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ピクセラ PIX-DT460 – PC用テレビチューナーを増設してPCを録画サーバーやテレビにしよう!(ひらちょん)

ピクセラ PIX-DT460
こんにちは、ひらちょんです。今回はパソコン用のTVチューナーを購入してみました。私は今まで自室でテレビを見るためにSoftbank 202HWPhotovision TV2を購入してきましたが、アンテナに有線接続をしても電波が弱いのかワンセグがギリギリ映らないという魔境に住んでいるため、どれも無駄に終わってしまいました。今回は私の自室テレビ計画の最終手段としてピクセラの「PIX-DT460」というTVチューナーにすべてをかけました。それでは開封していこうと思います。

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1.開封

ピクセラ PIX-DT460 同梱物
今回使用するTVチューナーはパソコン用と言っても内蔵型のTVチューナーです。パソコン用TVチューナーといえば「アースソフト PT3」が有名ですが、それと同じでPCI Express x1端子に差し込みます。導入を検討する場合はお手持ちのパソコンにPCI Express x1端子が空いているかご確認ください。

ピクセラ PIX-DT460 PCI Express
赤丸で囲んでいる端子がPCI Express x1端子です。

ピクセラ PIX-DT460
ちなみにこのTVチューナーはロープロファイルにも対応しているためスリムタワーPCなどにも搭載できます。TVチューナーの推奨スペックもCore 2 Duo E4300以上ということなので中古で安価に出回っているNEC製などのデスクトップパソコンを購入し録画専用機とすることも可能です。グラフィックボードもGT210レベルのもので十分なので、その気になればPC自体は1万円ほどで用意できますね。

ピクセラ PIX-DT460 BCASセット
TVチューナーにmini B-CASカードを挿入し早速取り付けていきます。mini B-CASカードは付属しているので別途用意する必要はありません。

2.いざ増設

ピクセラ PIX-DT460
今回私が増設したのはGeForce GTX1060を搭載した自作PCなのですが、大きいグラフィックボードを使用しているとスペースが狭くて冷却効率に問題が出るかもしれません。

ピクセラ PIX-DT460 増設後
こちらは増設後ですが、ファンの目の前に基板が来るためお互い支障がないか心配です。マザーボードにMicroATXのものを使用しているため窮屈になるのは仕方ないのですがここだけが不安でした。

ピクセラ PIX-DT460 ネジ止め
設置できたらしっかりとネジや専用金具で止めておきましょう。

ピクセラ PIX-DT460 取説
なおこの一連の増設手順は日本語のマニュアルで丁寧に解説されているので安心です。

ピクセラ PIX-DT460 アンテナ接続
増設したらアンテナケーブルを接続し、パソコンを起動します。

3.視聴の準備

パソコンが起動したら専用ソフトウェアをインストールします。

ピクセラ PIX-DT460 専用ソフト
ダウンロードされたインストーラーを起動するとこのような画面になります。非常にわかりやすいUIですね。インストールボタンを押しましょう。

ピクセラ PIX-DT460 専用ソフト2
特に何をするまでもなくインストールが完了します。インストール後、自動で起動しないためソフトウェアの一覧やデスクトップからStationTVを起動します。初回起動時にソフトウェア使用許諾書や視聴地域の設定などがありますので各自で行ってください。幾つか設定が終わると「運命の」チャンネルスキャンが始まります。

ピクセラ PIX-DT460 チャンネルスキャン
しっかりと全ての番組が映りました。受信レベルも90前後で家のテレビと相違無い受信レベルです。

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ピクセラ PIX-DT460 ホームネットワーク
ちゃんと受信できることを確認できて安心したらホームネットワークに録画番組を共有する設定ができます。別のパソコンで録画番組が見れる機能なのですが、配信の視聴ソフトが2000円程する(7日間無料)ので難しいところです。

ピクセラ PIX-DT460
手順としてはコンテンツの共有にチェックを入れて相手側から探してもらうだけです。

ピクセラ PIX-DT460
パブリックネットワークの設定でないとファイルの共有ができないため、ここでエラーが出たらネットワークの設定からPCの検出をONにしましょう。

ピクセラ PIX-DT460 ネットワーク設定
こうすることで他のパソコンからも録画を視聴することが出来ます。試しに専用アプリで視聴しましたが高画質でUIも良かったので購入してもいいのですが、スマホからは無料で視聴できるため微妙なところです。

4.視聴してみて思ったこと

ピクセラ PIX-DT460
※著作権を考慮し映像にモザイクを入れております。

約1万5000円のチューナーでどの程度の品質の映像が見れるのか疑問だったのですが、普通にテレビで見るのと画質は殆ど変わりませんでした。チャンネルの切替に3秒ほどかかる点ぐらいしか気になるところは無く視聴面では非常に優秀でした。

ピクセラ PIX-DT460
字幕表示やデータ放送などもちゃんと見ることが出来、データ放送に関してはパソコンのスペックが活きているのかサクサク動きます。

ピクセラ PIX-DT460 2番組
また、2番組同時録画対応なため見たい番組を2つまでキープできます。一応このTVチューナーを2枚刺しすることで4番組同時録画が可能になるそうですが、そこまでみたい番組があるなら全チャンネル録画できるテレビ用レコーダーとかを買ったほうがいいと思います。

