Tronsmart Presto 10400mAh - 安価ながらQuickCharge 3.0に対応したモバイルバッテリー(実機レビュー:かのあゆ)

Tronsmart Presto
「ポケモンGO」需要もあり、一時期は各メーカーのモバイルバッテリーの在庫が売り切れになるという状況でしたが、最近ではようやく落ち着いてきたようで、元の価格で普通に購入できる状況に戻りつつあります。

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現在利用しているモバイルバッテリー(Anker Astro E4)がそろそろ購入から2年を迎え、バッテリー性能が劣化し始めていることから、新しく買い足すことにしました。所有端末のほとんどがQualcommのQuickCharge 2.0に対応していることもあり、どうせなら、と同規格に対応しているモバイルバッテリーを探していたところ、Tronsmart製のPrestoがQuickCharge 3.0に対応しており、10,400mAhと十分な容量を持ちながら2,000円未満(キャンペーン適用後)と安価で販売されていたので、こちらを購入することにしました。

また、必須となるQuickCharge 3.0対応の高速充電器も安価で販売されており、セットで買うと15%の割引が適用されて合計3,000円程度で購入可能だったことから、こちらも注文しました。Tronsmartは中国のメーカーで、日本では販売されていませんが他にもAndroid搭載TVBOX端末も販売しているようです。

1.QuickChargeとは?

Quick Charge 3.0 ロゴ
QuickChargeはモバイル向けCPU「SnapDragonシリーズ」でおなじみのQualcomm社が開発した急速充電技術です。従来の急速充電といえば電流を1~2.4A程度に上げることで充電速度を高速化していたのですが、それ以上電流を上げてしまうと端末に負担がかかってしまうため、電圧を上げることでさらなる高速充電を実現した技術になります。従来の端末の充電では5Vの電圧を流していたのですが、QuickChargeではこれが9~12V程度に上がっています。

ちなみに同じくモバイルCPUメーカーのMediaTekもこれと同じ技術である「PumpExpress」を最新のCPUであるHelioシリーズに採用しています。

現在の最新規格はQuickCharge 3.0ですが、この規格を採用した製品は現時点では少なく、日本ではauから発売されているHTC 10 HTV32とWindows 10 Mobile搭載のSIMフリースマホNuAns NEO、ウィンタブさんが何度か取り上げているhpのElite x3のみとなります。

ただし、QuickChargeには下位互換があるため、QuickCharge 3.0対応機器でもQuickCharge 1.0/2.0を搭載した製品の急速充電を行うことが可能になっています。特にQuickCharge 2.0規格に対応した製品はキャリアモデル、SIMフリー問わず数多く存在します。

2.製品パッケージは非常にコンパクト

Tronsmart Presto パッケージ1
到着した製品のパッケージは上記画像となります。左が高速充電器、右がPresto モバイルバッテリーになりますが、どちらもパッケージとしてはかなりコンパクトなパッケージになっています。到着前はもう少し大きめなパッケージで到着すると思っていただけにこれは意外でした。

Tronsmart Presto パッケージ2
パッケージの中身はさらにシンプルで、モバイルバッテリー本体、キャリングポーチ、USB-A to USB-Cケーブル、簡易マニュアルのみが付属するシンプルなものになっています。個人的にはモバイルバッテリーの使い方は非常にシンプルですし、あまりごちゃごちゃしたマニュアルをつけるよりこれくらいシンプルなほうが好印象だったりします。

Tronsmart Presto サイズ比較
メインで使っていたAnker製Astro E4とのサイズ比較です。容量もほぼ同じ(Prestoが10,400mAh、Astro E4が13,000mAh)なので、ほぼサイズは変わっていない印象。どちらもこのクラスの製品としては非常にコンパクトなのでスマホと一緒にジーンズのポケットに突っ込んでもぎりぎり入るサイズになっています。

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Tronsmart Presto 搭載ポート
搭載ポートは通常のUSB-Aポートと最近普及し始めたUSB-Cポートの2つ。USB-AポートはQualcommのQuickCharge 3.0に対応しており、対応端末であれば6.5~9V/2A、あるいは9~12V/1.5Aで高速充電が可能。USB-Cポート側も5V/3A出力に対応しており、QuickCharge非対応端末でもTronsmartのVoltIQテクノロジにより、デバイスに最適な速度で急速充電が可能になっています。なおモバイルバッテリー本体への充電はUSB-Cポートを利用します。

Tronsmart Presto 電源ボタン
本体右側には電源ボタンのみが存在するシンプルな仕様となっています。ボタンを押すことで端末への充電が開始されるほか、本体前面に存在するランプでモバイルバッテリー本体のバッテリー残量を確認することも可能になっています。

Tronsmart Presto LEDインジケーター
本体前面のステータスランプは4段階式のもので大まかな残り残量が最低限確認できるシンプルなものになっています。

Tronsmart Presto 急速充電器
同時に到着したUSB高速充電器の付属品も非常にシンプルで、モバイルバッテリーと同様に、本体、USBケーブル、簡易説明書のみが付属するシンプルな内容になっています。

この高速充電器を使うことでモバイルバッテリーを最大6時間でフル充電可能なほか、この充電器自体がQuickCharge 3.0に対応しているため、スマートフォンの急速充電を行うことも可能。サイズ的にも持ち運んで苦になるような大きさではなく、価格も1,389円と安価なので一緒にそろえておくことをお勧めします。

3.充電速度はさすがの高速!

