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軽く!安く! Windows タブレットの世界を広げるミニ周辺機器たち(natsuki)

Winタブに合うミニ周辺機器
こんにちは、natsukiです。Windowsタブレットの魅力!それは、高い携帯性を持ちながら、それでいてWindowsはWindowsだということ!小さくても、機能上は通常のデスクトップやノートブックと同じ、「パソコン」としてできないことはない(はず)という無限の可能性。

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でも、これが矛盾でもあります。Windowsとしての機能を十分に活用するには、タブレットのみでは操作性も拡張性も不足しています。そこで、さまざまな「ミニ周辺機器」の出番となるわけです。自分の用途に応じて、こまごまとした周辺機器をそろえる。これもまたWinタブの楽しみです。

今回は、私なりにいろいろと試してそろえた、「携帯性」に特化した周辺機器セットをご紹介させていただきます。

いずれも、8インチタブレットASUSのVivoTab Note 8とあわせて出張や旅行のお供に実際に使っているもので、「コンパクトさ」にかけては自信アリです。タブレット本体と一緒に、ご紹介する機器すべてまとめて、100円ショップで売っている8インチタブレット用ソフトケースに入ります。

写真も、ほとんどを実際に出張先のホテルで撮ったものにして、無駄な臨場感を演出してみました。また、お値段も安価なものばかり。皆様の快適なタブレットライフの参考にしていただければと思います。

なお、こういう「ミニ周辺機器」については、すでに「ワンコイン(税抜き)でWindows タブレットライフをさらに充実させる」「ワンコイン(税抜き500円)でタブレット用品を買い揃えてみた」という記事がありますので、あわせて参考にしていただければと思います。

1.Winタブの世界を広げるミニ周辺機器たち

スタンド

タブレットスタンド
限界までシンプルな構造のスタンド「SODIAL(R)サポートベース 調整可能 ユニバーサル 折り畳み式 グレー iPhone iPad」です。重量10gなり。以下、重さは実測です。

リンク先以外にも、同じものがいろんなところで売られています。リンク先のものは安いですが、到着まで2週間以上かかります。ちなみに、グレーって書いてありますが、写真の通り、届いたのはどう見てもブラックでした。

スタンドは安いものなので使い心地を試すためにあれこれ持っていまして、あげくに自作したりしているのですが、「軽さ」「コンパクトさ」でいえばこいつがダントツです。ただ、床面との角度は固定で、なおかつ実測70度くらいとかなり垂直に近く、快適さのポイントとなる「仰角」がまったく足りていません。そこは、軽くて薄くて安いので我慢。

ちなみに、この製品はかなり小さいので、8インチがジャストサイズです。10.1インチを支えるのはちょっとつらいです。

キーボード

タブレットに合うキーボード
以前に実機レビューもあった「KKmoon 59キー 超薄型 ミニ Bluetoothキーボード」です。重量134gなり。

えーっと、残念ながらこのサイズになると、キーピッチは狭く、英字配列だし、キーがいろいろ足りないし、日本語英語入力切り替えがボタン3つ同時押しな上に押す順序を間違うとメーラーが起動するという、「快適さ」とはほど遠いものとなります。ただし、これは製品のせいではなく、サイズによる制約なのでやむを得ません。
むしろ、このサイズの中では、この製品はかなり頑張っています。

特に、タッチパッド付きなのがありがたい。反応は決して機敏ではないですが、タブレットをスタンドに立てた場合はタッチ操作が非常にしづらいので、これがあるだけでずいぶん助かります。まあ、マウス要らずとはとても言えない精度なので、マウスをカバンに突っ込んでおくかどうかは迷いどころです。

データ通信&充電用USBケーブル

タブレット用データ通信&充電用USBケーブル
近所の100円ショップで買ったものです。重量7gなり。

見た目がほぼ同じでも、「データ通信」ができるものとできないものとがあるので注意です。パッケージをよく読みましょう。また、「データ通信可」と書いてあっても、けっこう相性が激しく、駄目なものはダメです。もちろん、充電もできるので、充電用ケーブルも兼ねてます。

