記事にアフィリエイト広告を含みます

Thieye E7の実機レビュー - ドライブレコーダーにもなるアクションカメラでスキー場の撮影をしてきました(ひらちょん)

Thieye E7
こんにちは、ひらちょんです。今回はアクションカメラのThieye E7のレビューをいたします。私はアクションカメラを使うのは初めてなのですが、実際に使ってみてスマホのカメラやデジタルカメラとは一風変わった動画撮影の形を体験することができました。カメラに関する知識はあまり持ち合わせていないのですが、レビュー部分は動画や写真を多めに用意していますので多少は内容のある記事になっていると思います。よろしくお願いします。

スポンサーリンク

また、今回はgeekbuying様にThieye E7を提供していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

1.スペック

イメージセンサ: Panasonic 34112
チップセット: ICatch V50
ディスプレイ: 2インチ 320*240
動画解像度:
 3840*2160 30fps
 2720*1520 30fps
 1920*1080 最大60fps
 1280*720 最大120fps
静止画解像度: 1400万画素
撮影機能: ドライブレコーダー/タイムラプス/スローモーション
無線: Bluetooth/WiFi
インターフェイス: MicroHDMI/MicroUSB/MicroSDスロット
バッテリー: 1100mAh

Thieye E7のスペックはこのようになっています。様々な機能がありますが、最大の特徴は何と言っても4K撮影に対応しているという点だと思います。また、アクションカメラでありながら、ドライブレコーダーとしての機能も備えており、ドライブレコーダーとして使用することもできます。今回はこの2点の使用について重点を置きながらレビューをしていきたいと思います。

2.筐体

Thieye E7 同梱物
Thieye E7の内容物はこのようになっています。本体の他に、防水ケースやそれに装着できるアタッチメント等が入っていました。右下にある赤いシートのようなものは粘着シートで、シートの右にあるアタッチメントの裏には既に貼り付けてありました。付属品で不満な点があるとすれば、ケース着用時は充電ができないので、ドライブレコーダーとして使う場合は別途三脚のようなものを固定器具として用意しないと、長時間の使用は厳しいように感じられた点です。

Thieye E7 正面
筐体本体はプラスチック製で、正面に電源ボタンがあります。起動中は正面のLEDが光ります。

Thieye E7 側面
インターフェイス類は左側にまとまっており、蓋などはされていませんでした。湿気のある場所や濡れる恐れのある場所では防水ケースに入れて使用することで問題なく使うことができます。

Thieye E7 ケース
実際にケースを装着した状態ではこのようになります。アクションカメラのボタンはケース側の金属性のボタンを押すことで問題なく操作ができます。上記したように、このケース着用中は充電が出来ないため、撮影後は本体を取り出す必要があります。

Thieye E7 ケース
ケースの液晶側のカバーは2種類ありました。液晶部分が切り抜かれているカバーと防水用のカバーが付属しています。

Thieye E7 ディスプレイ
2インチの液晶はあくまでどの範囲が撮影できているかを確認するのが精一杯で、当たり前ですが細かい部分の確認はこの液晶ではできません。しかし、メニューの文字などは問題なく読むことの出来る解像度は確保されており、液晶としての品質は十分だと思います。

3.実際に使用してみて

Thieye E7 警告画面
実際に使用してみて最初に直面した問題は、SDカードの速度が遅くて撮影が拒否されたことです。4K撮影だけならまだしも、最低画質である720p撮影ですらSDカードの速度が遅いと怒られてしまう始末でした。

Thieye E7 microSDカード
この時私が使用していたSDカードは読書速度がClass4のSDカードでした。確かに4K撮影をするには速度が足りないとは思いますが、アクションカメラ側が何を基準にして読書速度を判定しているのかがわからないのでSDカードは何を選べばよいのかわかりませんでした。私はAmazonでTOSHIBAのUHS-I対応のMicroSDカードを購入しましたが、こちらは問題なく使用することができました。

スポンサーリンク

使用したmicroSDカード(TOSHIBA):Amazon

8GBのSDカードでの録画時間目安としては、4K画質では30分弱、1080p60fpsでは1時間30分といったところでした。写真は1400万画素で2000枚程撮れるようです。

SDカードの用意ができたところで、まずはドライブレコーダーとして使用してみました。画質はドライブレコーダーとしての用途では4Kである必要はないと判断し、1080p60fpsで夕方と夜中、また試しに画質を落として720p120fpsで撮影してみました。120fps撮影はYoutubeではまだ上限が60fpsなので今回はあまり意味はありません。

Thieye E7 ドライブレコーダーモード 夕方 1080*1920 60FPS
Thieye E7 ドライブレコーダーモード 1280×720 120FPS撮影
Thieye E7 ドライブレコーダーモード 1280×720 120FPS撮影

録画を見る限り夜中でもしっかりと周りの状況が確認できる明るさが保たれています。画質も1080pでもドライブレコーダーとしては十分な画質です。

ドライブレコーダーモードでは、指定した分毎(最大5分)に録画ファイルが更新され、MicroSDの容量がいっぱいになると古い録画ファイルから自動的に消してくれるため、録画ファイルの管理はドライブレコーダーと何ら変わりなく行ってくれます。また、ドライブレコーダーとして使用する際は「充電開始時に自動起動」と「起動時に録画開始」の設定を組み合わせ、車から電源を取ることで、エンジンをかけたときに自動で録画が始まるようになりドライブレコーダーとして使いやすくなります。

