこしいのですが、11.6インチの軽量モバイルノート(ディスプレイ非分離型2 in 1というべきか)です。さっそく紹介していきますね。

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1.スペック

acer Aspire R11 スペック表

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補足します。「OSはWindows 8.1の64、RAMは4GB、ストレージが500GB」というのは11.6インチクラスのノートPCの普及価格帯~中位価格帯の標準的なスペックとなります。しかし、CPUは最新のIntel Celeron N3050が搭載されており、先日紹介したHP Pavilion x360と同じです。CPUの型番って、誰もが購入検討時にこだわる部分だと思いますが、最新モデルとしてのN3050は現行のモバイルノートPCの多くに搭載されているN2840と比較してグラフィック系の機能が改善されているようです。N3050について、下記の記事に詳しい説明がなされているので、興味のある人は確認してみてください。
Celeron N3050とN2840の違いは?Braswell世代のCeleronの性能をチェック!:こまめブログ

CPUやRAM、ストレージに関しては、ディスプレイ360度可動タイプ、ということだけでなく、この価格帯のノートPCとして十分に水準をクリアしている、ということができます。11.6インチディスプレイの解像度も1,366×768のワイドタイプであり、やはり11インチクラスのノートPCとしては標準的な構成と言えます。また無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応していますから、5GHz帯でも利用可能です。

あと、気になる重量ですが、1.58kgとなっていて、先日紹介したHP Pavilion x360の1.49kg、Lenovo Flex3の1.39kgと比較してやや重いですね。200g違うと結構体感差は大きいかも、です。

2.筐体色は「スカイプブルー」

Aspire R11 スカイプブルー
はい、Skypeを使っている人なら納得できますね、このカラー。きれいなスカイブルーです。「スカイプブルー」というのはacerが公式に発表している名称なんです。
スカイプのブルー
これがSkypeのロゴ。好き嫌いは別れると思いますが、個人的にはこういう明るいカラーのノートPCは大好きです。

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3.やっぱ「お約束」の4つのモード

ディスプレイ360度可動タイプのノートPCのお約束とも言える「4つのモード」はAspire R11でも健在です。
Aspire R11 4つのモード
acerはそれぞれのモードを、左上から時計回りに「ノートブック」「テント」「タブレット」「ディスプレイ」と呼んでいます。モードの呼称はメーカーによって異なりますが、実質的にディスプレイ360度可動タイプのモバイルノートがアピールする形態は同じものですね。

私はキーボード分離型の2 in 1「Aspire Switch 10」を持っていて、もちろん「4つのモード」に対応しています。テントモードとかディスプレイモードを使う頻度はあまり多くないのですが、それでもたまにディスプレイモード+ゲームコントローラーでゲームをしたり、出先で食事をしながらテントモードで動画を見たりします。毎日使うか、といえばそうでもないんですけど、あると意外に便利なんですよね。

また、私はAspire Switch 10の使用体験を通じて、acerのこの種のギミックは非常にお金がかかっていて高品質であると思っています。残念ながらAspire R11の実機を手にとってはいないのですが、筐体の出来にはかなり期待していいんじゃないか、と。

4.価格

2015年7月11日現在、価格ドットコムでの最安値は53,028円となっています。実はこの価格、Amazonでの販売価格なのですが、acer製品はAmazonで安くなっている場合がしばしば見受けられます。ちなみに私がAspire Switch 10を購入したのもAmazonでした。PC製品は長期的には古いモデルが安くなる、ということが言えますけど、短期的には需給のバランスで価格が変動しますので、5万円台半ばから後半くらいでの推移になると思われます。

私はどうしてもタブレットの価格帯をイメージしながら考えてしまうのですが、このタイプの製品の価格に関しては無意識に比較対象を「10.1インチキーボード分離型2 in 1」にしてしまいます。その意味で「5万円台でOfficeがつかないのは割高」という感想になるのですが、もちろんこの考え方は妥当ではありません。ディスプレイサイズもストレージ容量も、そして入出力ポートの数などの拡張性も異なります。なので、「ディスプレイ360度可動タイプ」のモバイルノートに関しては、あくまで比較対象としてモバイルノートPCを据えるべきであり、それらの競合機種との比較でディスプレイが360度可動することのメリットをどのくらい評価するか、ということで割高か割安かを判断すべきものでしょう。今回のAspire R11を始め、最近紹介しているこのタイプの機種はそれぞれスペックも価格も異なりますが、元気が出そうなカラーリングも含め、どれも個性的なので、十分購入を検討する価値はあると思います。

5.関連リンク

スタイリッシュな夏の11.6型モバイルノート「R3-131T-N14D/B」 「ES1-131-N14D/K」6月24日(水)より順次発売開始: acerプレスリリース
Aspire R11: acer公式サイト製品紹介ページ

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コメント

    • wintab より:

      yerttyさん、こんにちは、コメントありがとうございます。いただいたURLのリンクを含め、記事の方を修正しておきます。情報ありがとうございました。まあ、考えてみればacerも他社の商標を使う意味ってないですもんね。

  1. 匿名 より:

    こんばんわ。

    これのWindows10仕様持っています。
    ( Aspire R3-131T-A14D/W)

    色は白にしました。

    海外では人気の機種らしいですね・・・・・
    (国内でのレビューがすくないのが寂しいですw)

    背面がネジで止められているだけなので拡張性も意外に高く
    YoutubeでSSDに換装したりメモリ増設している動画もありました。

    自分も先日動画を参考にメモリ交換(4G→8G)しましたが、
    別機種じゃねーかと思うぐらい挙動が変わりました。

    所有してたMill2 8と比較するのは酷ですがタブレットで使うときには
    重いですが慣れたら気にならなくなりました。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。この製品、拡張できるんですね!知りませんでした。あと、このスペックでRAMを8GBにすると挙動が変わる、というのも新鮮な話です。貴重な情報ありがとうございました。