ちなみに、データ通信可のケーブルは、スマホに直結してテザリングもできたりします。スマホにもよるとは思いますが、もっとも原始的な方法なのでたいていの機種はできるんじゃないでしょうか。テザリングには様々な方法がありますが、私の場合はそんなにしょっちゅう使うわけではないので、なんやかんやの設定が要らず、ともかく差し込めばすぐ使えるUSBでの直結を重宝しています。フリーのWi-Fiもずいぶん広まってはいますが、まだまだ「どこでも」って訳にはいきませんからね。

なお、テザリング中はスマホ側が充電モードになり、Winタブの電池残量をスマホが吸っていくのはご愛敬。

カードリーダー

USB接続SDカードリーダー
SDカードリーダー「2in1 カードリーダー USB2.0対応 Micro USB Android・PC 両対応」です。重量6gなり。

タブレットには、普通microSDスロットがありますが、ストレージ代わりのmicroSDカードが差しっぱなしになっている場合も多いですし、デジカメなどはフルサイズSDカードですから、やはりこういうカードリーダーは必要になってきます。

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これも、同じものがいろんなところで売っています。リンク先のは安いですが、到着まで2週間以上かかります。

給電ハブ

USB給電ハブ
これも、すでに実機レビューのある、ハイブリッドワークスの「スマホ・タブレット用 充電可能 OTG3モードスイッチ付き 4ポートハブ HWMT1」です。重量26gなり。

多くのWindowsタブレットの弱点の1つが、microUSBが給電も兼ねていて、「給電しながらUSB接続」ができないということです。

「給電可」というハブでも、よく見ると、「周辺機器に」であって、「本体に」ではない場合も多いので、買うときには注意してください。そして、この製品は、数少ない「本体に」給電しながら使用できるハブの1つです。

ただし、この手の給電系ハブは相性の差がかなり激しく、対応が明記されている製品以外は、本当に給電できるかどうか実際に使ってみるまで分からないのが困ったところです。このHWMT1の場合、切替スイッチによる2種類の給電モードを用意して、少しでも多くの機器に対応できるような工夫がなされています。それでも、無理なものはあります。

実は私が使っているVivoTab Note 8の場合、このハブでも正規の方法では「給電しながらハブを使用する」ことができません。が、接続状態で給電モードを切り替えるという「裏技」で給電可能になりました。あくまで「裏技」なので、すべてのVivoTab Note 8やその他のタブレットでこの技が通用する保証はできません。

自分のタブレットにあった給電ハブは、結局のところ、公式の対応表やネットのレビュー、店頭での試用などで地道に探すしかないようです。

イヤホン

100均のイヤフォン
近所の100円ショップで買ったものです。重量13gなり。

こういう巻き取り式のものが、かさばらなくていいですね。ほかの機器とコードが絡まないというのは重要です。音質とか期待しちゃダメですよ。

タッチペン

タブレット用タッチペン
VivoTab Note 8はデジタイザを搭載しているため、写真は「富士通 スタイラスペン デジタイザペン」です。重量13gなり。デジタイザ搭載機でなければ100円ショップのタッチペンで十分でしょう。

いずれにせよ、Winタブはどうしても細かいタッチが必要になる場面が多いので、タッチペンはあった方が快適です。

2.ケースとちょっとしたDIY

タブレット用ケース
ケースは、近所の100円ショップで買った8インチタブレット用ソフトケース。重量31gなり。今回の周辺機器は、8インチタブレットと一緒に「すべて」この中に入ります。

タブレットケースに仕切り
ただ、ごちゃっと突っ込むと取り出しにくいし、重なってごつごつするので、内側にちょっとした「仕切り」を作ってあげると便利です。単に厚紙を切って入れるだけでもいいですし、私の場合、クリアファイルを使って仕切りを自作しています。作り方は以下のような感じです。仕切り重量21gなり。