Thieye E7 3840*2160 4K撮影

次に、4K撮影の画質がどの程度のものなのかを調べるためにスキー場で撮影してみました。4K液晶を持ってはいないのでFHDに縮小された映像しか確認できていないのですが、軽く降っている雪が視認できたり、生えてる木の細かいところまでしっかりと録画できている印象を受けます。

Thieye E7 3840*2160 4K撮影

こちらは頭上に固定したアクションカメラでスキーを滑る様子を録画したものです。画質は文句ないのですが、滑っているときの振動がカメラに直に伝わっていて、振動が激しいです。振動によって映像がぼやけるといったこともないのですが、見ていて苦しいというか、これに関してはどのように対策すればよいのか私にはわかりませんでした。それと、製品ページでは視野角が170度と謳っているのですが、その影響か直線が歪んでいたりすることがあります。調べてみると視野角を広くする以上、ゆがみが出ることは仕方がないようですが、こういった映像に慣れていないと違和感を感じますよね。

Thieye E7 静止画
Thieye E7 静止画
静止画像の撮影ですが、1400万画素設定ではこのような写真が撮れました。4Kと同じ解像度で保存されており、動画と同様にきれいで鮮明な写真が撮れています。

4.まとめ

Thieye E7は中国の通販サイト「geekbuying」で販売中で、1月12日現在の価格は89.99ドル(10,320円)です。

実際にアクションカメラを使ってみて、普段スマホのカメラしか使わない私ですが、アクションカメラで撮影するとなると、スマホでの撮影とは違って気合が入り、映りや場所を気にして撮影するようになるので、撮影という行為を楽しむことができました。

今後このThieye E7は普段はドライブレコーダーとして使いつつ、スポーツをする時などはアクションカメラとして使いたいと思います。

5.関連リンク

Thieye E7:geekbuying

スポンサーリンク

コメント

  1. なお より:

    さすがにいまどきクラス4はないなぁ
    クラス4の200GB持ってるけど、アクセスすると待機時間オーバーでエラーになりますw

    容量が小さいとまあいいのかな…これはどうしよう…
    UHSは対応が意外と少ないから単純にクラス10のでいいんじゃないですかね

    この前買ったのが、サムスンの128G/class10/UHS対応で4200円くらいでした、200Gくらいまでは値段下がってきてますね

    • このClass4のMicroSDはもう5年前に買ったものなのでそろそろ限界ですね。

      128GBのMicroSDカードもそんなに安くなってきているんですね。とは言えそんな容量私には使う機会ないですけどねw

  2. このサイズと安さ、そしてスマホよりやや高めの画素数があるから個人的に同人イベントで使いやすそうだと思います。
    最近絵の構図を得るためにコスプレイヤーさんを撮り始めたのですが、限られた時間と近距離での撮影が多く、大きいカメラだと価格が高くて取り回し辛く、スマホだと設定に乏しいのと容量が他のデータと共食いするのでこれは有用ではないかと捉えてます。

    • 確かにこの手のアクションカメラは取り回しが良いのも利点ですね。容量も気にすることなく撮影できますし写真メインで使用するのも悪くないと思いました

    • あるえふ より:

      ぼくもそんな「広角撮影」が欲しい場面で使ってます。
      スマホ用アダブタレンズも持ってますが、いちいち付け外しするよりは手軽なので。

    • なお より:

      shukakuさんも書いてる通り、歪みがあるので人物撮影には向いてないかと

      ・シャッターレスポンス
      狭い会場、雑多に人が行きかう場所では確かに大きいカメラは取り回しが大変ですが、こういったカメラはシャッターラグが大きく、シャッターレスポンスが低いのであまり友好的じゃないです
      ミラーレスでもやっと最新式で、使えるようになってきたレベルですね

      ・ズーム
      単焦点なのでズームも効かないし、単焦点レンズは自身の機動力(空間)が必要になります、場所的にズームがあったほうがいいです
      そしてパワーズームは遅いのでメカニカルなズームのほうが早いです

      ・パース
      構図だけだし、歪んでようが、肌色がおかしかろうが、相手が目がつぶってようがかまわないというのなら
      特に問題ありませんが、手ぶれの補正を行うと画像が粗くなり、歪みの補正を行うとパースがおかしくなるということを念頭に置いてください

      普通にコンデジでいいんじゃないですかね?
      (ixyとかでも1cmマクロとかついてるから物撮りまで使えるし)

      1D系/1Ds系2台もちあるいて身としては、あまり大きさ重さは気になりませんがw

  3. shukaku より:

    映像の手ブレや揺れは後からPC上でソフトウェアを使って補正できますが、歪みもあると厳しいですね…。

  4. タケル より:

    カードのグレードはclass10でおkとして、カードの容量自体はどのくらいまで対応してるんでしょうね。ドライブレコーダー限定での使用ならそんなに容量なくても良さげだけど、アクションカメラとして使うなら、ある程度大容量にまで対応してるとありがたいですね。

  5. 匿名 より:

    スキー場の動画はEISはONでしょうか?