Tronsmart Presto 急速充電
手持ちの端末で最新のQuickCharge 3.0に対応した機種を所有していなかったので、そのひとつ前の規格であるQuickCharge 2.0に対応している「XPERIA Z3 Compact SO-02G」にて実際に充電してみたところ、30分程度で65%、1時間後にはすでに85%まで充電が完了し、最終的に1時間30分でフル充電が完了していました。

Anker Astro E4ではフル充電まで2時間程度かかっていたため、QuickCharge 2.0対応端末でもかなり高速で充電できていることがわかります。これは速すぎる!

4.ありえない!破格!

10,400mAhクラスのモバイルバッテリー自体は、各社安価な製品を出してきているのでそれほど珍しいわけではありませんし、サイズも特別コンパクトというわけではありませんが、Qualcomm QuickCharge 3.0とUSB-Cポートを備えて2,000円切りという製品は今のところ本製品しか存在しておらず、QuickCharge対応端末を所有していればかなり高速で充電が完了してしまうため、個人的にも購入してよかったと思っています。

同社製の急速充電器をセットで購入しても3,000円未満で買えてしまうため、かなりコストパフォーマンスに優れていると思います。USB-C規格の端末の充電も可能ですので、セットでそろえておけば1日は十分このモバイルバッテリーでしのぐことが可能です。

Tronsmart社の製品を購入するのは初めてですが、18か月の長期製品保証も付いているため、本製品も以前利用していたAnker製品同様長い間愛用できそうな製品になりそうです。

5.関連リンク

Tronsmart Presto (QC3.0対応 6A出力 10400mAh 大容量 モバイルバッテリー ):Amazon
Quick Charge 3.0 Tronsmart USB急速充電器:Amazon

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Comment

  1. 匿名 より:

    これかなり気になってるんですけど、残念ながら9/23現在で2000円は少しオーバーする値段になっちゃいましたね……
    それでもスペックを考えたら十分すぎるくらいお安いとは思いますが。
    そして、せっかくなら本体充電もQC対応だったらもっとよかったのに、というないものねだり。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。私この製品触ってないんですけど、たしかに価格は相当安いですね。2,000円を少しオーバーしても許せるレベルだと思います。PokemonやるならQCですかねえ。

  2. かのあゆ より:

    >>匿名さん
    若干値上げしちゃったみたいですね…
    メインのモバイルバッテリーこちらで運用しているのですがQC対応機なら明らかに充電が高速なので、かなり快適になると思います。
    現状でもQC3.0対応モバイルバッテリーの中では一番安いんじゃないかと。おそらく今後QC3.0対応機も増えていくものと思われますし、QC2.0にも対応しているのでそろえておいて損はないと思います。コンパクトですし今回は乗り換えてよかったと思います。

  3. たけしょう より:

    >>かのあゆさん

    wintabよりきました。
    かのあゆさんのバッテリの放電スピードはどうでしたか?
    私の環境では、1週間で半分以上放電され、ちょっと不安な結果となりました。
    少しレビューを見渡した限りでは、放電のことに関して触れている人が少なかったので、
    私の個体の問題なのかちょっと分かりかねています。

    • wintab より:

      たけしょうさん、こんにちは、コメントありがとうございます。かのあゆさんに伝えました。連絡が遅れてすみません。

  4. かのあゆ より:

    >>たけしょうさん
    うーん。そもそもうちの場合積極的に使ってて放置はしてないんであれなんですけどうちの個体だと放電はそこまでひどくなくて安定はしてますね…

    • たけしょう より:

      >> かのあゆさん
      やっぱり個体差ですかね。

      基本的にモバイルバッテリは出張のお供として購入したので、
      下手すると月1回の利用だったりするのですが、
      前に使ってたcheero Power Plus 3 mini 6700mAhは、
      結構放置しても大丈夫だったので、ぼくもちょっとびっくりした所でした。

      外の方の個体はどうなのか興味があったのですが、
      もう少し検証してみることにしてみます。

      >> wintabさん
      わざわざご連絡ありがとうございました。
      大変助かりました。

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