タブレットケース 仕切りの作り方

3.まとめ

この記事の周辺機器 総重量
以上、周辺機器を全部合わせて265g。タブレット本体が393g。総重量は、しめて658gなり。なお、単純に足し算した値と異なるのは、うちのはかりが小数点以下を測定できないためです。

今回の紹介は、徹底的に「携帯性」にこだわったもので、ある程度「快適性」を犠牲にしています。それでも、これだけあれば、たいていの事態には対応できます。なにより、旅行の荷物にとって「1つにまとまっている」ということの利便性はかなり大きいものです。

なお、今回は、どうやってもケースに入らないものは省略しました。具体的に、あると明らかに便利なのはマウスとモバイルバッテリーです。ただ、これらはいずれも使用状況によって選択肢の幅が大きく、ここでまとめて記事にすることは到底できないので、あえて採りあげませんでした。

その他、スキャナとかスピーカーとか、最近はあらゆるものにびっくりするほど小型化が進んでいて、面白そうなもが他にもたくさんあります。

WindowsタブレットのandroidやiPadとの決定的な違いは、「パソコン」としての拡張性が圧倒的に広いことです。

周辺機器の存在から、Windowsタブレットの新たな使用法に気付かされることもあります。あるいは、方針を定めて、携帯性を維持しながらハイスペックを追求してみたり、この記事のように徹底して軽量化にこだわってみたりして、いろいろと探しまわるのも楽しいものです。

調べれば調べるほど面白いミニ周辺機器の世界、今回の記事がその入り口になれば幸いです。

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コメント

  1. 匿名 より:

    携帯性に徹底的に拘るのであれば、IS11-BT05という製品もオススメ出来ますよ
    小型ながらタッチパッド付きで、キー数も多く、しかも軽い(75g)という便利な奴です
    難点は、小型でキー数が多い代わりのキーの小ささですね
    通常のキーボードとしての使用は絶望的で、GPD winのキーボードが比較的近い存在ですね
    それでも、小型さ軽さとサイズに対するキー数の多さ、タッチパッドの搭載は利点なので、余裕があれば是非一度どうぞ

    • natsuki より:

      紹介ありがとうございます。
      あ、このタイプも迷ったんですよね。
      写真の見た目は厚みがありそうなので、携帯には向かないかなと思ったのですが、75gって、そんな軽いんですか。
      タッチパッド下の十字キー的な上下左右キーも、ゲームにつかえそうでそそられますね。

      ちなみに、「KKmoon 59キー 超薄型 ミニ Bluetoothキーボード」は、文章を打つというだけならばそこそこ使えます。ある程度の割り切りがあれば、長文もまあ、なんとか。

  2. 匿名 より:

    Nulaxyのタブレット&携帯電話用スタンドってのが凄く便利です。重さが200gもある携帯型のスタンドなので今回の要件にはあわないかもしれませんが1kg近いタブレットでも安定して支えられてかつ5cmぐらい浮かせる事が出来ます。モバイル環境とはいえモニタは少し浮いてるだけで見やすさが全然違います。ぜひ一度お試しあれ。

    • natsuki より:

      ありがとうございます。

      この手のギミックは関節部の支持力がちゃんと持つのかが不安なところですが、1kg近いのもOKとは、かなりしっかりした製品のようですね。

      ちなみに、家で主に使っているスタンドは「iPad Nexus7 タブレットPC スマートフォン対応 折りたたみ式スタンド (ブラック)」です。これは、写真で見た感じより結構大きいので、持ち運びにはあまり適しませんが、見たまんま、必要十分の機能を持っているので。なにより、安いですからね。

      浮いて支えるタイプのスタンドといえば、秋山ファクトリーの猫タブレットスタンドが気になって仕方ない…
      角度調整もできないし、実用性は低いって分かっちゃいるんだけど、こ、このデザインは…