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acer Aspire One Cloudbook - エントリースペックの11.6インチモバイルノート

Aspire One Cloudbook
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私はミニマムスペックでパッケージングに優れた「HP Stream 11」や「ASUS EeeBook X205TA」が非常に好きで、Windowsタブレットのよきライバルだと思っています。これらの製品はちょっと前なら「ネットブック」というジャンルに属し、ASUSの「EeePC」acerの「Aspire One」などのブランドが使われていました。その「Aspire One」がネットブックならぬ「Cloudbook」ということで復活しています。

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ネットブックというとあまりいいイメージを持っていない人も多いと思いますが、新しいAspireOneは高い実用性と携帯性を備えた、そしてお手軽価格のモバイルノートPCに進化しました。

1.スペック

acer Aspire One スペック表

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ええと、上の画像はacerの公式サイトから転載したものなんですけど、親切なんだか不親切なんだかよくわからないというか、大事なことが漏れているような気がするので、重要事項だけ再度書きます。

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Celeron N3050
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth
入出力: SDカードリーダ、USB 3.0、USB 2.0、HDMI、電源端子
カメラ: 0.3MPウェブカメラ
その他: Office Personal Premium + Office 365サービス(1年間)
サイズ: 292 × 202 × 17.9 mm / 重量1.15 kg 

で、補足します。CPUはBraswell世代のCeleron N3050で、省電力性に優れていますが、パフォーマンスはAtomより格段に優れている、というほどではありません。RAMは2GB、ストレージは32GBなので、Windowsタブレットと大差ないですね。「CloudBook」を謳っているので、クラウド・ストレージとの連携が重要になってきます。

面白いのは入出力系で、USB、HDMIともフルサイズですし、SDカードもmicroSDじゃなくてフルサイズ用のSDカードリーダーがついています。この点は競合するEeeBookとかStream 11とは大きく異なる仕様なので、注意が必要です。歓迎する人のほうが多いかな…。

それと、競合製品との大きな違いがもう一つあります。製品版の「Office Personal Premium」が付属することです。このパッケージはAspire Oneを使っている限り永続的に最新バージョンのOfficeを使えるというメリットがあります。しかし、「Personal」なので「PowerPointはついてない」ということだけ注意して下さい。ExcelとWordは大丈夫です。

2.筐体

acer Aspire One 天板
Aspire Oneは「ミネラルグレイ」という色のみでカラーバリエーションはありません。ちょっと残念…というかですね、EeeBookもStream 11もカラフルな筐体色を用意してくれているので、見ていて楽しい、というのがあるんですよね。でも結局売れるのはブラックとかグレーなんだから、メーカーとしても余計なことはしない、ということなんでしょう。売れなくちゃ意味ないですから。

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ここからは海外ニュースサイト「LAPTOP」のレビュー記事を引用しながら書いていきます。なお、引用元記事は海外仕様の製品をレビューしているため、日本仕様と異なる可能性があります。
引用元: Acer Aspire One Cloudbook 11 Review:LAPTOP

筐体はプラスティック製ですが、「安物感はない」ということです。剛性感もあってヤワな感じもせず、ヒンジも非常に堅牢です。サイズ感的にはEeeBookよりは少しだけ厚みがあり、重量の方もEeeBookの980 gに対して重いですが、Stream 11よりは小さく、わずかに軽量です。このタイプの製品はカタログ上のパフォーマンスよりもデザインとかサイズ感のほうが選択の要件になりそうなんですが、サイズ感、という意味では合格でしょう。

acer Aspire One キーボード
これがキーボードです。日頃タブレット用の外付けキーボードを見慣れている身としては十分使いやすい気がしますが、引用元サイトによれば、このクラスとしてはややキーピッチが狭く、タッチパッドの反応もやや鈍い、と少し辛口の評価になっていました。多分いつもAspire Switch 10を使っている私であれば、もっと高い評価をすると思いますけどね。なお、引用元の画像はacer公式サイトの画像よりも色が薄くなっていますが、海外仕様と日本仕様の違いによるものという可能性がありますので、公式サイトの画像色のほうを信用すべきか、と思います。

acer Aspire One 筐体側面
これは入出力ポート部分です。上に書いた通りHDMIはフルサイズですね。また、確かに筐体の質感も悪くなさそうに見えます。

3.価格と発売時期

Aspire Oneは11月20日に販売開始となり、価格はオープンですが、想定実売価格は45,000円前後とのことです。ちなみにビックカメラではこの記事を書いている時点で予約注文を受け付けており、価格は税込み48,384円(ポイント10%つき)となっています。やや高く感じられるかもしれませんが、これは製品版のOffice Premiumをつけた結果、ということが理由と思われ、Officeつきとしては決して高くはないと思います。

この記事でしばしば引き合いに出した「ASUS EeeBook X205TA」と「HP Stream 11」がこの製品のよきライバルになると思います。どれが一番、ということは言えませんが、Aspire Oneは製品版のOfficeをバンドルしたり、入出力系をフルサイズの規格で固めるなどしていて、しっかり差別化しているので、私達ユーザーにとってもありがたいと思います。

4.関連リンク

人気モデルAspire OneシリーズがWindows 10搭載Cloudbookとして復活!Aspire One Cloudbook「AO1-131-F12N/KF」11月20日(金)より発売開始:acer プレスリリース
Aspire One Cloudbook:acer公式サイト 製品ページ
Aspire One Cloudbook ミネラルグレイ:ビックカメラ
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コメント

  1. 禿げしいベイ より:

    キー配列は英語なので、ぜひ、日本語版も出して欲しいですね。

    しかし、剛性感もありそうな、いい筐体ですね。

    • wintab より:

      禿げしいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そのキーボードの画像、海外の情報サイトから転載してるので英語配列なんです。日本用には日本語配列になるはず。わかりにくいので記事に追記しておきます。