ピクセラ PIX-DT460 番組表
それと番組表に余計にチャンネルがあるためお好み番組表機能を使って各チャンネル1つずつの番組表を作ったほうが一覧性に優れるのでおすすめです。

ピクセラ PIX-DT460 お好み番組表
お好み番組表は設定から作れます。他にも色々画像つきで詳しく紹介したいのですが、ピクセラがちゃんとしたPDFマニュアルを配布しているため、わからないことは全てそこで解決すると思います。ページ内リンクなどが多用され非常に見やすいです。むしろ今までPDFでこんなことが出来たのかと思うくらい出来の良いマニュアルです。

ということで使い方はマニュアルに投げたところで使ってみた感想を書いて終わりたいと思います。

まず何よりも無事テレビを視聴することが出来て良かったです。念願の自室テレビが出来ました。画質も問題なかったので快適なテレビライフを過ごせます。録画機能について少し検証してみたのですが、録画予約した状態でスリープにしておくと録画時間の10分前にパソコンが起動しました。ただ液晶は光らなかったので録画のためだけに最低限の構成で起動したんだと思います。録画機能で言えばキーワード録画や深夜アニメ一括録画など条件指定をした自動録画予約にも対応しており、番組表の情報からキーワードを拾ってきているため高精度な自動録画が可能でした。

ピクセラ PIX-DT460
ただ私が一番嬉しかったのは常駐ソフトの一覧にソフトが出てきていて、そこから視聴画面や番組表に飛べることです。ソフトの起動のためにいちいち使っているウィンドウを閉じたりせずにすぐにテレビを出せる為非常に重宝しています。

ピクセラ PIX-DT460
2番目くらいに嬉しいのはスマホからリアルタイムの放送と録画番組の視聴ができることです。これにより布団で寝転がりながらテレビを見ることが出来るので便利です。

ピクセラ PIX-DT460
画質が高画質だとスマホの回線では厳しい面があるのでスマホでの視聴は標準画質がおすすめです。

ということでTVチューナーをパソコンに増設したひらちょんでした。

5.関連リンク

ピクセラ PCIe接続 テレビチューナー PIX-DT460:Amazon

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コメント

  1. ふんぼ より:

    まさかひらちょんさんが自作erだったとは・・・。
    同じ自作erとして、やっぱりグラボが心配ですね。今はまだ大丈夫かもしれませんが、夏場はどうなるのか心配です。
    ちなみに私は、カネがない・置き場所はある・拡張性バンザイということでATXのフルタワーを組みましたが、APUなのでグラボ特に必要ないので、サウンドカードぐらいしか刺してませんw
    TVチューナー検討してみます。(その前に省電力・静音化を考えなくちゃですけど・・・。)

  2. Takaaki Iio より:

    コンポジットからUSBで録画出来る物を持っていますが、なかなか魅力的ですね。
    データをスマホに落としたりできれば、最高ですね!

  3. 11Lの匿名 より:

    私はリビングダイニングで、DVDレコーダーのテレビ映像をビデオキャプチャー経由でWindows 2in1に映して観る事があります。
    コピーガードがあるため録画は出来ませんが、PC画面で視聴することは出来てます。
    食事中に家族と観たいテレビ番組が合わなかった時の苦肉の策でした。

  4. タケル より:

    タブレットやノートPCで自宅にLANがあるならソニーのnasneもオススメです。ボードと違って完全独立型でPCが全部シャットダウンしてあっても録画しといてくれますし、Android(視聴のみ有料アプリ)からもWindows(有料アプリ)からも視聴できたり、外出先から録画予約できたり、簡易的なNASとしても機能します。

    専用アプリはAndroid、Windows共にその他のソニーのDVD録画機とも連携がとれるので、いつもDVDデッキかnasneか、チャンネルの空いてる方で寝室やリビングやお風呂でTV見てます。

  5. あるえふ より:

    ぼくもPC録画ですね。
    プレクス製PX-W3PE(最初に組んだ年代が古いため機器も古い(汗))を使ってWindows Media Center(以下WMC)から制御してます。
    メーカー純正でもWMC用ドライバーを準備してくれてたことも良かったですが、非公・・「ゲフンゲフン」・・な使い方が出来るのが魅力的でした。

    WMC専用赤外線リモコンで操作とかはTVライクだしホームネットワーク共有の環境であれば手軽に別のPCから録画分を視聴できるのもなかなか良いです。

    ただ、WMCでは録画形式が独自でMP4とかより多少大きめとか、Windows 10でWMCが廃止されたためTV録画用PCはWindows 8.1 updateで止めてあるとか・・・。

    p.s.
    冒頭の部分読んで思ったのは「それってまずはブースター使用が先ではないだろうか」と・・・。
    (自宅も実家もアナログ放送の頃からブースター必須の電波状態なのでそう思いました。)